2017年03月02日

お久しぶりのKremer 、、2。

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 昨日に引き続き、Gidon Kremer の話のつづき、、。

 昨日はグラモフォンから出る、ラフマニノフのピアノトリオのついて書きましたが、今日は今年の1月に、敬愛するドイツのECM レーベルから発売されていた、ミエスチラフ・ヴァインべルクのについて書きます。

 Kremer 氏は、以前にも同じレーベルから、二枚組のヴァインべルクの作品をリリースしていますが、今回も2枚組で、室内交響曲第3番、室内交響曲第2番、室内交響曲第1番、ピアノ五重奏曲、室内交響曲第4番というレアな作品集で、室内交響曲1〜3のほうはヴイーンのムジークフェラインのライヴ、それ以外はラトビアの放送局のスタジオでの収録です。

 2015年に収録していて、発売は今年の一月だったわけですが、うっかり私は見落としてしまっていたことになります。ヴァインべルクは一部ではかなり有名な作曲家ですが、わたしはKremer 氏が取り上げるまでは全く知りませんでしたが、それからはいろいろと興味を持って作品の入ったCDを他にも手に入れています。このブログにも度々登場しています→今までのヴァインベルク関連ブログはこちら

 二枚組なので、少し値が張りますが、なんとかお小遣いを工面して、近日中に手に入れたいところです。

 このヴァインべルクという作曲家、とても緻密で、スリリングそして、モダンで、時にアバンギャルドな表情も見せる、とても魅力的な曲を書いている人です。弦楽合奏の素晴らしいアンサンブルも魅力ですが、ピアノ作品はまだほとんど知らないので、とても楽しみです。

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        今咲いている沖縄の桜

 そして、今回ネット上で、もう一つ見つけた私の知らないKremer 盤は、シューベルトのオクテット(八重奏曲)の録音です。八重奏の楽器編成の内訳は、クラリネット1、ファゴット1、ホルン1、ヴァイオリン2、ヴィオラ1、チェロ1、コントラバス1 というもので、これまた、あんまり演奏されることがない曲です。

 でも、こういう曲こそ、録音する意義がありますし、Kremer をはじめ名手が集まってのセッションですから、内容も大いに期待できます。しらべてみたら、これも、今年の1月の」発売なんですね、、。

 しかし全く不思議なのは、http://www.gidonkremer.net/ 公式ホームページに、これらのリリース情報が全く載っていないことです。先日リリースされた、グラモフォンの彼のヴァイオリン協奏曲のコンプリートボックスのことは書いてあるのですが、最初に書いたECM盤や、同じグラモフォンのこのシューベルトのオクテットのアルバムの情報はどこにも書いてありません。

 不思議だな、、、。

 Kremer 氏は本当にシューベルトが好きで、いままでにも珍しい曲をたくさん録音していますが、今回の八重奏曲は、シューベルトが、交響曲として着想した曲らしいのですが、途中から室内楽曲に、編成を変えて完成させたらしいという、いわくつきの曲です。

 それにしても、昨日のラフマニノフ、そして、ヴァインベルクとシューベルトのアルバムを全て手に入れるとなかなかの出費ですが、どれも、見逃せない感じのアルバムで、悩ましいところですが、高齢にもかかわらず、旺盛に録音活動をしている彼の音楽的な好奇心には、いつものことながら、感服します。

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2017年03月01日

お久しぶりのKremer 、、。

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 今日から3月。

 なんとか、グダグダにならずに、コーヒーの話が終わったのですが、今日は久しぶりの」「Gidon Kremer」。

 調べてみたら、今までにこのブログで、40回書いている、ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルの話です。

 東欧のラトビア共和国出身の、彼は、祖国が当時壮大なソ連邦の一部だったため、その教育システムに取り込まれ、モスクワ音楽院をへて、チャイコフスキーコンクール、パガニーニコンクールなどの勝者という、輝かしい経歴をもって、ソ連の演奏家としてデビューしましたが、その後は、西側での活動を主にしている音楽家。

 演奏の完成度、レパートリーの広さ、音楽家としての活動の多彩さ、素晴らしい作品の録音歴など、どれを取っても「現代最高の」という形容詞をつけて差し支えない人なのですが、日本での人気はイマイチなんですよね、、。

 私が彼の演奏に初めて出会ったのは、FMラジオで、ハンガリー国営レーベルから出ていたバルトークのソナタを聴いた、もう、40年近く前。当時はまだまだ一部の人にしか知られていない演奏家でした。

 その彼も先月の27日で、、って、おとといですが、70歳を迎えたそうです。いまのところ元気で活動してくれていて、個人的にはとても嬉しいのですが、もう70歳ということで、なんというか、立派な老人ですし、業界では実力、知名度、キャリアのどれをとっても、「巨匠」といわれる大演奏家になってしまいました。

 そんな彼の、ホームページには、なんにも書いていないのですが、どうやら、今月に彼の新しいアルバムが2枚というか、ツーセットも出るらしいということを、ネットで知りました。

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 一枚は、久しぶりにDG (ドイチェグラモフォン)から、ラフマニノフのピアノトリオ。メンバーは、若手のふたり、Giedr Dirvanauskait(cell)、Daniil Trifonov (p)。いつの間に録音していたのか、、。

 今度なにか、室内楽ものが出るとしたら、日本公演が好評だった、フランスのピアニスト、Lucas Debargue との作品ではないのかと思っていたのですが、、、。しかもこの、ラフマニノフのピアノトリオなんですが、有名な、「悲しみの三重奏曲」だけではなく、メインの曲はピアノ協奏曲の第2番をトリオに編曲したものなんです。
 いつも、ありふれていない曲、、とうか、「そんな曲あったの、、?」というレパートリーを録音して驚かせてくれるKremr ですが、今回もまた、、。

 え、そんな曲知らない、、というか、聴いてみたいな〜っとなって、どれだけのCDを買わされたか、、(笑)。

 もちろん有名な曲も録音していますが、とにかく、これいい曲だと思ったら、なんでも、どんな編成でも録音してしまうので、とにかくたくさんのアルバムが出ていますし、そのほとんどを手に入れたら、もう彼のアルバムが160枚くらいになってしまっていて、置き場所に困っていますよ。

 今回は今書いたアルバムは一枚ものですが、もう一つは2枚組なので、両方手に入れると、3枚なので、またまた場所をとりますね、、。っていうか、随分文章が長くなったんで、続きは明日ですね、、これは。

 実は、最初にかいた様に2種類のアルバムについて書こうとおもっていたのですが、実は私の知らないアルバムがもう一つ見つかったんですよ、、。

 そういうわけで、その2作品については明日のブログで、、。

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2016年10月16日

「久々の Kremerの話。 」

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 今日も沖縄は、かなりの晴天。日差しは秋のきざしがあり、多少弱くなったとはいえ、それなりに強く、最高気温は30℃。 明け方の最低気温は25℃まで下がっているのですが、25℃とか、30℃というのは、本土では夏の気温なのですが、それなりに涼しく感じるから、不思議です。

 ところで、このブログにはカテゴリーと呼ばれる、コーナーと言うか、題材みたいなものがあって、いわゆる「日記」以外に、「最近食べた麺」とか、「エンジニアの独り言」などがありますが、今日は久しぶりにコレまでに39回書いている、「Gidon Kremer」の話を、久しぶりに書きたいと思います。話題自体は、昨日もかきましたが、、。

 何故それを今日は書くのか、、、というと、昨日某所で、テレビをちらっとみていたら、ニュースの映像に、なぜか、日本の空港に到着したGidon Kremerの姿が、、。ニュースの内容をみてみると、「高松宮殿下記念世界文化賞」という賞があって、その受賞式に出席する為に、日本に来たのだそうです。

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 その賞を受賞する、ということは、Gidon KremerのFacebook で見た事がありましたが、それが今月の18日で、まさか、飛行場に彼が到着した模様が、テレビのニュースで、放送されるとは思っていませんでしたので、ちょっと驚きました。

 「高松宮殿下記念世界文化賞」と言うものがどんなものか、ちょっとだけ調べてみましたが、日本美術協会というところが選考する賞で、その選考には6人の国際顧問が携わっているそうです。これまでに、音楽家ではクラシックを中心に、そして、ジャズの分野では、オーネットコールマンや、オスカー・ピーターソンも受賞しているのだそうです。

 あんまりそう言う賞には私は興味が無いのですが、こういう形で、一般の人にGidon Kremerが知られるということは、悪くは無い事でないのか、、とは思います。

 日本において、特に、地方都市においては、Gidon
Kremer の人気と知名度は低く、残念ながら、世界的な評価に比べ、注目度はかなり低いと、いわざろうえません。
 今回の報道で知ったのですが、彼はもう70歳だということで、円熟とか、老成という言葉が似合う年齢になってしまいましたが、まだまだ、元気で、活動を長く続けてもらいたいです。

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2016年07月13日

続くクレーメルの話、、デュバルクも、。

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 昨日は、久しぶりに Gidon Kremer のカテゴリーで、ブログを書きましたが、読み返してみて、4ヶ月近く振りのGidon Kremer のカテゴリーだったのだな、、と思いました。

 Gidon Kremer は特に意識することなく、普段しょっちゅう聴いていますので、記事を書かなかった理由は特にないのですが、昨日書いた様に、先月日本であった、フランス人のピアニスト(Lucas Debargue)とのコンサートは実はとても行きたかったので、行けなくてとても残念でした。

 昨日のブログに書いた、ソロのコンサートに誘ってくれた友人は東京に住んでいるので、聴きにいったらしいのですが、とても面白い演奏会だったそうです。 私の知る限り、二人の演奏のアルバムはまだでていなくて、そう言う意味でも貴重なコンサートだった言えるかもしれません。

 もう随分前の話ですが、クリスチャン・チメルマンとのデュエットでの日本公演というのが、ありましたが、あのチームは一回だけで、その後録音や、再びの公演は実現していない様です。 Kremer がどのような基準で共演相手を決めているのかはわかりませんが、十分なネームバリューと名声がある人ですから、たとえ共演者が無名でも彼のお眼鏡にかなえば、共演、、ということになるのでしょうが、今回の公演は空席がけっこうあったそうで、そう言う意味では、諸々の都合さえ合えば、直前でもチケットがとれただろうし、聴けなかったことはとても残念であったとしか、いいようがありません。

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 それにしても、以前九州公演のとき、東北の震災がらみで、当時まだ無名でしたが、今をときめくピアニストKhatia Buniatishviliのかわりに、巨匠、Valery Afanassiev が来た時もそうですが、日本でのKremer の人気は、今一つというか、客入りの悪さには閉口することがあります。 あのときは、福岡と、熊本の両方の公演に行きましたが、客席が半分も埋まっておらず、「いったいどうしてなんだろう?」と思はざろうえませんでした。

