2016年11月27日

つづく特殊奏法の話。

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 今日は、かなり久しぶりに、一日中雨。 気温は朝方はそれなりに暖かかったですが、昼間はずっと20〜21℃くらいで、涼しかったです。このぐらいの温度だと、湿度が高くても蒸し暑くはないですね、、。

 ハンガリーの作曲家、コダーイの無伴奏チェロ曲が、通常と違う調弦で、演奏する、という話からはじまって、特殊奏法の話がつづいていますが、特殊奏法というと、現代音楽とか、近代の楽器の演奏の仕方、古典的ないわゆる普通の演奏法に飽き足らなくて、できた演奏法という印象がありますが、実はかなり昔からあるやり方もあります。

 これは、バイオリンの弱音器(コン・ソルディーノ)の話の時に書き忘れたのですが、コル・レーニョ(col legno)は弦楽器の特殊奏法の一つで、弓の毛ではなく棒の部分で弦を弾く(叩く)というのが、あります。

 バイオリンは弦を、木製の弓にはった、馬のしっぽの毛で擦りますが、毛の張ってある、木で出来た「棒」の部分で弦を鳴らす、というか、叩くのがコル・レーニョですが、当然、そうして出る音は、バイオリンのおとではなく、ノイズ的な音。 一種の雑音を出すわけですが、この奏法はかなり古くからあり、モーッアルトのバイオリン協奏曲でも、その奏法の指定があります。

 現代のバイオリンは、弦の表面は金属がコーティングしてありますから、弓の木の材質部分を弦に当てると、痛むということは考えられるので、演奏者は嫌う人も多いみたいですが、そういう指定がある曲を演奏する場合は、オーケストラの団員はそれに従わなくてはなりません。

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 でも、確かに弓の木の部分を金属に当てて音を出すというのは、一本数百万もする弓を使っている演奏者にとっては、「できればやりたくない奏法」なのかもしれません。プロのオーケストラのコンサートマスターとなるとバイオリン本体が数千万、弓がその十分の一くらいの値段の物を使っていますので、コル・レーニョ(col legno)の奏法をするのは、多少の躊躇があることは間違いありません。

 バイオリンの弓の毛は、消耗品で、数千円で、張り替えることができますが、木のボディーの部分は一生モノ、、というか、できるだけ磨耗させたくない部位でありますし、ほとんど修理不能な箇所なはずです。

 バイオリンなどの弦楽器でする特殊奏法で、もうひとつ打楽器的な奏法には、バルトーク・ピチカートというのがあります。

 これは、弦を指板と垂直にもちあげ、指を離し、指板に弦打ち付ける奏法で、バルトークが表現の幅を出すために考えて、自分の曲の楽譜で、指定している奏法です。 これもまた、黒檀で出来た指板に、金属の弦を打ち付けるので、指板が通常の奏法より、ダメージを受けるので、演奏者で、嫌う人もいますね。 いってみれば、エレキベースのチョッパー(スラップ)奏法にもにていますので、指板へのダメージはそれなりにあります。

 今日かいた、「col legno」や、「bartok pizz.」は作曲家が、弦楽器の表現の幅を拡大するために、楽譜に指定している演奏法ですが、これは必ずしも演奏者を喜ばせていない、、というところが、なんとも皮肉な話です。

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2016年11月26日

楽器の特殊奏法

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 今日は雲は多かったのですが、まあまあの天気でした。日差しが出て、けっこう暑いな、、とおもったら、気温は25℃を超えていました。なんだか、また夏のような気温になって、真夏より少し厚めの服装をしていたら、かなり汗をかきました。まだまだ、暖かい日があるのだな、、と思いました。

 湿度はまあまあ低めで、快適といえば快適な方の気候。雪が降ったり、もうかなり早々と真冬な感じになっている、他の地域に比べたら、随分楽に暮らせる気候です。

 昨日は、コダーイ(Zoltán Kodály)の無伴奏チェロソナタの話から、特殊な弦のチューニングの話など、曲をつくった人が、いろいろな効果を狙って、いろいろと、楽器に通常とはちがったセッティングをして、表現の幅を広げることがある、、という話を書きました。

 調弦を変えるというのは、もちろん弦楽器でしか実現できませんが、他の楽器でも普通の音以外の音を出すために、アタッチメントをつけるという方法を使うことがありますよね。例えば、トランペットのベルにつけるミュートは、有名ですが、何種類かあって、それぞれ欲しい効果によって、選択するという方法をとっています。

 トランペットや、トロンボーンなど、いわゆる金管楽器では、しばしたミュートを使った奏法をしますが、同じ管楽器でも、木管楽器、クラリネットや、オーボエ、サキソフォンでは、ごく一部の例外を除いて、ミュートをつける、、ということはありません。

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 ミュートというと、音を小さくするという意味になりますが、それだけでなく、金管楽器の場合、独特の音色を出すためにつけるということが多いです。

 それから、演奏しない人は意外と知らないのは、バイオリンの弱音器。これは駒のところにつける小さな部品のような弱音器で、文字通り音を小さくし、音色も曇った感んじになるものです。オーケストラで演奏する場合けっこうそれをつける指定がありますが、ただ音源だけを聞いていては気付かないこともありますが、バイオリンを演奏する人なら、誰でも持ってはいるものだと思います。

 コンサートに行って、弱音器をつけることを指定している曲を演奏するときは、注意して、見ていると、バイオリンセクションの人が演奏中に一斉に小さな弱音器をつけるところを見ることができます。曲によっては、指定に応じて、楽章の中で、演奏中(休符の時)につけることもあります。

 何かをとりつけて普段と違う音を出す、という意味では、エレキギターにつける電気的なエフェクターに勝る強力な変化をもたらすものはないでしょう。ディレイとか、コーラスとか、リヴァーブなどは音の厚みを出したり、広がりを演出するものですが、やはり、歪み系のエフェクターが一番インパクトがありますよね。

 わたしは、音楽的には全然きらいではないのですが、初めて見たときは、なんでもないドミソの三和音を弾いただけなのに、ディストーションをかけると、派手に「ジャ〜ン」という感じに音が出るのを聴いて、「なんか、これ、ずるいな、、」と思ったものでした。

 ある意味、ただの和音を弾いて、あれだけ絵になる楽器は、世界を探しても他にないのかもしれません。

 
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2016年11月25日

弦のチューニング

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 昨日はハンガリー作曲家のコダーイ(Zoltán Kodály)のつくった、無伴奏チェロソナタの話をちょっとだけ書きましたが、コダーイは、ハンガリーの作曲家として、バルトークと並んで、有名な人なのですが、いまいちその作品を聴くことが少ない。

 バルトークもそうなんですが、どうしても近代の作曲家(Zoltán Kodály1882〜1967年)の作風は、オーソドックスなクラシックというか、古典的な曲にくらべて、内容が難しく聞こえるということもありますし、演奏方法もそれに伴って、高度な技術を必要とする曲が多いせいもあって、演奏される機会もどうしても少なくなってしまっています。

 コダーイのつくった、この無伴奏チェロソナタについて、ちょとだけ、しらべてみましたが、あの曲は、4本ある弦のうち、2本のチューニングを通常のチューニングより、半音下げて演奏するように、という作曲者の指定がある、ということがわかりました。 そのことだけをを考えると、「なるほど〜、そういうことなんだ」という風に感じるだけなのですが、これは演奏者にとっては大変なことですよね、、。

 慣れない調弦方法で、慣れない曲を演奏するということは、演奏しない人には想像できない難しさがあるのだと思います。いつもと同じ楽器なのに、弦を押さえるポジションが同じでも、違う音が出てくるというのは、多分慣れないと、相当な違和感があるでしょうし、難しい現代曲を慣れないチューニングで演奏するということはとても面倒臭いことだと思います。

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 別に、作曲家が、演奏者を困らせる為にそういうややこしいチューニングを決めたわけではなく、そのチューニングでしか出ない効果、できない表現をチェロという楽器から引き出そうとした、、ということなのでしょうが、そのことが、結果として、とても素晴らしい曲にもかかわらず、曲自体の演奏の機会を著しく減らしてしまった、、ということは、考えられます。