 まあ、客入りが悪くても手を抜く様な演奏家ではないので、一聴衆としてはそれでも良いのですが、タダでさえ質の良い演奏会が少ない地方都市で、またとない良い演奏が聴けるかもしれない良い機会なのに、、と思うのですが、何故かお客がすくない、、。

 話はもどりますが、フランス人のピアニスト(Lucas Debargue)についてですが、YouTube で、宣伝映像を見ましたが、とてもかわった演奏スタイルでした。

 そして、現代ではめずらしく、 Bechstein のピアノを演奏しているのも印象的でした。 音色は独特のくすみ感があり、テクニシャン独特の、派手でブリリアントな感じがしない音で、私が、あんまりピアノ音楽を聴かない理由の一つ、の個性的な音色の人が少ない、、、という現代のピアノ音楽界に一石を投じる演奏家ではないのか、、という感想を持ちました。

 ただ、彼のラヴェルの「夜のガスパール」を聴いていると、もう少し切れ味が欲しい、、と言う気がしないでもない、、と思うのは、現代のピアノ演奏のテクニックに私が毒されているのでしょうか?。

 今後の動向を見守りたいと思います 、、、(´o`;。

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2016年07月12日

クレーメル

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 やっと台風の影響もなくなり、とても強い日差しを久しぶりに感じましたが、それにしても日差しが強い、、。 眩しいというのを通り越して、目に痛い、、という程の、光は、南の島独特のものなのかもしれません。 九州でも、関東と比べて光が強く、南イタリアやスペインのような感じだったのですが、こちらは、それ以上、、サングラスの必要性を感じます。

 夕方少しだけ出かけたのですが、湿度は70%を下回っており、けっこうカラッとして感じました。 コチラの湿度に慣れた、、ということもありますが、気温は30℃を越えていたのですが、風もあり、かいた汗も早めに蒸発する感じで、過ごし易かったです。

 昨日はイザイの無伴奏ソナタの話から、久しぶりに Gidon Kremer の話になりましたが、いつも完璧な演奏をする様な、印象を持たれている様な、ギドンクレーメルですが、昨日書いた様に、私が数年前に聴いた東京の池袋での演奏会では、無謀な事に、一部の第一曲目で、なぜか、バッハのシャコンヌを演奏しました。

 ステージに楽器を持って現れ、拍手を受けるのももどかしく、定位置に着くか着かないか、歩みをとめるかとめないかという感じのところで、いきなり、何かに取り憑かれた様に、シャコンヌの主題を奏で始めました。「随分落ち着き無く弾き始めるものだな、、」と思いましたが、案の定、主題の途中で、大きく音程を外しました。それも比較的長い音価の音符を、、。

 その後はだんだん安定していって、十数分の後、無事演奏は終了して、拍手喝采となったわけですが、冒頭の荒々しい始まり方と、突拍子も無い音程の外し方は、とても印象に残っています。 ここで、私がかきたい事は、音程を外したクレーメルを、馬鹿にしたい、演奏の姿勢を正して欲しい、、ということではなく、なんというか、勢いをつけて、それも一曲目から、失敗も辞さない姿勢で、演奏会に臨む、彼の音楽や、パフォーマンスに対する考え方が、他の演奏家に無いものだな、、ということです。

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 楽譜にかかれたものを、如何にして正確に聴衆に伝えるか、、難しい曲を巨匠らしく、如何に素晴らしい演奏で、聴き手を感動させようか、、という姿勢より、自分の今、その時の感情の発露を大切にし、自分の音楽をメッセージとして、聴衆に伝えるという、ある意味「自分勝手ですらある」やり方で、演奏会に臨むという、一匹狼的な姿勢に彼らしさを強く感じます。

 だれも、バッハのシャコンヌの主題を弾く事に、クレーメルが苦労していないことぐらい知っているわけで、例え間違えたたとしても、世界最高のバイオリニストと言われる、彼の失敗を、ことさらに攻撃しようと言うひとが、あまり居ない、、ということを、知っているのか、全く意識していないのか、、それは解りませんが、私には音程を外した事以上に、彼の強烈な、即物的な表現への執念を強く感じた演奏でした。それと同時に、あんな失敗を、しかも一曲目からするなんて、なんとお茶目な人なんだろうという、「親バカ」ならぬ「ファンバカ」な感想ももっています(ナンダカナ!)。

 その後、数年前に、たまたまマスタリングで行っていた東京で、友人にたまたま誘われて行った彼の、ソロコンサートは、イザイをはじめ、バッハのソナタ、バルトークなど、古今の無伴奏の難曲を軽々と間違い一つなく、自分のスタイルで、演奏して見せてくれました。

 そのコンサートがある事に気付かずにいたことに後悔しましたが、誘ってくれた友人のお陰で、その素晴らしいパフォーマンスを心ゆくまで堪能する事ができました。 恐らくは、その時の演奏は、今まで何度となく聴いた、彼の演奏会のなかでも出色の出来だった、、と言って良い、すばらしいもので、心に深く残っています。

 先月東京や、大阪であった、クレーメルとフランス人ピアニストの、ルカ・ドゥバルグの演奏会に行く事が出来なかったことは、とても残念でしたが、元気で、Kremer 氏が活動していることは本当に嬉しいことです。

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2016年04月04日

Elger のつづき。

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 今日は一日中気温が14〜16℃で、曇りと時々雨と言う感じでしたが、何となく肌寒く感じました。

 昨日は、鄭 京和(チョン・キョンファ)の演奏に依る、Elger の協奏曲は Kremer の演奏と随分テンポが違う、、ということを書きましたが、現在までに、私は、鄭 京和と、Kremer の演奏しか知らなかったので、すこし他の人の演奏を聴いてみました。

 まずは、Yehudi Menuhin 、この方はElger のこの曲を得意にしていた様です。でも最終楽章はそれほど速く無く、18分くらい、、。チョン・キョンファが19分近くありましたので、それほど速くは無いテンポです。まあ、指定は、Alegro molto と書いてある割には、遅い、、と言えるかもしれません。

 次はこの人も、かなりこの曲をよく演奏していた様ですが、Jascha Heifetz 、、。 この人は、どんな曲でもかなり早めのテンポで演奏している、、、と言う印象があります。 Bach の無伴奏なんて、「なんでそんなに慌ててるの?」と感じる程です。 まあ、テクニシャンである、、ということも、早めのテンポで演奏できる理由ではあるのだと思いますが、このElger では、最終楽章は15分くらい、、、。 随分前の二人よりは速いですが、ここで、Kremer の最終楽章の演奏時間を見てみると、、、。
 なんと、13分弱、、、!。 これは速い、、というか、、これが、最終楽章のスリリングさに一役買っていることは間違いありませんね、、。

 なんでも早く弾くHeifetzより早く弾いているなんて、、、。ちょっとビックリしました。

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 でも、考えてみたら、このKremer の演奏ッて、コンクールの本戦の時の演奏なんですよね、、、。 ということは、かなり技術に自身があった、というか、少なからず、審査委員をビックリさせよう、、という意図があったのかもしれません。しかしそれにしても、そんな速度を選ぶなんて、大胆不敵というか、、、。実際演奏は素晴らしいものなのですが、よくオーケストラや指揮者もついてきたものですね、、このテンポに。

 こういう場で、テンポや、演奏の仕方を選ぶのは多分、ソリストなので、これはKremer が指揮者に、「私はこうやりたいので、お願いシマス」というふうに、したのだとおもうのですが、どのぐらいリハーサルをさせてもらえるのでしょうかね、、、?、こういう時ッて、、。

 まだ当時 Kremer は20歳だったと思うのですが、ホント堂々としています。 チャイコフスキーコンクールの実況録音では、Kremerの演奏は素晴らしいのですが、オーケストラはかなり、へなちょこな演奏をしていますが、このエリザベートコンクールのオケは、とても素晴らしい演奏です。

 でもこのとき、なぜか、Kremer 優勝はできないんですよね、、たしか3位。 なんだかな〜。

 こういう挑戦的な演奏姿勢が、審査委員に反感を買った、、ということも、考えられます。 なにしろ、審査委員には、Menuhinn とか、Heifetz もいたと思いますので、、。

 いまでこそ、バカテクの若者は当たり前になってしまいましたが、当時はまだ、こういうタイプの演奏家はまだ珍しかったですからね、、。

 二日も続けて、またまた「ヴァイオリンお宅」の話を書いてしまいました。 やれやれ、、(^^ゞ。

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2016年03月24日

Brahms Violin Sonata

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 花冷えというか、まあ毎年こんな気候だったのでしょうか?、、うすら寒い春の日が、つづいています。

 そんな最近、毎日の様に聴いている音源があります。 まあ、相変わらずのヴァイオリン曲なのですが、、。

 先日ブログに書いた、シベリウスの協奏曲をYouTube で探しているとき、たまたま出て来た、私が前から持っている、Gidon Kremerと Valery Afanassiev の演奏するBrahms Violin Sonata の一番、、。 これをネット上で、久しぶりに聴いたわけですが、何だかいい感じというか、なんか、独特の演奏なんですね。

 二人とも、演奏者としては、一流で、テクニックは当たり前の様に凄腕なのですが、このBrahms に関しては、なんというか、派手さが無い手堅い演奏というか、独特の落ち着きがある演奏なんです。 曲自体が、ソナタと言っても。それほど派手さが無いというか、まあ、たとえば、コンチェルトみたいな、音階の上下とか、重音で、ガガン!とやるところがほとんど無いんですよね、、。

 Valery Afanassievといえば、グールドばりに、ゆっくりとしたテンポで、曲を演奏することでも、有名なひとですが、 Kremer はどちらかというと、有り余るテクニックを駆使して、標準よりは速いテンポで弾ききる、、と言った事が多い印象があります。 でも、ここでは Afanassiev に影響された、、ということは無いと思いますが、実に落ち着いた演奏。

 そして、さらに、二人の演奏する楽器の音が、なんともいえない音色なんですね、、。 Kremer のいつもながらの透明感と繊細さが、更に磨きがかかった感じであり、Afanassiev の音色も、大理石のような、硬質さがあり、かつ、まろやかさがある、独特の陰影があるような美しさで、この二人のお互いの尊敬の念や、Brahms の曲への愛情、共感みたいなものが、とても良い形で、音楽として昇華されている気がします。

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 そういう、独特の静寂感みたいなものを感じる、Brahms Violin Sonata No 1~3 と同時期に録音されたBusoni の Violine Sonata も一緒に聴いているのですが、これも実にいい感じです。

 ちなみに、演奏も素晴らしいのですが、当然仕事柄、録音の状態にも当然気がゆきますが、個人的にはこれまたかなり好きな音です。 響き過ぎず、響かなさすぎない、、小さなホールか、スタジオで録って、あとから少しリヴァーブを足した様な感じの演奏。 最近のクラシックは小編成の、室内楽でも、響きの多い録音が多く、私の趣味では、もう少しリヴァーブが少なくてもいいんじゃない、、?と思う事もしばしばなのですが、この音源は、ちょうど良い響きが、素晴らしい楽器の音色をいい感じに彩っています。

 なんだか、この、少し乾いた感じの音色と、アンビエント、そして、冷静で、簡素な表現方法が、今のうすら寒い、春の気候、温度や、湿度とよく合っているきがして、ついつい何度も繰り返し聴いてしまっています。

 不思議なのですが、以前から持っていて、何度も聴いていたはずなのですが、今回聴いてみて、何故か随分印象が違うんです。 巧く言えないのですが、とにかく、前より好きな感じ、、。

 なんだか、ずっと聴いていたい感じがするんですね、、。

 不思議だな、、、。

 歳のせいか、、、?、、 (⌒0⌒ゞ。

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 九州ローカルの、アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

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2015年10月23日

クレーメルの珍盤

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 今日は久しぶりの(9月22日以来)の Gidon Kremer ネタ、、。

 前にも「クレーメルの珍盤 2」というタイトルで書きましたが、Gidon Kremer氏は、いつも書いていますが、とにかく人のあまりやっていない曲を録音するのが大好きで、私などは、「え〜そんな曲あるの?知らなかったな、、」と思い、随分たくさんのアルバムを買って(買わされて)しまいました。

 彼のお眼鏡にかなう曲は、作曲者の有名無名を問わず、いい曲でありながら、今一つ知られていない曲、とか、ちょっとお茶目な選曲もアリ、アレ程の演奏能力と、知名度、、名声がありながら、常に冒険、挑戦を繰り返して、安直なレパートリーに、安住することなく、曲を選び、コンサート、レコーディングどちらでも、同じ様なアグレッシブな姿勢で活動しています。

 父親がユダヤ系、母親が北欧系、祖父がドイツ系のそれぞれバイオリニストの身内をもつ、彼のホームランゲージは、ラトビア生まれでありながら、ドイツ語なんだそうで、そういういみでは、ドイツ系の音楽が、彼には一番親しみ易いのかもしれません。

 今日取り上げるアルバムは、ドイツ語文化圏のヴイーンの作曲家、Johann Strauss と Joseph Lanner のワルツとポルカ集で、Gidon Kremer氏の作品としてはなかなか珍しい曲集なのではないかと、思います。

 おじいさんが若い時にはウイーンで演奏活動していたこともあるそうなので、もしかしたら、幼い頃に、おじいさんと共に演奏していたレパートリーなのかもしれません。

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 ほとんどの曲が、ヴァイオリン二台と、ヴィオラ、そしてコントラバスという編成で、オーソドックスなクラシックのスタイルでは珍しい編成ですが、この手の音楽を演奏する場合には、よくある編成ではあります。

 メンバーはヴィオラのキム・カシュカシアンをはじめ室内楽の名手達ですが、この様な曲を演奏することは、それほど多くは無いのかもしれません。

 これらの曲は特に大きなアレンジをするというわけでなく、伝統的なワルツやポルカを伝統に則って、演奏しています。ココで演奏している Johann Strauss の曲というのは、ワルツ王のJohann Straussではなく、おとうさんのヨハン・シュトラウス一世のほうの曲です。

 Joseph Lanner は、ヨハン・シュトラウス一世と同時代に生きたヴァイオリン演奏者だったそうですが、ヨハン・シュトラウスに先駆け、ウインナワルツを創始した作曲家と言われていて、ヨハン・シュトラウス一世とは同じ楽団に在籍していたこともあるそうです。

 クレーメル氏は、芸術的な作品や、近、現代の前衛作品を好む一方、お茶目な一面もアリ、演劇や、映画、娯楽演奏される音楽も大好きで、いろいろな楽曲を演奏しています。

 それらは、ただ普段演奏しない曲を、珍しがって演奏するというわけではなく、それらの音楽をしっかり研究して、本格的なスタイルで器用に演奏してみせるので、ビックリさせられます。

 このアルバムでも、ウインナワルツの独特なタメや、唄い回しなどを上手に再現しています。

 クレーメル氏の、名人芸や、超絶的なテクニックを期待して聞くと、肩すかしを食らう音楽ですが、これはこれで、楽しい作品です。

 流通しているジャケットが 2 種類あるようなので、その写真をのせておきます。

 もうすぐ、クレメラータバルティカの公演があり、チケットを手に入れているので、楽しみで〜す ( ^ ^ )/ 。

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CMSレコード主宰、ピアニスト細川正彦の演奏が名古屋大阪であります。
10/23 fri jazz inn Lovely 名古屋 with 小濱安浩 ts、坂本菜々 tb、徳田智史 b、倉田大輔 ds
明後日です!10/25 sun ディアロード 大阪 放出 with 武井 努 ts
10/27 tue 大阪 寝屋川 萱島 OTO屋 with 武井 努 ts


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2015年09月22日

何かが違うと感じる、、?。


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、 昨日は久しぶりの「この一枚」でしたが、今日は、8月14日以来の「Gidon Kremer」、、。

 前回は、Gidon Kremerの新作「
NEW SEASONS」について書きましたが、今日は、久しぶりに聴いた彼のアルバムについて、書きたいと思います。

 お仕事関係の Fさんの車に乗っていた時の事、最近何枚か、彼はGidon Kremer のアルバムを手にいれたらしく、移動中に聴かせてくれました。

 最初は彼がソ連から、西側に移住した頃にオランダのフィリップスに録音した、バッハのパルティータ、、そして、次がドイツグラモフォンで録音した、ピアニスト、アルゲリッチとの、ベートーベンのバイオリンソナタの9番(クロイッエル)と10番、、、。前にこのブログには書きましたが、クレーメルとアルゲリッチの共演盤はたくさんあり、人気もあるのですが、私には今ひとつ内容的に面白くない、、、。

 どこか、わざとらしいというか、自然ではない、というか、、。二人とも有名な演奏家で、ある意味現代を代表するプレーヤーとして、人気があるふたりですが、すこし音楽がちぐはぐな感じが、私にはします。

 アルゲリッチといえば、公私共に自由奔放な、、というイメージがありますが、何故かクレーメルとの共演では、激しさはあるものの、従順というか、とても音楽的に歩み寄った感じ、、。

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 魅力が半減している、、、とは思わないのですが、二人の共演は、1+1= 2以上の成果を感じられない、、というのが、私のこれまでの印象でした。

 ところが、今日車のなかで、聴いた音源はもちろん初めて聴いたわけではないのですが、何故か以前と印象がちがうのです、、。 どうしてかな、、、?。

 この辺が、音楽の面白いところ、、と言っても良いのかもしれませんが、私の場合、音楽の印象が、気分や、体調、環境によって変わる、、ということは、ほとんど無いので、意外な感じがしています。

 彼らは、ベートーベンのバイオリンソナタは、全てレコーディングしており、私はそれらを全て持っていますが、「改めて聴きなおしてみようかな、、」という気持ちになったことは確かです。

 どうしてそうなったのか、、、?という理由は謎なのですが、ちょっとその辺は気になるところですが、考えても結論は出ない気もします、、、。


 ナニか、内面が変化して来たのかな、、、?。

 だとしたら、どんな風に、、、?。

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 二人とも若いですね


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2015年08月14日

最新作


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 ここのところ、グレン・グールドの話が二日連続続いたりして、マニアックな話題が多かったですが、今日は今度はヴァイオリニストギドン・クレーメルの話題、、。

6月30日のブログで少し触れましたが、彼の新しいアルバムが7月に出ていて、最近やっと手に入れましたので、そのことについて、、、。

 最近のKremer 氏は、一つのレコード会社からではなく、毎回いろいろなところから作品を発表していて、2012年にでた、「Homage to Glenn Gould」は Nonesuch、Weinberg の作品集は、ECM、からだったわけですが、今回は、ドイツグラモフォンからのリリースです。

 クラシックの名門レーベル、グラモフォンからは過去にもいろいろ出していますが、ここのところ Kremer 氏は、演奏活動の主眼においているのが、彼の楽団「Kremerata Baltica」で、レコーディングだけ見ていると、ほとんどその他の活動はしていないかの様です。

 実際、「Kremerata Baltica」はとても優秀なアンサンブルで、若手ながら、素晴らしい調和と、刺激的な演奏で、いわゆる、お仕事で雇われているオーケストラやアンサンブルとの活動を嫌うKremer 氏には打ってつけのグループなのかもしれません。

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 今回の作品は、ECMから出た、Bach の無伴奏ヴァイオリンのプロジェクトでも組んだHelmut MühleをSound Producerに迎えています。 彼とは、1990年代初頭から様々なレコード会社の仕事で共同作業しており、おそらKremer 氏は、かなり信頼している、仕事仲間なのではないのかと思います。

 収録されている曲は、

Philip Glass (1937) Violin Concerto No. 2 - The American Four Seasons
Arvo Pärt (1935) Estonian Lullaby
Giya Kancheli (1935)  Ex Contrario
Shigeru Umebayashi (1951) Yumeji's Theme

 というもの、、。 全ての曲が、現存する、現代に生きる作曲家達の作品です。

 ということは、ある意味これは、クラシックの作品ではない、、という事も言えるわけですが、Kancheli の曲では、シタールのドローンをサンプリング音源をキーボードで、演奏することで、再生していますし、チェンバロも、キーボードに依る演奏で行って、アンサンブルの形態も、現代ならではという感じになっています。

 聴いてみた感想は、Philip Glassのコンチェルト第二番は、意外にも、第一番と似た音形が、随所に見られ、続編、あるいは、拡張版という感じの曲でした。 カンチェリの曲は、このアルバムの中では、一番のハイライトと言える曲で、30分近い、壮大な曲。

 期待していた、日本人の作曲家、梅林茂氏の曲は小品で、アンコール的な感じで、収録されていました。なかなか良い曲ですが、この人の他の曲も聴いてみたいですが、どのような経緯で、このアルバムに収録される事になったのか、知りたい気がしますが、ライナーには Kremer 氏の各楽曲への思いは記されています。