 もともと現在はそうする、と言う風な慣習的に、永年を経て、決まって来たチューニング方法とちがう設定にして演奏するということは、通常は、弦楽器のみで有効で、クラシックギターの分野では、他の楽器にくらべては、頻繁にというわけではないのですが、行われていますし、ピアノの場合は、ごくたまにですが、作曲者の指示により、調律などを変えて演奏する事は、ないことではありません。

 良い音楽、素晴らしい効果を期待して、曲を作った本人が工夫して考えた発想を実行した結果、その作品の演奏の機会を減らす結果になってしまう、、という皮肉な状況をまねいてしまう、ということは残念なことでありますが、現代の様に、進んだ録音技術をもってすれば、時間をかけて、演奏者が訓練し、周到に楽器の調整もおこなって、記録に残すことで、滅多に無い機会を、媒体に焼き付け、実演現場に居ない人へも、その音楽を届ける事ができるということになるわけで、それはそれで、素晴らしい事ではないのかな、、とエンジニアの私は余計にそう思います。

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2016年10月07日

昨日の続きの、Billy Hart のアルバムの話。

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 福岡のキャットフィッシュレコードさんで、ドラマー「Billy Hart」のカルテットのアルバムを手に入れた、、という話の続きですが、、Billy Hart氏といえば、アメリカジャズ界の重鎮ドラマーで、1940年生まれの75歳、いままでにとても多くの有名ミュージシャンとの録音や、ライブを経験して来た、ベテランです。

 そのベテラン率いる、Quartet が、純粋なモダンジャズというフィールドからみれば、一癖も二癖もある、ドイツのECM と言うレーベルからリリースしているアルバムは、はたしてどんな作品なのか、、?という、素朴な、というか、ちょっと半分野次馬的な興味もあり(^。^;) 、購入してみました。

 2012と2014年にリリースされている二枚のアルバムは、同じメンバー「Ethan Iverson-p Mark Tuner- ts Ben Street-b」に依るもの、。 どちらも、ニューヨークのAvater Studio で、James Farber によって録音されています。二つのアルバムのタイトルは、「All Our Reasons」と「One Is The Other 」。

 最近のECMレーベルの作品はこのところご無沙汰で、一体どんなサウンドなんだろう、、という興味は当然エンジニアという仕事柄、もっていました。なんというか、かなりリヴァーブ深めの独特のサウンドは、好みの別れるところでもあり、私自身は、聴くのは大丈夫でも、そう言うサウンドに仕上げる事には、抵抗があって、もう少しドライなサウンドが好き、、、と言う感じなのですが、今回取り上げたアルバムの音は、適度にドライ、、。リヴァーブは少なめというか、割とすっきりしたサウンドです。

 ピアノのEthan Iversonと、べースの Ben Streetと言う人は、今回初めて耳にする演奏家ですが、これはなかなか、面白い、、というか、個性的なミュージシャンです。アルバムのコンセプトなのか、バンドの特性かは、わかりませんが、曲より、かなりピアノがフィーチャーされています。

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 音楽的な内容は、Manfred Eicher の制作指揮のもと、オーソドックスなスイングビートの曲はなく、アンビエントというか、室内楽的な、ECM ジャズサウンドで、私にとっては、なんか、ホッとするというか、「相変らずいい味出してるね、オヤジ、、?(って、Eicher のこと)」見たいな感じとともに、すこし、今までと違う、何か独特の雰囲気も感じます。

 その音楽の雰囲気が、今回の少し、残響少なめのサウンドの仕上がりに関係あるのかは、イマイチ不明なのですが、少し気になるのが、「このグループは、ライヴでもこんな演奏してるのかな、、?」ということで、べつにそうでなくても、いっこうに構わないのですが、何曲かで、リーダーの「Billy Hart」の若干ぎこちないプレイを聴くと、「やはりプロデューサーにやられてしまっているのかな、、」と思うわけですが、、、。

 2012、2014とリリースされて、2016年も出るのかな?。二枚で終わりかな、、?。

 まあでも、さすがECMというか、何回も聴ける深みのある作品には仕上がっていますがね、、^_^; 。

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2016年09月08日

演奏家の考え方。

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 昨日は、クラシックのコンチェルトのカデンッアの話を書きましたが、もともとは、音楽家の評価のはなし、過去の名演奏家の名声が、未来の音楽界にまで、カデンッアの作曲家として残っていると言う話でした。

 でも、世界中のあちこちで、ブラームスや、ベートーベンのバイオリン協奏曲を演奏する時に、当たり前の様に Joseph Joachim のカデンッアをソリストが、まるで、ベートーベンや、ブラームスの作曲であるかの様に、演奏しているというのは、いかがなものなのか、、?、と、聴衆のうち、どれだけの人が思っているのでしょうか?。

 昨日も書きましたが、、カデンッアは、本来ソリストの腕の見せ所、、難曲のコンチェルトから、一時解放されて、、と書いたら言い過ぎかもしれませんが、自分の長所を聴衆にアピールする、格好のショウケースなはずなのですが、多くの演奏家が、ある意味、「人のフンドシで、相撲をとる、、」という感じで、自分とは、ある意味縁もゆかりもない人の書いた楽譜を演奏している、、。

 これは、もはや、クラシックでは、慣例化しているある種の風習と言えましょうか、多くの聴衆は、ブラームスのバイオリンコンチェルトの第一楽章のカデンッアは、ブラームス自身の作曲した楽句だと思っているのかもしれません。ベートーベンのバイオリンコンチェルトの場合、なぜか、ベートーベン自身が、カデンッアを書き残しておらず、それも、多くの人が、ヨアヒムのカデンッアを演奏する合理的な理由になってしまっているのかもしれませんが、、。

 言い換えれば、現代の楽壇においては、聴衆は、「この演奏家は一体どんなカデンッアを演奏してたのしましてくれるのかな、、?」という楽しみを、一方的に放棄させられている、、ということも、言えなくは無いのですが、そもそも、その「カデンッア」意味自体を聴衆が理解していないというところがあるのが、非常に残念です。

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 コレに対して、私の知る限り、昨日書いた、Kremer は、他の人が書いたコンチェルトを演奏したり、ベートーベンや、モーッアルトのコンチェルトでは、作曲家に自分用にカデンッアを作曲してもらって演奏したり、録音していたりしますし、若い時の Glenn Gould は、ベートーベンのピアノコンチェルトのカデンッアを自分で作曲したりしていますが、そのことが何故か、あまり話題にならないのはナゼなのだろう?と、私は不思議でしょうがありません。

 ベートーベンのピアノコンチェルト1番におけるグールドのカデンッアは、とても良く出来た、素晴らしいもので、確実に協奏曲において、演奏者の個性を発揮させつつ、興味深い効果を演出することに成功しているもので、近代の演奏家としては、画期的なことだと思うのですが、、。 ベートーベンのヴァイオリンコンチェルトのほうでは、Kremer が、親友の Alfred Schnittke に依頼してつくってもらったモノを演奏していて、これまた、素晴らしい効果をあげていますが、コンサートでそのカデンッアを初演しようとしたとき、その時の指揮者に、かなりの抵抗を受けたということを、彼は本にかいています。

 いつもと違う物をやりたがらない、面倒くさいという気持ちが、創造的な試みを阻害する、、、そんな慣習が、保守的なクラシック界にあるのは、容易に想像がつきますが、かなりの有名演奏家でも、自由にその辺の試みが実行できない、というところが、恐ろしい程の保守性を感じさせますね、、。

 ジャズの世界では、どんなの素晴らしいモノでも、他人の演奏した音符をそのまま奏すれば、半分泥棒扱いされかねない、、というところもあるのに、クラシックの世界では、むしろ同じ物を演奏する様に、強いられる、、。

 これは、ある意味面白いところでもありますが、また、ある意味、どうしようもなく、下らない話でもあると、私は思います。

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   ナンで味噌汁?!
 2016年 9月27日火曜20時から、CMSレコード主宰ピアニスト細川正彦の演奏が、東京、神保町の「視聴室」であります。このライブには他に、曽我部 晃率いるVo G + Acd のユニット、ファーカンダも出演します。

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2016年09月07日

音楽家の評価って、、。

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 しかし、台風の速度が鈍いですね、、。 昨晩から今朝にかけてはそれなりに雨が降りました。