 レコード会社がつくった、宣伝ムービーには、ちょっとお芝居がかった、英語のKremer の作品に関するスピーチを聴く事ができます(笑)。

 ドイツグラモフォンというと、黄色い四角いマークが頭に浮かぶ、割と保守的なクラシックのレーベルという印象がありますが、このアルバムは紙ジャケで(あんまし好きじゃない、、)、盤面には緑色のグラフィックが印刷されていたりします。

 Kremer 氏の演奏スタイルは最近のハスキーな音色に磨きがかかり、ジャンル不明の、彼の独特のオリジナルな、アーティキュレーションとボウイングに格調高い輝きが出てきました。

 オーソドックスなヴァイオリン奏法が好きな人には、拒否反応を示す人もいるかもしれませんが、あれが、彼の今を体現する、最適な表現方法なのだと思います。

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GIDON KREMER「
NEW SEASONS」

Philip Glass (1937)

Violin Concerto No. 2 - The American Four Seasons
1. Prologue 01:38
2. Movement I    06:28
3. Song No. 1 04:06
4. Movement II 11:13
5. Song No. 2 02:29
6. Movement III 06:19
7. Song No. 3 02:50
8. Movement IV 06:59


Arvo Pärt (1935)

9. Estonian Lullaby 02:08


Giya Kancheli (1935)

10. Ex Contrario 29:56


Shigeru Umebayashi (1951)

11. Yumeji's Theme 03:25

Sound Producer Helmut Mühle


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2015年07月12日

Kremer のメロディアの音源 旧ソ連の技術


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 昨日書いた元ソ連邦の国営レコード会社「メロディア」のついて、無くなった、、、と書きましたが、どうやら、私企業化されてはいるようですが、会社としては存在しているようです。

 しかし、 Kremer の音源に関して言えば、今はメロディアからは出ていませんし、いまだに行方不明なのでは、、という音源もあります。
 Kremer の膨大な音源のなかでは、ロシア時代の音源はごく初期のもので、数は全体からみると一部ですが、国営レーベルが、当時の世界トップレベルの演奏家を、国家の威信をかけて、収録して、発表していたと思われる音源は、今聴いてもそれなりの価値があると思うのです。

 Kremer がソ連を中心し活動していた期間は1975〜79年の4年位の間、、。ソ連時代にメロディアから出ていたタイトルは、私の記憶をたどって書けば、
 
 バッハの無伴奏パルティータ(ソナタはナシ)、
 ベートーベンのコンチェルト、
 チャイコフスキーのコンチェルト、
 プロコフィエフのソナタ、
 イザイの無伴奏ソナタ、
 シュニトケのショスタコービッチの思い出、
 ロマンティックリサイタル(小品集)、
 シューベルトの庭の千草の主題による変奏曲
 
 の8枚ですが、どういう経路をたどって、出ているのかはわかりませんが、無伴奏のバッハとイザイはメロディアではない、ロシアのレーベルから、今は出ています。

 シューベルトの庭の千草の主題による変奏曲は、韓国のレーベルから以前でていましたが、あの音源は、メロディアの音源ではない様な気がします。 あれは異常にテンポが早く、原盤を今はもっていないので断言できませんが、テイクがちがう気がします。

 ソ連崩壊後、そして、Kremer が世界的に活躍する様になってから、彼のソ連時代のライブや、放送用の音源が、海賊盤のようなかたちで、いろいろなところからリリースされていますが、どれも、メロディアの正式な録音にくらべ、いろいろな意味で、内容は劣っているといわざろうえません。

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 曲自体は後年他のレコード会社から、別の録音で出している音源があるものも多いのですが、ソ連時代のKremer の演奏は独特のストイック感があり、当時彼が使っていた、おじいさんから譲ってもらった名器「ガダニーニ」の音が私は大好きデス。 弓はどんな物を使っていたのだろう、、?。

 例えば、プロコフィエフのソナタはグラモフォンから、アルゲリッチとの共演のアルバムが出ていますが、私には、メロディア盤で共演し、当時来日もしている、ピアニスト、オレグ・マイセンベルクとの演奏の方が、魅力的に感じます。

 メロディアの音源が、廃棄されてしまっているのか、Kremer の意思によって非公開とされているのかはわかりませんが、私としては当時の音源を、再び、現代の良いマスタリングを施して、CDで聴いてみたいと思っています。

 ベートーベンのコンチェルトもアナログ盤から、自分で、CD化しましたが、今はそれが行方不明、、Kremer自身はあの録音にはいろいろと心残りがあるみたいですが、モスクワフィルの優秀なメンバーとともに録音された音源は、独特の静寂感があり、クライスラーのカデンツとともに、とても印象深い演奏だったと記憶しています。

 当時のメロディアレコードの録音機材は、録音機以外はおそらくは真空管メインのオリジナルのセットだったと思うのですが、とても音楽的な音質で、明らかに、当時の西側の最先端のクラシック録音より、優れた音質であったと思います。
 ああいった素晴らしい、アナログ機器とそれをメンテする技術者達は、もうこの世にいないか、旧式の劣ったものと、それを扱う人間として、現代に近づくにつれ、無視されていったのだと思うと、共産主義の崩壊で、失った文化もたくさんあるのだな、、と思います。

 2000年代にはいってから、まさに忘れた頃になって、旧ソ連というか、バルト三国や、チェコなどの国々から、現代に最先端のテクノロジーと組み合わせるべく、真空管を使ったマイクのメーカーが出て来たことは、旧ソ連時代の、機材とそれを調整する技術が、いかに熟達していたかを、証明しているような気がします。

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2015年07月11日

LPからCDへ、、。


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 今日は朝のうちは晴れ間も見えましたが、天気はあまり良くはなかったのですが、気温は30℃を越えて暑かったですね、、、。

 ブログを書きながら音楽を聴く、、ということがいつもではないのですが、今日はちょっと珍しいCDを聴いています。それは何かと言うと、、、。

 時々このブログに登場するバイオリニスト、Gidon Kremer の演奏するチャイコフスキーのバイオリン協奏曲。 と、書くと「なんだいつものクレーメルね、、」と思われるかもしれませんが、今プレイしているのは、大昔に買った、LPレコードから、CDRにしたもの、、。

 このアルバム実は随分前にCD化されてはいるのですが、ソ連邦が崩壊して、国営のレコード会社「メロディア」がなくなってしまってから、手に入らなくなってしまったんです。 一度中古レコード店で、見つけたのですが、買い損ねてしまい、とても後悔しています。

 そこで、もう随分前、、多分10年位前だと思うのですが、自分の家で、レコードプレーヤーで再生して、デジタル化しました。せっかくやるなら、ということで、まず、知人から、音の良いフォノイコライザーを借りて、、。
 フォノイコライザーって、なに?という方の為に簡単に説明すると、レコードを聴くときに必ず通る回路なのですが、市販のオーディオ用のアンプに入っているその回路は部品とかいろいろケチってあって、音質がイマイチなので、その部分だけ専用外付けのカスタムメイドの機械を通して、良い音で、再生しよう、、ということなんですね、、。

 それから、カートリッジはセパレーションの良いものを使って、、。

 アナログの部分はそんな感じで、デジタルの部分は私の専門分野、、。

 某社のマスタリング用のADコンバーターを使って録音しました。 でも、ここからが大変。

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 古いレコードですから、かなりスクラッチノイズがあります。 「このままではちょっと」と思ったので、何時間かかけて、スクラッチを全部とりました。
 たぶん6時間くらいかけて、約300カ所くらいのプッチっというノイズを丁寧に取り、それなりに聴ける様にはしました。それをCDに焼いておいたものが、さっき掃除をしていたら出て来たので、今聴いているわけですが、頑張ってとったノイズでしたが、まだ少しのこっていますね、、。 

 それと、これはスタジオ録音ではなく、チャイコフスキーコンクールの実況録音なので、あまり録音状態が良く無い、、、というのと、オーケストラの演奏があんまり良く無いんですよね、、。 おそらくコンクールですから、同じ曲を何回も演奏させられているのだと思うのですが、演奏が雑なところが多いんです。

 しかし、当時ソ連邦に所属している演奏家だったクレーメルがコンクールに優勝したので、出してしまおうということになったのか、コンクールの本戦の模様が、商品として発売されるって、とても珍しいことだと思うのです。 

 クレーメル自身はあまりこの曲は好きではなく、コンクールの一ヶ月前からこの曲を練習し始めた、と本に書いていますが、演奏は本当に素晴らしいです。 冷静沈着というか、いい意味で、コンクールの緊張感がなく、とても音楽的に唄っています演奏が、、。 これで、オーケストラが良かったら、またCD化されるのかもしれませんが、、、。
 
 念のため、書きますが、こういうLPレコードから、勝手にCDに焼いて鑑賞する、というのは著作権を侵害していますので、個人的に楽しむ以外は、法律で罰されます。

 ちなみに最近しらべたら、どうやら、チャイコフスキコンクールの記念DVDみたいな物が出ていて、この時の演奏がそのDVDに収録されているようです。

 それを買えば、もっといい音で聴けるのかな、、、? (ーー;) 。 作業をしたころはまだそのDVDは出ていなかったっんですがね、。

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2015年06月30日

久しぶりに Kremer

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 今日はなかなか本降りでしたね、、雨、、。

 そんな中、ちょっと本屋さんへ、、。 雨が降っていましたから当然傘をさして行き、お店の前にある傘立てに、、、。 さて、帰ろう、と思って、ドシャブリの中、傘立てを見ると、、、。 「ナイ、、?」、さっき置いたばかりの、自分の傘がないんです、、。 その代わりに、壊れた女物の傘が、、。

 傘が壊れて困っていた人が、私が本屋の店内にいる間に、勝手に自分の傘と交換して持って行ってしまったみたいなんです。 「ヒドい!」ドシャブリですから、傘なしではビショビショになってしまいます。

 かわりに放置されていた傘は、とてもさせる状態ではないもので、ハッキリ言ってゴミ、、。

 要するに「傘泥棒」にあったわけです、、。しかもその盗られた傘は、今日買ったもの、、、。

 何だかな〜、、、、(ーー;) 。

 ここは本当に日本なのか、、?、と思いましたよ!。

 
 さて、気をとりなおして今日はGidon Kremer の話を、、、(;_;)。

 しらべてみるとヴァイオリニスト、Gidon Kremer ネタは3月25日以来でした、、。 3ヶ月振りか〜、、。

 そんでもって、どんな話かというと、、、 Kremerの新作の情報を入手しました。

 恐らくは2012年にリリースされた、The Art of Instrumentation: Homage to Glenn Gould (Nonesuch)とSofia Gubaidulina Canticle of the Sun (ECM) 以来のリリースだと思うのですが、2013年録音の作品が、グラモフォンから7月に出るみたいです。ちなみにNonesuch盤もECM盤も、バルト三国の若い演奏家とともに結成した彼のアンサンブル、Kremerata Balticaとの共演でしたが、今回も同じメンバーによる演奏です。

 演奏曲は、Philip Glassのヴァイオリンコンチェルト第二番やカンチェリ、ペルト、それに日本人の作曲家、梅林茂の曲です。

 Philip Glassは1937年生まれのアメリカの作曲家ですが、ミニマル的な作風で知られる人ですが、Kremerはヴァイオリンコンチェルト第1番をヴイーンフィルとともに以前グラモフォンから出しています。

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 今回録音している第二番の方のコンチェルトは、グラスが2009年に書いた曲だそうで、ヴァイオリンソロと、弦楽合奏と、シンセサイザーの為に書かれているそうです。いったいどんなサウンドなんでしょうか?。

 今回の作品は、2013年の録音だそうですが、このところ、ECM 、Nonesuchと、一つのレーベルに留まることをせず、作品を発表していますが、今回はグラモフォンからということで、またまた違う会社からのリリースになります。

 しかし相変わらず意欲的、、というか、クラシック名曲路線とは全くちがう選曲で、アルバムを出してくるところは、いかにもKremer らしいですが、今回注目すべきは、アルバムの最後に入っている、梅林茂の曲でしょう、、。

 どんな曲なのかは、わたしはほとんど何も知らないのですが、過去にクレーメルが取り上げた日本人の作品というと、ハープの吉野直子と演奏した、宮城道雄の春の海、高橋悠治のInsomnia、ケント・ナガノ、ベルリンドイツ国立交響楽団との武満徹の「ノスタルジア -アンドレイ・タルコフスキーの追憶に」などがありますが、今回のアルバムは、梅林茂を含むすべての作曲家が、現存している、、というところも、Kremer らしさである、と思います。

 メインの曲である、Philip Glassのコンチェルトは The American Four Seasons という副題がついていて、ヴィヴァルディの四季を意識して着想された曲らしいです。クラシックのレコード会社、グラモフォンがシンセサイザーの音をどのように録音しているのか、、ということも、私としては気になるところです。

 今から楽しみですな、、、(^ν^) 。

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CMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦の、ピアノトリオの演奏が熊本であります。
7月3日(金) 「Jazz innおくら 」 熊本市南坪井1-12 096-325-9209
メンバー 濱本銘二(el-b) 木村好来(ds)



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2015年03月25日

暗譜

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 今日はなんだかボーッとしています、、、。 なんでかな、?、、秘密、、(^^;; 。

 ブログ書きのBGMは珍しくFM放送の音楽番組で、シューマンのピアノ曲、交響的練習曲が流れています。 

 この曲は以前、仕事で、ロシアから来た、ピアニスト、 Pavel Nersessian(パーベル・ネルセシアン)のコンサートをCD用に実況録音したことがあり、とても長大な曲ですが、親しみがあります。

 それにしても、こういう30分以上もある曲を楽譜を見ないで演奏するということは、それを覚えなければならない訳ですが、どの位の労力が必要なんだろうか、、、?、という事を考えます。

 ベツに、コンサートでは楽譜を見ないで演奏しなければならない、、という決まりがあるわけではありませんが、多くの演奏家が、曲を暗譜(暗記して覚えること)して、コンサートに臨んでいます。

 私は演奏家ではないのでよくわかりませんが、恐らくは、覚えた方が都合が良い、というところもあるのだと思うのですが、あんまり長い曲だと、覚えるのが大変ですし、この交響的練習曲のように、比較的短い曲が変奏曲として続いていると、楽章の順番を間違えて演奏したりしないものか、、と心配になります。

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 理由はわかりませんが、ソロ(独奏)ではなく、アンサンブル、伴奏の場合、ピアニストはほとんどの場合必ず暗譜ではなく、楽譜を見て演奏しています。 練習のときなら、何曲目の何小節目から、、、みたいなリハーサルの仕方をするので、楽譜が有った方が、すすめやすいと思うのですが、、、。

 伴奏ではなく、ソロとか、伴奏を従えての、独奏の場合、ほとんど全ての奏者がステージ上では楽譜を置かずに演奏していますが、このブログに良く登場するヴァイオリニスト、Gidon Kremer の場合、必ずと言って良い程、楽譜を置いて演奏しています。

 記録映像でもそうですし、私自身何度もコンサートで、生のKremer の姿に触れていますが、必ずと言って良い程楽譜をおいて、それを見て演奏しています。 優秀な演奏家、世界で活躍しているKremer ですが、なぜ他の人がするように、暗譜で演奏しないのか、、。 インタビューなども良く読みますが、それについて触れた記事はまだ見た事はありません。

 そういえば、Kremerはバッハの無伴奏のヴィデオがでていますが、そこで見る事ができる映像では楽譜はなしでやっています。

 オーケストラをバックに演奏する場合はオーケストラも指揮者ももちろん楽譜を見て演奏していますが、Kremer は映像や写真でみると、必ず楽譜を見ています。 コンチェルトでソリストで楽譜を見ながら演奏する人はほとんど見た事はありませんが、これも珍しいことですね、、。

 今日は久しぶりにKremerの話になったので、このブログは、Gidon Kremer のカテゴリーという事にしましょう、、(笑)。

 調べたら、去年の8月以来のクレーメルネタですね、、。

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2014年08月13日

おひさしぶりの、、、。

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 きのうは、Gidon Kremer が演奏する、Vasks という作曲家つくった Concerto Pour Violon "Distant Light"という曲を聴きながら、ブログを書いていました。 

 きょうはまたKremer で、Tchaikovsky の Piano Trio A-Moll, Op. 50,が入っているアルバムの冒頭にはいっている、Victor Kissine というロシアの作曲家の The Mirrorという作品をききながらブログを書いています。
 このアルバムは2012年に出たもので、Kremer とまだ若い演奏者、Giedre Dirvanauskaite(cell), Khatia Buniatishvili(p)、、、この二人、とても優秀な素晴らしい演奏家なのですが、、とにかく名前が覚えられない、、、(e_e) 。

 チェロのディルバナウスカイテ、、、という人の名前、パソコンの変換で、一発ででるわけもなく、入力するだけでも大変、、(ーー;) 。このディルバナウスカイテという文字だけで、名字なんですから、、長いけど、、。ピアノの人も、ブニアティシビリ、、、って、舌噛みそうです。

 思うんですが、こういう名前って、無理にカタカナで書こうとするから、書きにくいし、覚えられないんだと思うんです。エストニアとか、リトアニアの出身の音楽家らしいのですが、ローマ字のママのほうが、覚え易い気がするんです、、、。

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 Jazz のアルバムでも、近年良く見る、東ヨーロッパの国の人の名前って、覚えにくいですよね、、。 お恥ずかしいことですが、極端な話を言えば、みんな同じに見える、、(^_^;) 。 これってその方達には失礼なことですが、ホント覚えられない、、。 まあ、日本人の名前も、外国に行ったら、あちらの人達にとっては、そんな感じだとは思うのですが、、。

 そうこうするうちに、曲はVictor Kissineから、Tchaikovskyに変わっていますが、この「偉大な芸術家の思い出に、、」の演奏なんですが、Kremer はアルゲリッチとマイスキーとも演奏しているアルバムがあるのですが、私は、圧倒的に、コチラの演奏、今日聴いているアルバムの方が好きです。

 アルゲリッチとマイスキーと演奏しているアルバムは、日本での演奏で、グラモフォンからでていますが、私にとっては、とにかく演奏が長く感じる、、、。

 ハッキリ言って、退屈な感じがするんです、、。 あまり好きでないので、ずーっと聴いていませんが、近いうち久しぶりに聴いてみましょうか、、どこが、私にとってつまらないのか、、、。そんな事確認するヒマがあったら、もっと有意義な事した方が良いかもしれませんが、、、。

 ちなみに、冒頭に入っていた現在も生きているロシアの作曲家、Victor Kissineの作品集をKremer は発表していて、2012に発表しているということで、これまだ、手に入れていないので、欲しいな、、と思っています。

 今日は久しぶりのクレーメルのカテゴリーにしておきましょう。

 しかしKremer も共演している方達も、いつ聴いても、素晴らしい!!。

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2014年05月04日

久しぶりに新譜を購入

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 久しぶりに、クレーメル氏の新譜を購入しました。
 
 今年の2月には発売されていたのですが、もう5月になってしまいましたから、ファンとしては失格かもしれませんね、、,
、(^^ゞ 。

 今回は、Mieczysław Wajnberg=ミェチスワフ・ヴァインベルク(我々日本人には覚えにくい名前ですね)という作曲家の作品集で、2枚組です。 いつもながらのことですが、あまり知られていない作曲家 を取り上げて演奏し、紹介してくれるクレーメル氏の演奏活動のおかげで、たくさんの未知の音楽と出会うことができましたが、今回も、私にとっては、初めての作曲家です。

 調べてみたら、この人は1996年までは生きていた人で、死後にヨーロッパで再評価され、良く演奏される様になったのだそうです。優秀な音楽家が、生前はあまりスポットを浴びること無く、その死後に注目されるということは、よくあることですが、それはとても皮肉なことですよね、、。 作曲家は死んでも、作品はこの世に残る、、、ということは、作品の尊さを感じさせてくれるとともに、この世の無情さも感じさせられますよね、、、、(ーー;) 。

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 ミェチスワフ・ヴァインベルクの曲は、クレーメル氏以前にも、いろいろな演奏家によって録音されている様ですし、私が不勉強だったのかもしれませんが、一昨年にクレーメル氏の来日公演で演奏された、このアルバムにも収録されている弦楽オーケストラの為の交響曲第10番は、日本初演だったそうなので、レアな作曲家であることには違いないようですね、、、^_^; 。

 彼の作風は、ポーランド生まれ、後にナチスから逃れるためロシアに移住しているという経歴が現す様に、当時の東ヨーロッパの音楽の特徴を持っている一方、独特のメロディーセンスがあり、本人はピアニストであったらしいのですが、弦楽合奏においてとても豊かな表現を用いています。その辺が、クレーメル氏の琴線にふれ、このアルバムのリリースへとつながったのかも知れません。

 アルバムのブックレットには、クレーメル氏自身のコメントが一切載っていないので、彼が一体どのような意志を持ってこれらの曲に取り組んだのかということはわかりませんが、クレーメル氏とクレメラータバルティカの演奏はいつもの様に冴えた光を放った、魅力的な演奏をしています。