 しばらく音楽の話をかいていませんでしたが、今日は久しぶりにちょとそれを、、。 マニアックなネタですが、、(^^ゞ。
 評価と言うからには、本人ではなく、その音楽家
以外の人が、音楽家の価値を見極めるのだと思いますが、それってどんな風に決まって行くのでしょうか?。

 すこし、いや、かなり話が飛躍するかもしれませんが、1800年代にヨーロッパで活躍したバイオリニスト、Joseph Joachim (ヨーゼフ・ヨアヒム)は、演奏家として、指揮者として、教育者として、また、作曲家としても、評価されていますが、何と言っても彼の名前を後世に残したのは、ベートーベンやブラームスのコンチェルトのカデンッアなのではないかと思うのですが、彼がヴァイオリン演奏家としてとても評価されていた、、、ということはわかるのですが、彼のつくったカデンッアを聴くと、それは、貧弱なものではありませんが、それ程は素晴らしい、、とも思えないんですね、私には。

 先日はじめて、彼の作曲した、バイオリン協奏曲を聴きましたが、やはり、印象は同じ。

 演奏家としてのヨアヒム氏はレオポルト・アウアーやイェネー・フバイの先生であるので、フバイの生徒であったエフレム・ジンバリストやヤッシャ・ハイフェッツ、ナタン・ミルシテインなども、ヨアヒムの孫弟子ともいえるわけで、その後の展開をみると、近代バイオリン演奏史の礎をつくった人と言えるとは思うのですが、、。

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 カデンツというものは、コンチェルトのソリストが、作曲家のつくった曲とは別に、自分の得意技を披露するところ、、なわけで、昔はソリストが自分で作曲したり、即興的に演奏していたわけですが、中世以降、演奏家=作曲家という図式がかわってきて、人のつくったモノを、だんだん演奏する様になってきた、、というわけですが、作曲や、編曲が苦手、、というか、演奏専門の演奏家達はこぞって、なぜかヨアヒムのカデンッアを演奏する様になった、というのは、前述したように、近代のバイオリン演奏技術の多くをになっている演奏家達が、ヨアヒム門下であるということを考えれば、まあ、しょうがない事なのかもしれません。

 しかし、演奏の評価、あるいは教育者としての評価が、そのまま、音楽家としての評価、あるいは、作曲家としての評価に移り変わってしまうというのは、いささか納得がいきませんよね、、。

 シベリウスのバイオリン協奏曲の初演を聴いて、ヨアヒムは評価しなかった、、ということですが、その後、改定された彼の協奏曲が、現代では当たり前に演奏されているわけですが、もう10年くらい前でしょうか、シベリウスの遺族の許可を得て、演奏された改定前の、原典版と言って良い曲のCDを持っていますが、その曲がそれほどマズいものだとは、私には思えません。

 ヨアヒムと言う人が、名演奏家として、当時の音楽界で、ご意見番的な立場に居た事は間違いないと思うのですが、いささか、後世への名声の伝わり方も含めて、増長し過ぎていたのでは、、?、と思うところもあります。

 私の大好きなバイオリニスト、Gidon Kremer 氏はベートーベンと、ブラームスのコンチェルトを、3回も録音していますが、なぜか一度も、皆が演奏する、ヨアヒムのカデンッアを使っていないのですが、もしかして、それは、私と同じ様な意見を持っているのではないのかな、、とも、思っています。

 しかし、台風鈍すぎ、、(ーー;) 。 今日はめずらしく、ジャズをききながらブログを書きました (´o`;。   

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  たそかれ珈琲の キーマカレー ↑

 2016年 9月27日火曜20時から、CMSレコード主宰ピアニスト細川正彦の演奏が、東京、神保町の「試聴室」であります。このライブには他に、曽我部 晃率いるVo G + Acd のユニット、ファーカンダも出演します。

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2016年08月27日

Rudy Van Gelder 氏をしのんで(昨日のブログ)。

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 今日はネット上で、ブルーノートレーベルなどの録音で有名なエンジニア
Rudy Van Gelder 氏の訃報を知りましたが、91歳という高齢でもあり、大往生と言って差し支えないと思います。

氏の最大の功績と言えば、臨場感溢れるサウンドをジャズレコーディングにおいて実現したことですが、これは意外にも専門的な知識や、経験から発想されたものではなく、ジャズという音楽への理解や愛情から生まれたものだと私は思っています。

  当時の録音スタイルは、一部のものをのぞいて、ライブハウスで聴くことができる、ビビットなサウンドではなく、ベースやドラムの音が若干遠い、現場のリアルなスイング感が少し割り引かれて聴こえる、良く言えば、大人しい、悪く言えばリズムやスイング感が、若干ふやけたモノが多かったと言って良いと思います。

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 そういう録音スタイルが主流だった時代に、彼独自の視点から音楽をとらえ、編み出していった録音方法は、その後の録音業界の人達に強い影響を与え、ECMを含む、近代のジャズ系の録音の基礎を作り上げたと言って良いと思います。この偉業は彼が、当初、必ずしも、専業のエンジニアとして活動していなかったということが、良い方向に作用したではないのかと、思います。

 どう聴こえるか、ではなく、どう聴かせたいか、、、という視点から音楽をとらえ、音質を調整する彼のスタイルは、ジャズという音楽を、より魅力的な音楽として記録し、聞かせ、多くの人に感動をあたえました。

いつも私が録音に関して文章にするとき書くことですが、「これはこうするものだ、」という決めつけを、思い込みではなく、如何にして合理的に否定して作業を進めて行くか、ということを作品の音質から、ありありと感じさせてくれるのが、彼の仕事だったのではないのかと、思っています。

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2016年07月11日

昨日のつづき。イザイから、クレーメルへ、、。

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 今日は昨日のマニアックな音楽の話の続きですが、やはり、ああいうマニアックな話は、文章がどうしても長くなってしまいます。 それを我慢して書くと、昨日くらいのちょうど良いブログになるのかもしれませんが、それでは、結局言いたい事は全部はかけません。

 このブログでも何度かは取り上げている、ベルギーの作曲家(Eugène Ysaÿe,1858〜1931)、イザイの無伴奏バイオリンソナタの話ですが、クラシックの場合、作曲家がつくった曲を、誰か演奏家が必ず演奏して、音楽としてこの世に発生させなければ、作品としては完結しない、というか、当たり前の事ですが、作曲家は、演奏される、、と言う事を前提に前提に曲をつくるのだと思います。

 今書いているイザイの場合、自身がヴァイオリニストであった、、ということで、自身が詳しい、バイオリンという楽器を使った曲、ソナタ6曲を創り上げたわけですが、その曲達はそれぞれ、同僚のバイオリニスト達に捧げられています。 捧げられた、、ということは、そのバイオリニスト達が、それを演奏する、、ということが前提なのだと思うのですが、その後の録音技術が出現してからの時代に生存していた演奏家が、ソナタを捧げられた人達の中にはいますが、彼らの演奏に依る記録は、残っていません。

 たとえば、ソナタの一番を献呈されている、ハンガリーの名手、ヨーゼフ・シゲティー( 1892〜1973)はバッハの無伴奏を全曲演奏した録音を残していますが、自分の為に書かれたこのソナタを録音してはいない様です。シゲティーのバッハは、悪い演奏ではありませんが、現代の演奏法に比べ、かなりテンポがおそく、極端にいえば、たどたどしい、、、と言っても良い程のとつとつとした演奏です。やはり、イザイのソナタは当時としては技術的に難しすぎた、、、のかもしれません。

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 ピアノ音楽では、同じ時代に、リストや、ショパンにも、難曲はたくさんありますが、昔から、演奏している人は沢山居ます。
 まさか、イザイが、「私より、君は巧くないので、この曲は弾けないかもしれないが、献呈してあげよう、、」なんていう、嫌らしい理由で、この曲を書いたとは思いたくは無いのですが、技術的には、コンクールが演奏家として世に出る為の大切な登竜門になってからの現代の演奏家達にとっては、「一応、弾くだけなら、なんとかなる」、、作品になってきた様な気がします。