 録音の音質は、独特のモノクローム感というか、地味な音はしていますが、クオリティーはけして低いものではありません。ホールで聴いた音そのままという感じがします。

 初めての曲を聴くと、最初から全てを理解することができないこともしばしばあり、何度か聴いて少しずつわかってくるということもよくあります。 このCDに入っている曲は、いままでに通して2 回ききましたが、様々な興味深い瞬間がたくさんあり、もっともっと繰り返し聴いて楽しみたい、という感じで楽しみです 〜 ( ^ ^ )/ 。

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Gidon Kremer
Kremerata Baltica
Mieczysław Weinberg

Gidon Kremer violin, concertmaster
Kremerata Baltica
Daniil Trifonov piano
Daniil Grishin viola
Giedrė Dirvanauskaitė violoncello
Danielis Rubinas double bass

CD 1
Sonata No. 3 op. 126 (1979)
Trio op. 48 (1950)
Sonatina op. 46 (1949)

CD 2
Concertino op. 42 (1948)
Symphony No. 10 op. 98 (1968)


Recorded November 2012 and July 2013

ECM New Series 2368-69


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2014年04月20日

Kremer のマジック

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 昨日はKremerのことについて、3月以来、今年2回目の投稿をしました。

 昨日書いたこと、Kremer の魅力というか、私の好きなところ、、といったことを書いたわけですが、そのことを感じるか、感じないかで、Kremer の音楽の聴き方は随分違うと思うんです。 私が思うに、欧米に比べ、Kremer 氏の人気が今一つな我が国での彼の評価のされかたというものが、そのへんと関係ある様な気もします。

 世界中のほとんどの演奏家は、例えば、きのう書いたBach の無伴奏ヴァイオリンパルティータのような、いわゆる難曲を演奏する場合、演奏することで、精一杯というか、技術的にかなりの修練を要求されるので、とても苦しい立場に追い込まれると同時に、過去の名演奏家の演奏を少なからず意識しての演奏ということになるのだと思います。
 その点、Kremer氏の場合、そもそも、演奏することに対する考え方というものが、ほとんどの演奏家とはどうも違うようなところがあります。

 以前コンサートのプログラムによせた、彼の書いた文章に、「どんなに優れた演奏でも、それと似た演奏を自分がするということには、全く興味がない」という意味のことをかいていました。 私が思うに、彼が自分の演奏スタイルというものを考えた時、音色、技術、テンポや、アーティキュレーションなど様々な音楽的な要素をすべて、自分らしいやり方で、表現するということを、一番に考えながら、訓練したり、演奏活動を行ってきたのではないか、、と思うのです。

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 そのことの根拠として、彼の演奏は、モスクワ音楽院で師事していた、ダヴィッド・オイストラフとあまりにも似ていない、、という点は見逃すわけにはいきません。同時期に、同じくモスクワ音楽院でロストロ・ポーヴィッチに習っていたKremerと同じラトヴィア出身のチェロのマイスキーが、あまりにも師匠と似た演奏スタイルであるということと、そのことは対照的ですらあります。

 マイスキーの場合、失礼ながら、いわば完全にポーヴィッチのコピーと言っても差し支えない演奏で、厳しいことを言えば、個性というものが全く感じられないのに対して、Kremer の我が道を行く、、、というポリシーは、彼にとっては当たり前なのかもしれませんが、特筆すべき点でありますし、彼の著書のなかで、師のオイストラフは、「可能なかぎり生徒の個性を尊重してくれた、、」という著述があるとおり、そのような恵まれた環境のなかで、Kremer 氏は自分のキャリアを着々と積んでいったのかもしれません。

 ことクラシック音楽に関して、我が国の音楽ファンは超が付く程の保守派で、Kremer が世界的に活動する前に早々と我が国でした演奏に対して、一部の専門家をのぞいて、おおむね冷ややかな反応だったということを、私は昨日のことの様に覚えています。 

 いまから20数年前に行われた、ピアノのアファナシェフとKremerの東京新宿で行われたリサイタルは、わずか数十人の聴衆しかおらず、舞台に登場した彼らが、さすがに客の少なさを見て、落胆の表情をうかべていたことをわたしは忘れてはいませんが、その環境で、かれらは、それを跳ね返すかの様に、フランクや、ショスタコーヴィッチのソナタの、火の出る様な熱演で、私を圧倒させてくれたことも、ハッキリおぼえています。

 Kremer氏は私にとって、昔から、いつもとちがう、何かの非日常空間に連れて行ってくれるマジックの様な力をもった演奏家であり続けてくれています。

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 来週水曜から、べースデュオシリーズ第二弾、中島教秀、細川正彦 Duo「Duologue」の発売記念ツアー vol.2 関西の部があります。

広島 4月23日(水)サテンドール 中区堀川町1-16 082-241-0693
鳥取 4月24日(木)すし銀 鳥取市弥生町281-3 0857-27-4593
岐阜 4月25日(金)アイランド・カフェ 岐阜市一日市場北3-7 058-213-7505
福井 4月26日(土)マロンパラダイス 坂井市春江町江留上昭和139 0776-51-6800
奈良 4月27日(日)ミセスK 奈良市法蓮町632-2 デュエット山末ビル2階 0742-23-0789
徳島 4月28日(月)ジャズ・クラブ Jun 徳島市籠屋町1-16 088-655-0303
大阪 4月29日(火祝)ガス灯(我巣灯) 大阪府豊中市本町4-2-57 06-6848-3608


それと、ツアー番外編として、名古屋の素晴らしい演奏家の皆さんとのセッションがあります。詳細は以下に。

4月30日(水)20:00〜
キャバレロクラブ 名古屋市東区東桜2-15-28 小島ビル1F 奥 052-931-0914
細川正彦 Session 小濱安浩(ts)加藤雅史 (b)倉田大輔(ds)細川正彦 (p)


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2014年04月19日

すこしだけ

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 今日はすこしだけ、まったりしました。 のんびり、して、リラックス、、、>^_^< 。 

 天気は午前中だけ晴れてあとは曇り、,夕方にはすこし雨も降りましたが、気分的にのんびりできると、天気に関係なく和みます。 こんな日は、ごろんと横になりながら、G Kremer を、、、。

 久しぶりに Bach の無伴奏ヴァイオリン、ソナタとパルティータを聴きました。 表面的には、けして甘ったるく無い、時に激しささえある演奏ですが、何故かその音が、耳から脳へ浸透して、不思議なリラックス状態になります。 良く出来た組曲、長い時間を経て、現代に伝わった、数百年前の曲ですが、Kremer の手にかかると、どうしてなのか、小川のせせらぎのような、、、森の中で聞く鳥のさえずりのように、その音響は頭の中にアルファー波を発生させる様な気がしてきます。

 彼の演奏は、音楽を楽しませ、味わう、、、、Bach の作曲した音楽の世界を、間違いなく再現する、極めて巧みな演奏でありながら、堅苦しさや、息の詰まる様な、感じを与える、名人芸ではなく、どこか自然音に近い音場や、表情、というものを、私に感じさせます。

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 甘い音色、ゆるい感覚の表現、過度に歌うという感覚もなく、そうかと言って、冷静過ぎもせず、ましてぎすぎすとした、難曲を演奏する演奏家が陥り易い、いっぱいいっぱいの、ギリギリな感じもなく、、作品に真っ正面から立ち向かいながらも、曲にけして凌駕されるわけでもなく、曲を演奏することに、これほどまでに長けているにも関わらず,自身の「唄」を捨てることなく、曲と、付かず離れずの関係を保ちながら、存在している G Kremer という人の,音楽家としてのあり方は、従来のクラシック演奏家の存在の仕方とは、大きく異なるものを感じます。

 そんな少し理屈っぽいことは、いま文章を書いているから、考えているだけで、その音に身をまかせているときは、おぼろげながら残っている、子宮の羊水のなかに漂っている記憶のような、安堵感や、期待感のような、根源的な、リラックス感に身をまかせる、至福の時なわけで、この感覚を彼の音楽から感じる様になったら、ただ音楽を聴き、楽しむ以上の悦楽感を得ることができているということになるのだと思います。

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2014年03月16日

Gidon Kremer Béla Bartók Sonata For Violin And Piano No1 and 2.

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 今日は久々の、今年はじめて、去年の12月26日以来の「ギドン・クレーメル」のカテゴリー。
 
 このブログ、他に「この一枚」という、カテゴリーもあって、そちらで、書こうかとも思ったのですが、、。 まだ今年一回もギドン・クレーメル・ネタを書いていなかったので、「ギドン・クレーメル」のカテゴリーにしました、、(^_^;) 。

 私とクレーメルの音楽の出会いはもう40年近く前、FM放送で、オンエアされた、彼のアルバムを偶然に聞いたことから始まりました。たまたまラジオのスイッチを入れると、ヴァイオリンとピアノの音、、。今までに一回も聞いたことがない曲でした。

 不思議な張りつめた世界を感じさせる音楽。 いったい、何と言う曲だろう、、、と思いました。偶然にもそれをカセットで録音していました。当時はよく、ラジオを、それといって目的も無く録音していたものでした。 曲が終わったとたん、アナウンサーが、バルトークのヴァイオリン・ソナタ第一番の第二楽章、演奏は、ヴァイオリンがギドン・クレーメル、ピアノがユーリー・スミルノフ、、と言いました。
 バルトークの名前は知っていましたが、演奏者の名前は始めて聞く名前でした。 アナウンサーはその時クレーメルを、ソビエトのヴァイオリニストと言っていました。 とにかく、何かに取り憑かれた様に、その音楽に耳をうばわれました。

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 それからすぐ、そのアルバムを調べ、購入しました。ラジオできいたのは、一番の第二楽章でしたが、LPには、ソナタの第1番と2番が収録されていました。見慣れないレーベル名、フンガロトン、ハンガリーの国営レコード会社でした。 

 何故、ロシアのバイオリニストが、ハンガリーのレコード会社からアルバムを出すのだろう、、?、とも思いましたが、そのときはそれほど気にはしませんでした。 当時はまだクレーメルの生まれた、バルト三国のひとつ、ラトビアは、広大なソ連邦の一部で、イディオロギー的にはソ連の一部ということになっていた、ということは、随分後になって知りました。

 収録されている演奏は、何か、即興的というか、とても自然な流れで、音楽が自然に出て来る感じ、、。 後に、他の人でこの曲を聞きましたが、全く違う感じの演奏で、もしかして違う曲、、?では無いかと思う程でした。 その後、クレーメルは有名なピアニスト、アルゲリッチとも演奏していますが、その演奏は、最初にきいたフンガロトンの演奏に比べ、それ程良いとは思いません。