 いままでに、全曲でないものも含めれば、7〜8人の「イザイの無伴奏バイオリンソナタ」の演奏を聴いてきましたし、何枚かのアルバムももっていますが、何度どのように聴いても、Kremer の演奏の様に、悠々と歌っている様な表現は聴いた事がありませんし、早いパッセージを彼より速いスピードで正確に弾いている人はいない気がしますし、音程の正確さもやはり、Kremer 以上の人は居ない気がします。

 他の曲に関しては、音程の正確さはKremer に勝っている人がいないわけではありませんが、その場合の歌心というか、歌い回しは、やはりKremer より優れている、、という人を、私の感覚では、しりません。

 Kremer の演奏に関しては、力任せの勢いで、音程を全く外してしまったところを、生では聴いた事があり、それはそれで面白かったのですが、同時に「こういう事もあるのだな、、」と思ったものです。 でも、アルバムに関してはいつも完璧で、その為には編集もしているようです。

 彼の演奏を、機械的で冷徹な演奏だ、、、という人もいますが、自在なビブラートと自然な弓の運びは、とても良く歌う旋律を奏でており、どのように聴いても、「機械的で冷徹」と言う風には聞こえません。 音色に関しては、音程の良さもあって、透明感や、はっきりとした発音が、「冷たい、、」と感じる人がいるのも、解らないではありませんが、私はそれを愛好しています。

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2016年07月10日

イザイの無伴奏ソナタ

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 今日は昨日にくらべて晴れ間が多く、やっと台風の影響が薄れてきました。

 昨晩は普段から聴いている、ベルギーの作曲家(Eugène Ysaÿe,1858〜1931)、イザイの無伴奏バイオリンソナタをいろいろな演奏家で、YouTube で聴いていました。 いつもは、大好きなKremer の演奏で聴いていますが、あるきっかけで、伝説の名バイオリニストJascha Heifetzas(1901〜1987)が演奏するイザイの無伴奏を探していました。

 生きていた時代が重なっている二人ですが、全く演奏していなかった、ということは無いのかもしれませんが、Heifetzasの録音したイザイの無伴奏はネット上では、みつかりませんでした。 彼はイザイだけでなく、パガニーニも、ほとんど録音していない様なのですが、名バイオリニスト、つまり、テクニシャンであったはずの彼が、そのテクニックを存分に発揮する為には、これらの曲が格好のレパートリーになりそうなものなのですが、何故か演奏をあまりしていない、、。

 どうしてなんだろう、、?。 Kremer も、パガニーニコンクールで、優勝までしていたり、パガニー二役で、映画に主演していたりするのですが、作品の録音はとても少ないですが、、。

 最近ちょくちょく見る、「だめ人間の暇つぶしです」という、自虐的タイトルの(ほめてます、、自虐大好き  ( ´ ▽ ` )ノ )バイオリン音楽マニアの方のブログによると、Heifetzasは、パガニーニに関しては、難しいので、あんまり演奏したくない、、と言う様なことを生前に言っていたと言う様な事が書いてありました。 この方のマニアック振りは、物凄くて、私など、足下にも及ばないどころか、マニアの片隅にも置けない程の、知識と、鑑賞経験をもっていらっしゃいます。

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 この方のブログに、「ハイフェッツはイザイを録音していますか、、?」と質問を出してみれば、直ぐにそのことが解る気がしますが、そういうことって、した事無いですし、もちろん、このブログを書いていらっしゃる人は、一度もお会いした事はありませんので、、なかなか勇気がいります。

 バイオリンを私は弾きませんので、詳しい事は解りませんが、イザイの無伴奏ソナタと、イザイ自身の名前は一般にはあまり有名ではなく、演奏するのに、あまりにも難しいので、近年まで、録音もとても少なくて、同じ時代の作曲家、フランクやカミーユ・サン=サーンス、ショーソン、クロード・ドビュッシーなどにくらべ、著しく知名度が低いです。

 かく言う私も、この無伴奏ソナタ1〜6以外の曲は、ピアノ伴奏の付いた小品以外は聴いた事がありません。ベルギーの有名な、エリザベート王妃国際音楽コンクールはもともとはイザイコンクールという名前だったらしく、それだけ、評価、尊敬されている演奏家であり、作曲家であることは間違いないのでしょうが、、。

 また、モーツァルト ベートーヴェン、ブラームス、チャイコフスキーなどのヴァイオリン協奏曲のカデンッアも書き残しているらしいのですが、誰かが演奏している、、というのを聴いた事がありません。 やはり、難しすぎるのかな、、?。 Kremer はいろいろな人のカデンッアをよく演奏しますが、まだ取り上げていないようですし、、。

 でも、あの無伴奏ソナタは、本当に素晴らしい曲です。 イザイの実像にもっと迫りたいという欲求がありますが、その為にはどうしたらよいのか、、?。

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2016年06月17日

どうしたら良いのか、、。

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 沖縄の梅雨は明けました。明けたとたんに、物凄い日差しが、、、。

 今日は気温は32℃くらいまで上がりましたし、湿度はず〜っと80%以上で、暑かったですが、風がふいていたので、何となくどよ〜んとはしませんでしたが、やはり、それなりには暑かったですね、、。

 クラシック音楽と、ジャズなどの音楽の聴衆の好みの違い、、みたいなモノについて書き始め、何故か、その後、音楽の歴史、音楽産業の話になったりしている、最近のこのブログですが、私が思うに、今の音楽、現代の音楽というモノは、ジャンルを問わず、基礎の部分は、ヨーロッパのクラシック音楽の遺産みたいなもので出来ている、、ということが出来ると思います。もちろん、それ以外の各地の民族音楽なども、その要素として現代の音楽の中に、いろいろな要素を見つける事はできるとは思うのですが、現代の音楽に使用しているほとんどの楽器が、もともとはヨーロッパのクラシック音楽とともに発展、改良されてきたものです。

 それにしても、ちょと文章が長過ぎますが、、、 (´o`;。

 あらゆる意味で、まだ商業的なものでは無かった頃の音楽の成り立ち、発展などの仕方は、演奏家や、少ない聴衆、研究家や、学者、一部の評論家など、ある種のインテリ層の人間たちによって、評価されながら、発展していったのだと思うのです。
 時には、その時代の影響力のある名演奏家達に酷評もされながら、作曲家は必死になって、五線譜を埋め、自身の表現を曲に込めて作品を作っていたのでしょう。

 そういった、ある種現代の、どろどろした商業の世界、経済第一主義の社会とは違う環境の中で、クラシック音楽は数百年かけて、芳醇な音楽をワインの様に発酵させてきたのだと思います。

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 作品の善し悪しより、如何にお金になるか、、聴衆の数を獲得できるか、、ということが大命題になってしまった近代の音楽界は、過去の膨大な遺産のお陰で、音楽的な体面を保っている一方で、音楽の内容とは関係ない、ゲームになってしまっている、ということにどれだけの人が気付いているのか?。

 もし、それに気付いたとしても、そこから逃げ出す事は、とくに、職業音楽家である限り、かなり難しいのかもしれません。音楽を志す若い人達が、そういったことを全く考えないで、自分の能力をつかって、どれだけの経済的な結果をだせるか、、ということに専心してしまったとしたら、数百年後のこの星の音楽はどんなものになってしまうのか、、?ということを考えますが、現代にはクラシック音楽の時代とちがって、様々な記憶媒体が存在し、それらを良い形で使えば、文化的に豊かな音楽を残して行く事はある程度可能ではないのか、、と私は考えますが、その為には演奏、作曲などとは違う様々な技術を駆使する必要があります。

 過去の人類の音楽的な遺産を、大切にしつつ、ハイテクの力を如何に使って音楽文化に貢献できるのか、、?。という命題に自分は取り組んでいる、、と言うつもりで、仕事をしています。

 これは、表現者の立場の人間だけでなく、聴衆の立場にある方達にも、ある程度の理解を持って頂きたい次元の話ではあります。

 話が難しすぎますか?、、、ネ。  もう少しCMSレコードのアルバムが売れる、、ということも、とっても大切な話で、やはり、経済は無視できませんが、、。

 そこをなんとか、、( ⌒-⌒; ) 。

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2016年06月16日

クラシック音楽の時代

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 今日は朝から気温29℃で、湿度は85%でした、、まあ、コチラはこんな感じなのでしょうが、まだ真夏の手前なのですが、暑いですね。 梅雨明けしたらしく、途端に、昼過ぎから、物凄い日差しでした。