 このアルバムは、その後、CDで、フンガロトンのハンガリー盤を買いましたが、CDでも演奏も録音もとても素晴らしいと思いました。かつて、ハンガリーにいったとき、ブダペストで、CDを探したのですが、手に入らず(CDそのものがあまり売っていない ^_^;)、偶然に、東京の輸入レコード店で見つけました。

 今ちょっとこれは手に入りにくいのみたいですが、是非聴いて頂きたいと思う演奏です。クレーメルが苦手な人でも、好きになるかも、、、ですよ、、 ( ̄▽ ̄)/ 。

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2013年12月26日

年末のクレーメル

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 このブログのカテゴリーで「この一枚」とならんで、最多の回数の投稿をしているカテゴリー「Gidon Kremer」。 

 勝手に書くブログということで、私、CMSレコードエンジニア、小宮山英一郎がいろいろ書いていますが、今日は、カテゴリー・クレーメルについての、今年の総括をしておきたいな〜と思っています。

 私の個人的な趣味で、ひたすら書いているクレーメルネタ、、。このブログをご覧になっている方には、もうおなじみになっているかも知れません。

 ヨーロッパのバルト三国、ラトビアに生まれ、ヴァイオリニストの両親のもと、いわゆるクラシックの音楽教育を受けて育ったクレーメル氏ですが、モスクワ音楽院→チャイコフスキーコンクール優勝、パガニーニコンクール優勝という経歴を持ちながら、従来の演奏家としての活動に飽き足らず、独自の活動を継続しておこなっています。 いわゆるクラシックの名曲、ソナタ、協奏曲をコンサートで演奏するという活動は彼の音楽活動のほんの一部でしかありません。

 自分の良いと信じる音楽を、良いと信じる共演者とだけ演奏する、そして、それを、自分の信じるスタッフとの共同作業で、録音して、作品として仕上げてゆく、、。

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 商業的な企画による、録音やコンサートを拒絶しながらも、圧倒的なパフォーマンスで、多くの聴衆を獲得している、音楽史上まれに見る、演奏家であると同時に、様々な示唆に富んだ、先鋭的な音楽家ということができるでしょう。
 その活動は、私の様に音楽に関わる仕事をしている者にとって、常に注目に値するモノと言って良いでしょう。

 そのユニークな活動の一つに、未知の作品に積極的に取り組む姿勢があり、様々な有名無名を問わない現代の作曲家の作品を演奏し、録音し、多くの人達の耳に届けたということは、彼の大きな功績の一つと言えます。

 60代半ばの年齢、いままでに、150枚以上のアルバムをリリースしているという点でも、いままでの多くの巨匠演奏家とは大きく異なるタイプの演奏家といえるでしょう。

 いわゆるクラシックの名曲ばかりを演奏、録音していたのでは、5〜60枚も出せば録音する曲が無くなってしまいますが、、何しろ彼の膨大なレパトリーは、現存する作家の作品もたくさん入っているので、これからも、新曲が出てくる可能性があるのです。
 既存の曲の、現代の編曲家によるすぐれた編曲版というカテゴリーも彼のレパートリーにはたくさんあります。

 来年も、クレーメルの活動から目を離さず、いろいろな作品や、彼の魅力をこのブログで紹介してゆきたいと思っています。


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 おっと今日は今年最後の木曜日、、、。そら君の日でした。かなりスゴい顔してます。今日のそら君、、、 ( ^ ^ )/ 。

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2013年12月10日

Elgar Violin Concert

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 ギドン・クレーメルのいろいろについて書いているこのブログ、、、。このカテゴリーでは22回目の投稿になりますね、、。一年間で 22回という事は、月に2度とはいきませんが、相当の頻度で書いていることになりますね、、。

 いつもは、クレーメルの音楽性について、または、アルバムに関連した話が多いですが、今日は少し目先をかえて、YouTubeに投稿されている音源について、書きたいと思います。

 それはイギリスの作曲家、エルガ−のヴァイオリン協奏曲の音源です。エルガーは1800年代半ばに生まれた作曲家で、リヒャルト・シュトラウスとほぼ同じ時代の人ですが、世間では「威風堂々」、「愛の挨拶」など、小品が有名ですが、一般的にはあまり、その他の曲はそれほど知られていません。
 
 実を言うと、私もほとんど彼の作品を知らず、いったいどういう経歴の持ち主なのか、知りませんでした。それが、YouTubeで、クレーメル氏演奏の音源、Violin Concert を聴いて、ビックリ、とても素晴らしい曲で、別に、前記した有名曲が、悪い曲ではないのですが、俄然,エルガーという作曲家に興味がわきました。再生回数も一万回近くです。

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 私がこの音源を聴いたのが2012年、録音は1967年だそうで、クレーメル20歳の時、、これは恐らく一番古いクレーメルの音源だと思います。そしてこれはどうやら、ベルギーのエリザベートコンクールの時の模様を収めたモノらしいということがわかりました。

 ネット上をいろいろ調べてみると、この演奏は恐らくはコンクールの本戦での演奏、演奏があまり評価されなくて、3位に終わったということらしく、公にされているコンンクールの結果は若き日のクレーメルは、3位に甘んじているという事だそうですが、私はこの演奏はとても素晴らしい演奏だと思います。 この後クレーメル氏は、チャイコフスキーコンクールで優勝しますが、その時のモスクワ国立交響楽団より、このベルギー国立管弦楽団、ルネ・デュフォッセ(指揮)の方が、数段良い演奏をしています(曲は違いますが)


 エルガーという作曲家について調べてみると、初めて知ったのですが、作曲は独学ながら、ヴァイオリニストだったそうで、それならば、このヴァイオリンコンチェルトには、相当な思い入れがあったはずです。もしかして、クレーメルはこんな若い頃から、今ひとつ内容10-7.jpgの割りに有名でない曲を取り上げるのがすきだったのか、、と思いましたが、メニューインの演奏のレコード聴いてこの曲を好きになった、、という情報も,ネット上にはありますが、もしそうだとすると、当時審査員にはメニューインがいたわけで、相当な自信があったのでしょうか、、? 
 意外にも、このコンチェルトの録音は本当に少なく、一枚某レーベルのアルバムを買ってみたのですが、かなり厳しい演奏で、がっかりしました、、。クレーメル氏は正式に録音してくれないんでしょうか、、?

 YouTubeの音源は明らかにスクラッチノイズが入っているので、レコード盤の音源をもとにしているのだと思いますが、今回調べてゆくうち、CDが存在している事がわかりました。それは、エリザベート・コンクールのライヴとして75周年記念の4枚組のアルバムだそうで、過去のいろいろな、本選の模様が収められている様で、昨年リリースされていました。欲しいな〜、、、。



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2013年11月28日

クレーメルの珍盤

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 今日はGidon Kremer ネタ、、。 2週間ぶりになりますね、、前回は珍しい彼のフランスもののアルバムでしたが、今回もフランスものを中心にしたアルバムを取り上げてみたいと思います。

 実はこのアルバムの中に入った音源と同じ頃録音された、フィリップスの音源を抜粋した何種類かのオムニバス盤が存在しますが、今回はそのなかの一つを取り上げています。おそらくこれはオリジナルの盤だと思うのですが、よくわかりません。

 このアルバム、ヴァイオリンとピアノ伴奏の曲を中心に収録されていますが、ピアノ伴奏は、当時のクレーメルの妻、エレナ・バシュキローバという人がしています。

 いきなりこんな話題で申し訳ないのですが、クレーメル氏が何回結婚しているのかは、さだかではありませんが、 ここでピアノを弾いている人は、当時のクレーメル氏の奥さんではありますが、いまはそうではなく、指揮者のバレンボイム氏の妻になっているそうです。

 この演奏を聴く限り、とても仲良く楽しそうに演奏していますし(ジャケットの写真でも楽しそう、、)、実際とても素晴らしい演奏をしています。全てがフランスものではありませんが、例によって、珍しい曲が多く、このアルバムで、初めて私が知った曲もあり、なかなか興味深いアルバムです。

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 最初のラヴェルのソナタ(遺作)は正式には遺作ではなく、作曲家の死後、発見された作品だそうで、出版の時、商業的な理由で、「遺作」というタイトルがつけられた曲だそうですが、私は好きな曲ですね、、。

 次のストラヴィンスキーの曲も珍しい曲。いわゆる新古典主義と言われている様な作風で、牧歌的だったり、いろいろ無国籍、、。モダンでありながら、激しすぎず、謎すぎず、楽しんで聴ける曲です。
 その次の曲「春」はダリウス・ミヨーの作品ですが、本当に春の暖かい日差しがさしてくるような、ほのぼのとした透明感のある曲で、私は大好きです。調べてみるとミヨーは春というタイトルで、無数の曲を書いていて、春と言う題材に余程の愛着があった様です。

 最後に入っているプロコフィエフの無伴奏ソナタも珍しい曲ですが、このアルバムの他の曲と同様、知名度と反比例するかの様に優れた曲です。 いつも書いていることですが、ホントに隠れた名曲を探して来るのが上手な人だなと、感心しますし、良い曲をこの世に少しでも知らしめようと言う意志を感じます。

 有名な演奏家にも関わらず、大曲のみをレパートリーとせず、どんな小品にも真剣に取り組む姿に、ある意味、「音楽家の鑑」というようなすばらしさを感じます。

 変わった素材を扱っても、けして「ナンチャって」にならないというところがスゴい!、、、と私は思います。

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Sonata Posthume for Violin and Piano by Maurice Ravel
Duo concertant for Violin and Piano by Igor Stravinsky
Le printemps I for Piano, Op. 25 by Darius Milhaud
Sonata for Violin solo in D major, Op. 115 by Sergei Prokofiev
Performer:  Gidon Kremer (Violin), Elena Bashkirova (Piano)
Recorded 1980 PHCP-20295

■ お知らせ
 好評のべースデュオシリーズ第二弾「Duologue」中島教秀、細川正彦Duo CD発売記念ツアーVol.1。
 関西から、ベーシスト中島教秀さんを迎えて九州内5カ所で行います。九州ではなかなか聞けない、名手の演奏を、お近くの方は是非おいで下さい。9/10火曜にもう一カ所演奏会場がふえました。お近くに方は是非!!