 昨日までの話は、現代の聴衆は、聴き易いもの、わかり易いものを望み、音楽ソフトを企画、制作、販売する会社も、出来るだけ売れ易いものを制作しようとする傾向があるので、必ずしも良い作品が世に出る、、ということでは無いのでは、、、?。
 そして、必ずしも、わかり易く無いものでも、価値が高いと思われる作品は、一部のマニアックな(私の様な?)少数の聴衆にしか支持されない、と同時に、その存在自体が知られることが少ないのではないのか、、?、と言う話を書きました。

 でも、いま、というか、現代に伝わっている数百年前の曲達は、どのようにして今の世の中に伝えられて来たのでしょうか?。 当然のことながら、パソコンはおろか、テレビもラジオも、テープレコーダーすら無い時代にできたほとんどの曲は、楽譜と言う形で、後世の人達に伝わったわけですし、それらは、必ずしもわかり易い曲ばかりではない物も、たくさんあります。

 どうして、そう言う曲が後世に伝わったのか、、、?。 誰もが音楽を聴く、、それを楽しむと言う時代ではなかった昔のヨーロッパ。いろいろなメディアが無かった時代は、音楽に詳しい人、、恐らくは演奏をする人とか、そういう人達も人数は少なかったと思うのですが、そう言う曲を研究する専門家みたいな人、学者とか、そう言う人達が曲を評価して、後世に残したんじゃないのかな、と思うわけです。

 楽譜を印刷する技術が出来てからは、出版と言う概念ができて、やはり、演奏をする人達の為に色々な曲が出版されて、色々な場所、色々な演奏家達によって演奏されていたのだと思います。

 演奏したり、それを聴いていた人達は、多分貴族や、その周りにいた人達で、ある程度お金があった人、、、言い換えれば、大衆、民衆から搾取した、あるいは合法的にお金を集めた、教会関係者とか、、宗教に関わる人達だったんだと思います。 貴族の場合、基本あんまり働かないで、好きな事をやっていたので、当然音楽を研究したり、色々実験したりする、時間や余裕もあったわけです。ちなみに、イタリアのクレモナのバイオリン作家達も、ほとんどが貴族だった様です。

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 昔になれば成る程、キリスト教関係というか、教会関係に務めていた音楽家は多かったでしょうし、宗教が音楽の中心、、と言う時代も長かったと思います。 つまり、音楽とは、もともと非生産的な物、商業的なものではなかったんだと思います。

 現代に近づくにつれ、メディアが整って、誰でも簡単に音楽が楽しめる、聴く事が出来る様になって、クラシック音楽は、より多くの人の為に存在する様になり、つまり、商業的な物になったのだと思いますが、そのことが、聴き易い曲、多くの人が楽しめる曲と言う物を、自然と位置づけて行ったのだと思います。

 あと、作曲家が生まれた、あるいは活動した国も、音楽が世の中に流布することに関係する様になってきたのではないのかな、、と思います。

 大まかな書き方になってしまいますが、例えば、ドイツと言う国はベートーベンや、バッハなどの作曲家を国を代表する芸術家として、世界に向けてブランド化したと思いますし、フランスも、クープランやフォーレを国を代表する音楽家として、位置付け、教育機関でそれらを学生達に学ばせたと思うのですが、こういった、大国は、経済力や、いろいろな影響力を持っているので、世界の隅々にまで自国の芸術を届けるということができたと思います。

 国のつくった学校で教えていたり学んでいたりする、いわゆる体制的なイディオロギーの内側にいる音楽家の作品は、クローズアップされ易かったでしょうし、そうではない音楽家がつくった音楽は、なかなか表には出て来にくかったはずですし、もしかしたら、楽譜も録音もなく、消えていってしまった作品も少なく無かったはずです。

 色々書きましたが、今後の音楽の為には、私たちは、どうしたら良いのか、、?、と言う事について明日は書きたいと思います。

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2016年06月15日

何故か続く、、音楽の話。

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 いつの間にか、6月も半ばに、、、。
 
 数日前から続いている、音楽の話、、。 昨日はクラシックの聴衆と、ジャズの聴衆の違い、、みたいな話でしたが、音楽を愛好している人は沢山いると思うのですが、その人達は必ずしも、楽器を演奏する、、というわけではないんですよね、、?。 まして、人前で演奏したり、自分で曲までつくる、、と言う人は本当に少ないのだと思います。

 つまり、ナニが書きたいかと言うと、音楽を愛好する、音楽を楽しむ為には、取りあえずその音楽を聴く、、ということをすれば、ある意味十分なわけです。

 ある曲を好きになったとして、どんな構造でできているのか、、?、とか、技術的にどの辺が難しい、、とか、そう言う事って言うのは、別にそれを全く知らなくても、音楽を楽しむことには、支障がない、、のかもしれませんし、演奏しない人、楽器経験のない、あるいは、ほとんど無い、、つまり、触った程度、かじった程度の楽器経験しかない人は音楽を聴きながら、ある意味純粋にリスナーとして楽しんでいるのかもしれません。

 流行歌、、って、古い言い方かもしれないのですが、ヴォーカルが入っていてそれを中心に軽快なリズムの伴奏が付いている、商業的につくられた音楽がありますが、ああいう音楽は、基本的に万人受けする様に、というか、音楽の細かい事を理解する知識や、経験がない人にも楽しめる様につくってあるのだと思いますが、そういう音楽が、知識のある人には必ずしも面白くは無い、、と言う事ではないとは思うんです。

 それどころか、色々知識とか経験がある人がきけば、「このリズムって、なかなかイカしているな」とか、「このギターソロはなかなか巧いな、、」とか、「ここの転調するところが、カッコ良いんだよな」、とか、そういう風に、いろいろな所に目が、、いや耳がいって、その曲をより楽しむことができるということはあると思います。

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 でも、そういう聴き方を全くしていなくて、ただ「何となくこれ好きなんですよね、、」という感じでも、十分にその音楽を楽しんでいる、味わっている、、ということは言えるわけですし、本人にとってはそれは十分なのだと思いますし、それ以外の楽しみかたが存在している、という認識はないのだと思います。

 音楽に関して、いろいろな知識があり、いわばマニアックな聴き方、楽しみ方をしている人ならば、作曲をする演奏家、演奏もする作曲者というものの存在に対して、ある種の敬意や、興味を持つ事をできますし、現代のクラシック音楽の世界の様な、ある種特殊な環境でなければ、音楽を演奏する人間が曲も作る、と言う様な事は特に珍しいことではないのだと思います。

 考えてみれば不思議な事に、本来商業の世界に近いというか、芸術音楽(ちょっと嫌らしい言い方ですが、、)からは少し離れた世界では、音楽家は曲を作る事が特別ではない、というか、あたりまえ、、という現実があるのに、より「芸術的」と言われている、クラシックの世界では、演奏家が曲をつくる事をほとんどぜずに、人の曲ばかり演奏している、、というのも、少し違和感があります。

 本来芸術というモノは、自分自身を表現するモノ、、のはずですが、、人の曲を演奏するだけ、、というのは、まあ、曲の解釈で自分を表現する、、ということが、あり得ないということではありませんが、過激な言い方をすれば、「人のフンドシで相撲をとる」みたいなことでもありますよね、、?。

 厳しい言い方をすれば、クラシックの演奏家は、芸術家ではなく、解釈者、楽譜から、音への変換作業者、、という意味合いの仕事である、、ということは否定できません。 もちろん素晴らしい演奏で、曲の素晴らしさを聴衆に十二分に伝える事ができる、芸術的な演奏家も、もちろん存在するわけですが、、、。

 でも、あんまりマニアックな聴き方をしない、一般聴衆からすれば、自分たちのよく知っている、より楽しめるレパートリーを中心に演奏してくれる演奏家の方が、親しみを持てる、、というのが当たり前で、より、自身の世界を追求していて、人と違う解釈をしたり、馴染みの無い曲を演奏したり、自作自演的な音楽活動をしている演奏者が評価されにくい、、ということは、とても残念なことです。

 音楽の話が続いていますが、、コレって、面白いのかな、、、?。 ナンにも書くこと無い、、と言うよりはマシなのでしょうか、、?、(´o`;。

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posted by えんこみ at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