12/2Mon 熊本 おくら
/ 3 Tue 熊本 エスキーナ・コパ
  / 7 Sat 佐賀 シネマテーク
/ 8 Sun 小倉 Big Band
/ 9 Mon 福岡 New Combo
/ 10 Tue 朝倉 ギャラリーカメヤ 〒838-0068 福岡県朝倉市甘木1058 Tel 0946-21-0022 7:30 〜
Album「Duologue」 試聴 You Tube


■ お知らせ 2
 九州のFM熊本の「 everyday jazz」 という番組で、発売ツアーにあわせて、中島教秀 細川正彦 Duo 「Duologue』が放送されます。期日は、来週 12月2日(月)〜3日(火)それと、こちらは全国放送ですが、CSのミュージックバードでも近日中に「Duologue」がオンエアされます。<FM熊本 周波数> 熊本 77.4MHz 阿蘇 81.3MHz 南阿蘇 76.8MHz 小国 80.4MHz 人吉 82.0MHz 五木 81.3MHz 御所浦 78.4MHz 牛深 76.9MHz

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2013年09月08日

たまにはモーッアルト

 
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  9月3日以来のクレーメルネタ、まだ一週間はたっていませんね、、。バロックから、現代音楽まで、実に様々な曲を演奏するクレーメルですが、ある時期まであまり、モーツァルトを演奏していませんでした。
 録音は1984年のドイツグラモフォンが恐らく最初でしょう。バッハや、ベートーベンなどは何度も録音しているクレーメル、ホームランゲージもドイツ語なのだそうですが、彼の著書「琴線の触れ合い オーバートーン(1998)」でも、ある時期まで演奏するのを避けていた、、と書いてありました。
 理由は自分でもわからない、、みたいな事が書いてあった気がしますが(良く覚えていません)、、。でもさすがクレーメル、いざ演奏するとなると、超有名な作曲家、モーツァルトの曲でも、とても珍しい曲を選んでいます。 ピアノ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」これは、35歳でこの世を去った彼にしてみれば、割と晩年の30歳の時の作品です。

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 それと、一緒に入っている、ヴィオラと、ヴァイオリンのデュオもとても良く出来た曲ですが、どちらも、素晴らしい曲です。
この曲の演奏は、独特の雰囲気。禁欲的というか、曲とメンバー(アファナシェフ p カシカシアン va)のせいもあると思うのですが、天真爛漫なモーツァルト節というよりは、深遠な音楽が奏でられています。
 
 このあと長年の沈黙を破るかの様に、2000年にディベルティメント、 2003年にヴァイオリン協奏曲と、モーツァルトの有名曲に取り組んでいます。
 ディベルティメントがヨ−ヨーマ、コンチェルトがヴィーンフィル、アーノンクールと豪華メンバーで、クレーメルならではと言えるでしょう。
 
 特にコンチェルトはモーツァルトでは定評があるヴィーンフィルとヴィーン音楽に詳しい、アーノンクールとともにモーツァルトの時代の演奏法をとりいれて、普通の現代のモーツァルトの演奏とはひと味違う演奏をしていますが、私はこれが大好きで、独特のアーティキュレーションには、拒否反応が出る人もいるみたいですが、素晴らしいと思います。モーツァルトの名曲が、生まれ変わったような表情をきかせてくれます。

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■ドイツグラモフォン
1. ピアノ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」
2. ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423
3. 同変ロ長調K.424










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2013年09月03日

クレーメルのピアソラ

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 昨日のクレーメルの初めての、ピアソラ作品、「ピアソラへのオマージュ」ですが、クラッシックの巨匠も、ピアソラの曲の雰囲気を出すのは難しかった、、という話でしたが、あのアルバムはレコード会社もかなりの力を入れて制作していたので、ジャケットのグラフィック、録音なども、すばらしく、かなりの枚数が売れたみたいです。
 
 その後のアルバムに比べ、演奏の完成度はイマイチながら、それが沢山売れて、世の中の多くの人に聞かれることになる、、。中にはクラシック愛好家の中で、あのアルバムで、初めてアストル・ピアソラの音楽を聴いた人もいるわけで、「ピアソラの曲ってこんなものか、、、」と思ってしまったり、キレーメルのピアソラはこんな感じ、と思われると、ちょっと残念で、まあ、皮肉な話ですよね、、、。それとも、あれはレコード会社の巧妙な政策によるもので、クラシックファンには、本格的なタンゴ風の演奏は刺激が多過ぎる、、、という判断の結果だとしたら、、。どなたか真実をご存知の方いらしたら、教えて下さい (^_^;) 。

 でもクレーメルの場合、レコード会社のプロデューサーがそんなサジェスチョンをしても、言う事をききそうではありませんが、、。逆にまじめに取り組んだにもかかわらず、私が感じている様な結果の録音になってしまったと、本人が思っていたとしたら、悔しいと思っているかもしれません。こればかりは本人に訊いてみないとわかりませんが、そういうことは、本人に会ったとしても、なかなか訊きにくいことではありますね、、、 (^_^;) 。

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 あらためて、「ピアソラへのオマージュ」をきいてみた後、その後の演奏をいろいろ聴いてみると、本当に素晴らしいので、昨日から書いている事が、真相のような気が、私はしています。
 クレーメルの演奏だけでなく、ピアノのヴァディム・サハロフや、アロイス・ポッシュの演奏も、あとのアルバムでの演奏は自由闊達な感じが、明らかにします。
 若いバルト三国の演奏家のアンサンブル、クレメラータ・バルティカの演奏によるピアソラは生の演奏でも聴きましたが、とてもすばらしいもので、クラシックの演奏家のジャンル門外漢の不自由さは感じませんでした。
 話は少し変わりますが、クレメラータ・バルティカは本当に優秀なアンサンブルで、他にあのような演奏をできるアンサンブルがどれだけあるだろうか、、。?という程完成度の高い演奏をしているのに、あまり評判をきかないのは、不思議で仕方ありません。
 伝統的なクラシック音楽だけでなく、現代音楽、ポピュラー的なレパートリー、ジャズに至るまで、目を見張る様な演奏をしてくれます。まだ聴いていないかたは、是非コンサートへ、、もちろん総統のクレーメル氏(師?)の演奏もきけます。

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昨日のブログ ピアソラですが、、

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 8月20日以来のクレーメルネタ。

 いろいろな曲を演奏する、クレーメルですが、アストル・ピアソラの曲を演奏しているのは有名ですよね、、。実質的にはクラシック界のピアソラブームの火付け役として、イノベーター的な存在になったというわけです。ピアソラはタンゴのバンドネオン奏者、バンドリーダーとして活動していた人ですが、いわゆるタンゴの曲以外にも、いろいろなスコアを残している作曲家でもあります。
 
 実はクレーメル以前にも、たくさんの人がピアソラの曲を演奏したり、録音しているんです。それは、曲が素晴らしいと同時に、しっかりとした楽譜、クラシックの演奏家が、それを見て演奏すれば、一応ちゃんとした音楽になるような楽譜が出版されているんですね、、。これは、一般的なクラシック意外の音楽が、ほとんど楽譜らしい楽譜が少ない、つまりジャズとか、ロックとかは、コードネームとリズム譜とか、その音楽を何回も聴いて、よく知っていなければ演奏できないような楽譜がほとんどなのに対して、ピアソラの曲はちゃんとした楽譜がたくさん出ているんです。
 これは、ピアソラ自身が、クラシックの作曲を勉強しながら演奏活動もしていて、新しい音楽、自分の音楽を創り出すことに、シリアスに取り組んでいたことの痕跡でもあるわけで、本人の筆による、楽譜が出版されているわけなんだと、思います。

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 そんなわけで、ピアソラの音楽のファンであったクレーメルが、これを自分で演奏しようと思ったのは、ある程度自然のながれだったのかもしれません。でも私がはじめて、クレーメルの「ピアソラへのオマージュ」を聴いたときの感想は複雑でした。
 私はべつにクラシックの演奏家のクレーメルが、タンゴの曲をやったのが、「イヤだ」、と言う程の保守的なクラシックファン、あるいは、そのようなクレーメルのファンでは決してないのですが、あらゆる曲を自分の物にして、いきいきと演奏するクレーメルにしては、あの演奏は、ハッキリ言ってぎこちなかった。
 
 素晴らしいメンバーということで、かなり期待して買ったアルバムでしたが、綺麗な音色、優秀な録音、、の割りには、音楽の流れが悪い演奏。最初は別に、それほどタンゴを意識していない、独自の解釈なのかとも、思いましたが、何度聴いても釈然としない、、(~_~) 。そのうちにほとんど聴かなくなってしまいましたし、クレーメルのピアソラを録音したディスクは、一時、買わなくなりました。

 ちまたでは、その様なクレーメル批判は、私の知る限り、ありませんが、当時の段階では、巨匠クレーメルがピアソラを演奏、という話題が先行して音楽的な評価は後回しになっていたような気がします。アマゾンのレヴューをみても、私の様な感想を書いているひとはおらず、「何だかな〜」と言う感じです。

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 極端な言い方をすれば、「モスクワ音楽院の優秀な学生が演奏しているような」ピアソラの演奏といっても良い感じの味わいの演奏だと私は思います。
 
 クレーメル氏の名誉の為に言いますが、その後随分経ってから購入した、ピアソラの曲の他のディスクは、時期を追うにつれ、上達していて、クレーメルが、どんどんタンゴをモノにしていく過程がよくわかります。1998年にだした「ブエノスアイレスのマリア 」あたりまで来ると(ピアソラへのオマージュは96年発表)わずかな期間にかなり進歩しているのがわかります。
 
 おそらくかなり勉強したのでしょう、ほとんど専門家であるかのような、こなれた演奏になっています。
それらを聴くに付け、最初のアルバムは独自の解釈などではなく、ピアソラ初心者の演奏であったということを感じます。良くいえば上品な演奏、でも私にはアレを聞くなら、普通にクラシックを演奏しているCDをききますね、、、(^_^;)。

 ちなみに他のクレーメルのピアソラのディスクは愛聴していますよ、、、もちろん ( ^ ^ )/ 。

41KxGwSROjL._AA200_.jpg Gidon Kremer, violin (1-11)
Vadim Sakharov, piano (1, 3, 6-11)
Alois Posch, double bass (1-3, 6-10)
Michel Portal, clarinet (2, 9)
Per Arne Glorvigen, bandoneón (2, 3, 5-10)
Friedrich Lips, bajan (4)
Svjatoslav Lips, piano (4)
Vladimir Tonkha, violoncello (4)
Mark Pekarsky, percussion (4)
Paul Meyer, clarinet (6)
Elisabeth Chojnacka, harpsichord (8)

PRODUCTION CREDITS
Produced and engineered by Peter Laenger, Tritonus Musikproduktion, Stuttgart
Recorded July 1995 at Castle, Lockenhaus, and January 1996 at Studio Guillaume Tell, Paris
Assistant Engineer: Marcus Heiland

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posted by えんこみ at 15:17| Comment(1) | TrackBack(0) | Gidon Kremer