ジャズファンと、クラシックファン、、(昨日のブログ)。

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 昨日書いた、演奏家として有名な、フルトベングラーや、リパッティーの曲は、なぜか彼らの名声程は、有名ではない、、という話ですが、これは、クラシックの聴衆がジャズやその他の聴衆に比べ、演奏者のパーソナリティーより、古くからある曲の方に興味がある、、というところもあるのかな、、と思います。

 古典的な名曲を、演奏者がどう料理するか、、というところには興味はあっても、演奏者がいったいどういう音楽観をもっているか、どういう人間性なのか、、と言う様な事にはあんまり興味が無い、、というところがある気がします。アイドル的な人気演奏家なら、そう言った興味をファンの人が持つ、ということがあることもあるのかもしれませんが、、。 

 これは、クラシック以外の音楽だと、演奏をする人間が、曲も作る、、とか、アレンジをする、、ということが、なんにも不思議でない、というか、ある程度当たり前、、みたいなところがあるのに対して、例えば、クラシックの声楽家が、自分で曲も書いて、「Singer and Song writer」になる、、、ということは何故かほとんどきいた事がありませんよね、、。 

 あと、その前に、クラシックのファンです、、と言う人の中のは、あくまでも曲のファンであって、演奏家がどう演奏する、、ということにあんまり興味が無い、、と言う人も、少なからず居る、、気がします。 まあ、楽しみ方の違い、、なだけだと思うのですが、曲そのものが好きで、そう言う意味では、誰の演奏でもOK、、みたいな、、。 まあ、基本的に楽譜どおり演奏するわけで、他のジャンルの音楽の様に、この曲を一体どういう風に料理するのかな、、?という興味をもって、きくと言う人は必ずしも多くは無い、、のかもしれません。

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 ジャズの世界ならば、例えば、コルトレーンが、ミュージカルの曲、My Favorite Things を演奏していて、「へ〜こんな風にやるんだ〜」と言う風に感心して、じゃあこの人が、曲を作ったら、どんな曲になるのかな、、と言う様な興味が自然に湧く、、のだと思うのですが、、。

 フルトベングラーの熱狂的なファンの人は、あの素晴らしい、ベートーベンのシンフォニーを演奏する、指揮者が、いったいどんな曲を書くのだろう、、、?、是非聴いてみたい、、、と言う風には、あんまりならないみたいですね、、、?。 どうしてなんだろう?。 ピアノの名手、リパッティーが一体どんな曲を書くんだろう、、?、、是非聴いてみたいな、、、と、何でならないのか?。 昨日は、商業的な理由であんまりそう言う曲が表に出ない、、と言う事を書きましたが、それだけではなく、聴衆の方にも原因がある、、と言う気もします。

 クラシック全盛というか、中世のヨーロッパの場合、演奏家=作曲家ということは、それ程珍しくはなかったわけですが、近代に近づくにつれて、それらは分業化されていったのだと思うのですが、まだ、フルトベングラーや、リパッティーの時代は、まだまだ、作曲する演奏家、、というか、演奏もする作曲家が生き残っていたわけですが、、、。

 クラシックギターの世界では、近年、逆に作曲もする、ギター演奏家がかなり居ますよね、、?。レオ・ブローウエルとか、アンドレッシャー・ヨークとか、、、。 いずれも、演奏も作曲も、かなりの腕前です。

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2016年06月13日

音楽の話 2 商業的な理由で、、。

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 昨日は夭逝のクラシックのピアニスト、Dinu Lipatti の作曲した作品が有った事をしらなかった、、、と言う話を書きました。 彼は1950年に30代前半で亡くなっていて、少しだけモノラルの録音が残っていて、私を含む愛好家を楽しませているわけですが、それらの音源はいわゆるクラシックの名曲。

 でも、最近、既にみんなが聴いているモーッアルトや、バッハなど以外に、バルトークのコンチェルトのアルバムも手に入れたんです。というか、こんなアルバムもあったんだな、、と、それを手に入れたときに思ったわけですが、その作品は、古い録音なので、音質がかなり悪いということもあるのでしょうが、やはり、わかり易い、古典的なクラシックの曲ではない、ということで、売りにくい、売れにくいということで、あまり世に出ていないという気がするのです。

 そういう意味で言うと、 Lipatti 自身の作曲した曲も、まだ聴いた事はないのですが、現代的な音楽だと思うので、古典的なクラシックよりは、すこし難解な曲なのかもしれません。 難解=売れにくい、、、ということで、音源や、楽譜が商品化されにくいということはあると思います。

 でも、もうこの世にいない人ですが、Lipatti にしてみれば、たとえ取っ付きにくい曲でも、自分が演奏したものや、作曲した作品は聴いて欲しいに決まっていると思うのですが、まして、素晴らしい作品なら、尚更の事です。でも、現世にはいろいろな事情があって、なかなか、そうはゆかないという訳なのかもしれません。

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 こういうことは、Lipatti に限らず、オーケストラの指揮者としてカリスマ的人気がある、フルトベングラー(Wilhelm Furtwängler)の場合でもあって、あれほどの名声がありながら、オーケストラを演奏している音源はたくさんありますが、それに比べたら、彼自身がつくった曲の音源はほとんどありません。

 これは、彼が作曲した作品が稚拙だったというわけではなく、それを評価できる人が当時少なかったということもあったのでしょうが、やはり、商品として有名なベートーベンのシンフォニーなどに比べ、売れにくいということが関係している気がします。

 フルトベングラーの作曲したシンフォニーはとても素晴らしい曲だと思いますし、リパッティや、フルトベングラーの作品に限らず、もう少し埋もれている曲を、世に出して、多くの人に聴いてもらえる様になってほしいな、、と、私は思っています。

 昨今の世界的な経済状況を考えると、ますますそう言う事は難しくなって来ている、、とは思いますが。

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2016年04月03日

Edward Elgar のバイオリン協奏曲

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 どうも最近ブログの更新が遅くなっていますが、別にコレと言って理由はありません、、。

 今日は、先日いつもの中古CDショップで手に入れた、アルバムの話、、。 今度は何を手に入れたのかと言うと、以前 Gidon Kremer の記事に書いた、Edward Elgar のバイオリン協奏曲です。 

 コレまでは、1967年のエリザベートコンクールの模様を収めた音源を手に入れて、Kremer の演奏でこの曲を楽しんでいました。 ところが、この音源、訳ありというか、ネット上で発見し、しかも、LPか、SPのレコードがアップされており、途中でフェードアウトがあったり、スクラッチノイズや、音トビがあったり、、。

 フェードアウトしているところは、継ぎ目を編集してつなげたり、いろいろ工夫して、聴き易くして聴いています。 本当は、コンクールの記録モノのセットもののCDがあるらしいのですが、私が必要としていない音源まで入っているので、未だに購入はしていません。

 でもこの曲は本当に素晴らしく、Elgar というと、「威風堂々」とか、最近だと、小品の「愛の挨拶」などの様な、メロディーの親しみ易い感じの、古い言葉でいうと、セミクラシックみたいな感じの曲が有名ですが、自身もバイオリン演奏者でもあった彼のヴァイオリン協奏曲は、とても良く出来た曲で、1910年につくられているので、近現代の音楽に入ると思うのですが、作風は、ロマン的なので、何となく、気鋭のバイオリニスト達には敬遠される傾向があるのか、、あんまり録音がたくさんはありません。

 ここまで書いて、、まだ書いていなかったのですが、今回購入したEdward Elgar のバイオリン協奏曲の演奏者は、鄭 京和(チョン・キョンファ)、オーケストラはロンドン響、指揮はショルティーです。

 チャイコフスキー、ブラームス、ベートーベン、メンデルスゾーンなどに比べて、圧倒的に知名度が低いヴァイオリン協奏曲ですが、音楽的内容は、決してそれらに劣る物ではないどころか、Elger の作品の中では特に優れた方に入るのではないのか、、というのが、私の意見です。

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 そういうわけで、ちゃんとした状態の音源でしっかりこの曲をきいてみたいと思い、今回アルバムを購入してみました。 鄭 京和と言う演奏家は、私は好きで、結構色々なアルバムを持っていまして、女流の中ではトップクラス、そして、もちろんアジア人の中では間違いなく最高峰の演奏家であると思っているので、このアルバムを手に入れました。 これが、パールマンや、ナイジェル ケネディーの演奏なら、あんまり聴きたくは無いのですが、、、。 このアルバムはく77年録音で少し古い物ですが、運良く、音質はまずまずでした。

 演奏なのですが、鄭 京和のプレーは、Kremer に比べ、テンポが遅めで、ゆったりしていて、落ち着いているのですが、Kremer の様な、スリリンクさは、残念ながら味わえませんでした。 特に、終楽章は、もう少しつっ走って欲しかったです。 まあ、曲がけして簡単ではないので、あれが限界なのかもしれませんが、、。

 音程やアティキュレーションは本当に素晴らしく、曲の素晴らしさは、十分に伝えてくれる演奏ではありました。

 でも、Kremer の演奏のアルバムは、ヤッパリ欲しいですね、、。

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2016年03月20日

夜中のシベリウス 2

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 どうやら、日、月と、連休らしいですね、、。いつもの事ですが、知りませんでした、^_^; 。 さて、今日のブログは、、。

  Lisa Batiashvili (リサ・バティアシビリ)とLeonidas Kavakos (レオニダス・カバコス)という、日本人にはホントに覚えにくい(笑)名前の二人の素晴らしいヴァイオリニストの演奏で、一昨日の真夜中に、聴いた、シベリウスのヴァイオリン協奏曲について昨日書きましたが、今日はその続きです。

 年齢差は10歳くらいの二人の演奏ですが、You Tube で見た音源は多分数年前の物で、最近の演奏です。 しかし、両方見て、そして聴いて思った事は、二人の体格が全然違う、、。

 Kavakos は画面で見る限り、190センチくらいはあって、それなりに長身ですが、Batiashvili はおそらく160センチくらいではないのかと思います。 からだが小さいので、ヴァイオリンがヴィオラくらいの大きさに見えました。 そして、彼女が全身を使って演奏しているかの様な、まるで、楽器と格闘しているような動きにたいして、Kavakos は、ほとんど指と、肘から先の腕しか動いておらず、最小限の動きで、演奏しています。

 やはり、からだが大きいと楽なのでしょうね、、。 なのですが、音楽に表情ががあるのは、 Lisa Batiashvili のほうで、Leonidas Kavakos の方が合理的にからだが動いている様にみえるのですが、音楽が大味な感じがします。惰性で弾いている、、とまでは言いませんが、なんだか冷静過ぎる感じ、、。

 これは別に、 Lisa Batiashvili のオーバーアクションを画面でみているので、そう感じるのではなく、音だけを聴いても明らかにそう感じます。個人的にはLeonidas Kavakosという演奏者は好きで、イザイの無伴奏や、今回聴いているシベリウスのCDのアルバム(現在演奏されている版と、それとは別の作曲当初の原点版の二曲が入っている BIS 盤)も持っていますが、一昨日みた演奏はいささか、冷静過ぎるのと、楽器の音が少し寂しい、、というか、乾いた感じがしたのに対して、 Lisa Batiashvili の演奏は、楽器の音も良く、表情豊かで、なかなか勢いがありました。

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 シベリウスのコンチェルトの場合、ブラームスや、ベートーベンの様に複数のカデンッアがあるわけではないので、二人の演奏家が使った楽譜は全く同じ。 オーケストラや指揮者は違いますが、テンポなどもそれほど大きな差異はありません。 ちなみに、Kavakos はシベリウス ヴァイオリンコンクールでは一位、 Batiashvili は、まだ16歳のころだったそうですが、2位だったそうですが、今回聴いた音源を聴く限りは、Batiashvili の演奏のほうが、私には魅力的でした。

 まあ、コンクールの順位とかは、どうでも良いのですが、フィンランドという北欧の国の曲をグルジアとか、ギリシャとか、すこし遠い国の人間が演奏すると、表現としてはどんな感じになるのでしょうか。

 個人的には、フランス人が演奏したフランス音楽、、特にラベルや、ドビュッシーのピアノの曲は今ひとつ馴染めない、、というところがありますが、これって、感性としては、私は邪道なのかな、、、と思うことがあります。

 「荒涼とした大地、、、」とか言って、行った事はないのですが、そういう特殊な環境を知っている、ということは、やはり、演奏上大切な事なのでしょうか?。 Gidon Kremer が、シベリウスの協奏曲が好きなのだそうですが、彼の母親はフィンランド出身だそうで、そういう事と、彼の好みは関係あるのでしょうか?。

 まあ、それは本人に訊いてみないとわかりませんが、、。 そういえば、以前彼のアルバムのジャケットで、北極の海の写真が使われていて、それはKremer 自身が撮ったものでしたが、、、。やはり、そいういう寒いところが彼は好きなのかもしれませんね、、。

 そう言う意味では、日本生まれで、日本育ちの日本人が、ヨーロッパのクラシック音楽を演奏すること、というのは、色々大変なのかもしれません。

 まあ、聴く方は、「あ〜いい曲だな、、」と、感心していれば良い、、というところがあって、演奏家よりは楽なポジションですが、やはり、作曲家が暮らした環境とか、時代とか、そう言うモノを知っていれば、曲への理解は深まるのかもしれません。
 そう言えば、何かの本で、読んだのですが、シベリウスがヴァイオリン協奏曲を書いたとき、ヨアヒムに酷評され、また、ブラームスのヴァイオリン協奏曲のヨアヒムに依る初演を聴いて、自分のコンチェルトを書きなおした、という話があります。 でも、Leonidas Kavakos が録音した改定前のシベリウスのコンチェルトを聴いてみましたが、改定後は随分ちがう曲になっていましたが、最初の曲に、特に大きな問題があるとは思いませんでしたが、、。

 当時はいまの様なメディアはほとんど無かったと思いますが、いろいろ音楽家どうしの意見の交換というか、発言権の強い人との軋轢がいろいろあったみたいですね。

 実は、この文章を書きながら、さらに、Joshua Bell、Oleg Kagan  のシベリウスを、またまた聴いてしまったのですが、それについてはまた次の機会に、、。 

 また睡眠時間が随分削られてしまいました、、^_^; 。

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2016年03月19日

夜中のシベリウス

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 3月も今日で、19日半ばを過ぎましたが、イマイチ暖かく無い。 今日は昨日までの予報とはちがって、午前中は雨が、、そのあともあんまり気温は上がりませんでした。


 趣味であんまり音楽を聴かない私ですが、聴くとすればヤッパリ、ヴァイオリン音楽なわけですが、昨日は何故か、Joachim József(ヨーゼフ・ヨアヒム)のヴァイオリン協奏曲(ヴァイオリン協奏曲ニ短調ハンガリー風.)というのをYou Tube で探しているうちに、ハマってしまっていろいろと、、、。

 ヨアヒムという人は、ヴァイオリンの名手として、有名な1800年代に活躍した人で、Brhams の協奏曲を初演した人で、いろいろな協奏曲のカデンッアも作曲していて、現代のいろいろなヴァイオリニストが演奏していたりします。その人がどんな曲を書いているのかな、、と思って探していたら、音源が見つかりました。

 その曲は、勝手に想像していたよりも面白い曲でしたし、音源の質も悪く無かったので、それなりに楽しめました。でも、昨日はそれだけでは終わらず、その後は、日本人のヴァイオリニスト、樫本大進が演奏する、Prokofiev をちょっと聴いて、その後、グルジア出身女性ヴァイオリニスト、Lisa Batiashvili (1979年生まれの37歳 ) の演奏するシベリウスのコンチェルトを、まるまる一曲聴いてしまいました。

 ヴァイオリン協奏曲というと、ブラームスや、ベートーベンの話がよく、このブログで出てきますが、実は、私が一番好きなのは、今日聴いた、フィンランドの作曲家、シベリウスのものなんです。

 ヴァイオリンの協奏曲というと、どうしても、オケが大人しいというか、悪く言えば、チョット貧弱な曲が多く、その点ブラームスは、なかなか立派なオーケステレーションなのですが、それと並んで、良く出来た曲だな〜と思うのが、シベリウスのヴァイオリンコンチェルトで、とても好きな曲です。シンフォニックでありながら、叙情的なヴァオリンパートの音形はとても私にとって、魅力的です。

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 そして、それを演奏していた Lisa Batiashvili は、私が先日ブログに書いた Janine Jansenとならんで、私が注目している演奏家なのですが、昨日は調子にのって、もう一人、1967年、ギリシャ生まれの 48歳の演奏家、Leonidas Kavakos (Λεωνίδας Καβάκος ギリシャ語だとこうなるのだそうです、全く読めませんが、)の演奏も聴いてしまいました。

 Kavakos氏もBatiashvili氏もシベリウスヴァイオリンコンクールに入賞していて、シベリウスのコンチェルトは得意曲らしく、そういった事もあって、You Tube に演奏があがっていたのかもしれません。
 ちなみに、Batiashvili氏の演奏は、Orchestra Sinfonica Accademia Nazionale di Santa Cecilia Antonio Pappano, conductor で、Kavakos氏は、Mariinsky Theatre Orchestra Valery Gergiev, conductor という組み合わせで、どちらも、なかなか興味深い演奏でした。

 40分弱の曲を2回も聴くと、一時間半近くになりますので、当然夜は遅くなってしまいました。プロフィールを見ると、二人とも、ストラディヴァリウスを使っている、と書いてありましたが、Batiashvili氏は日本のある財団から貸与されていたらしいのですが、現在はあるコレクターの人からガルネリを借りていると書いてあるのに対して、、Kavakos氏は最初 、1692年製ストラディヴァリウス"ファルマス"とJ・B・ガダニーニを所有していたが売却して1724年製ストラディヴァリウス"Avergavenny"と三台のモダンヴァイオリを所有しているとのこと、、。 Kavakos氏はどうやらお金持ちらしいですね、、。

 ただ、今回見た映像でどのバイオリンをつかっているのか、、というところはハッキリわかりませんが、Batiashvili氏の映像では、間違いなくイタリアのビンテージを弾いていると思われますが、Kavakos氏が弾いているのは、多分モダンバイオリンだと思います。 

 それにしても、こういう楽器の話になると、必ずヴァイオリンの名器の名前が出てきますが、なぜか、弓の作者の名前は、滅多にでてきません。 楽器が高くなれば成る程、演奏する弓が重要になってくると思うのですが、一般の人は、私の様なバイオリンを演奏しないのにマニアックな視点をもっている、というわけではないので、そういう事に興味はあまり無いので、資料には記載されていないのかもしれません。

 こういうお宅な話を書くと、文章が長くなりますね、、。つづきは明日にします。

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2016年03月12日

演奏以外ですること 2 。

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 最近無くなった、指揮者、Nikolaus Harnoncourtの話につづいて、昨日の続きですが、今日は George Martin について。

 George Martin という名前を見ても、聞いたことある気がするけど、誰だっけ、、?という方でも、ビートルズのプロデューサー、、と書けば、あっそうだった、、と思い出す方も多いのかもしれません。

 最近90歳で無くなったこの人は、俗にビートルズの5人目のメンバー、、と称される事もありますが、もちろん彼はプロデューサーですから、直接演奏に関わったことは無いのだとは思いますが、ビートルズの作品にとって、彼の存在は、必要不可欠であったということは間違いありません。

 ビートルズのメンバーにとって、George Martin の存在は、彼らが、デビューする前からの付き合いでありますが、音楽界というか、ショービジネスの世界では、彼が現代のプロデューサーという仕事の基礎を確立した、、というところが最大の功績になるではないでしょうか、、?。

 楽曲のアレンジをするという様な作業だけでなく、グループの方向性、作品のカラーを決定する、という様な、音楽の内容を根本的に左右するというのが、プロデューサーの仕事の内容ですが、実際のところ、それをしっかり実行する事ができ、さらに、経済的な成功も実現するという事は、並大抵のことではありません。

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 音楽を専門的に学び、オーボエや、ピアノもプロの音楽家として演奏していた経験があるGeorge Martinですが、それだけではなく、録音技術、ミキシングなど、スタジオテクニックや、機材の使い方についても、かなり造詣が深かったというところが、彼を一流のプロデューサーにしている大切なポイントです。

 ビートルズの活動し始めた頃は、まだまだ録音技術は現代に比べて、発展途上であるばかりでなく、それに使う機材もまだまだ、貧弱なものでした。

 そういう環境の中で、その場にあるものを最大限に使うばかりでなく、機材を製造しているメーカーに直接注文を出し、ビートルズの音楽、制作する作品に必要な機器を手に入れる、というような、極めてアクティヴな、素晴らしい手腕を発揮しつつ、音楽の内容と、それにふさわしい音質というものを把握し、さらに新しい音楽の在り方を実現する為に機材の使い方=作品の仕上げ方を模索し、ビートルズを成功に導いた手腕は、とても素晴らしいものです。

 名前だけのプロデューサー、つまり少し音楽的な知識があるだけだったり、レコード会社の重役に顔が利く、、という理由だけで、プロデューサー業を行っている様な人が多い中、編曲や、エンジニアリング、作品コンセプトをリンクさせて、素晴らしい作品を創り上げることができた、最初の人材であったのかもしれません。

 昨日書いた、Nikolaus Harnoncourt と George Martin は音楽を直接楽器を演奏するのではないにも関わらず、それ以外の様々な方法で、自分の考える世界を、類稀な才能と忍耐をもって、具現化した希有な人材であった、という事を、彼らの人生の終焉に際して、賞賛するだけでなく、これからの音楽を考える為に忘れずに頭のなかに強く刻み込んでおこうと、私は思っています。

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2016年03月11日

演奏以外ですること 1 。

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 なんだか、ここのところ、また冬が来たみたいな感じで、寒いですね。まあ、本格的に暖かくなるのは、桜が咲いてしばらくしてからなので、まだまだ寒いのはしょうがないのかもしれませんが、、。
 
 数日前に、もたらされた訃報、、。 Nikolaus Harnoncourt と George Martin の二人については、知っている人は知っているけど、仕事の内容と、その功績程は、知名度が高く無いという人だっ気がしています。

 それは、二人とも、音楽家でありながら、楽器を演奏することによってではなく、自分の表現したい音を創り上げていたという共通点があります。

  Harnoncourt は もともとはチェロ奏者、そして George Martin はオーボエ奏者だったそうですが、彼らの代表作には、彼らの演奏する楽器の音は全く入っていません。 この二人について、ご存知の方は、このブログを読んでいる方達の中にどれほどいらっしゃるのかは、わかりませんが、恐らくは、初めて見る名前だ、、という方が少なからずいるかもしれません。

 もしかしたら、どちらかについて、名前は知っている、、程度の知識という方が一番多いのではないのか、、と私は想像しています。

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 音楽に詳しく無い人なら、演奏をしないで音楽をつくる、、、ということに、「それって一体どういう風にするの、、?」、と疑問に思われる方が多いのかもしれません。

 まず、Nikolaus Harnoncourt について、、。 彼は、楽器は直接弾かなくても、指揮はしていましたね、、。 ただ、指揮者として活動するだけではなく、現代のクラシック音楽の在り方、というものを深く考えながら、独自の活動を行っていました。

 クラシック音楽は、名前の通り、古典音楽、つまり、数百年前につくられた音楽を演奏していますが、それらを演奏する楽器は、普通は現代の物がほとんどですし、以前書いた様に、ヴァイオリンの様に昔の楽器を使っていたとしても、弦などは、諸々の都合で、当時とは材質が違うのもが使われています。

 そういった、楽器の選択や、演奏方法などについて、考え直し、曲が作られた時代の習慣に則って音楽を演奏し、その曲本来の魅力を現代の聴衆に伝える、、という方法を選んで、Nikolaus Harnoncourt 氏は音楽活動を行っていました。 

 一般の人達(聴衆も演奏家も)が知らない方法で、Gidon Kremer をソリストに迎えて演奏された、Mozalt のヴァイオリンコンチェルトは、私にMozalt の本当の魅力を教えてくれました。

 いろいろな文献や、作曲家が生活していた国や、社会についてほとんど知らない私たち日本人にとって、諸々の事情で、、というか、演奏家や、音楽界の都合や、慣習によって、長い間に変形されてきたクラシック音楽は、それはそれで、現代のある意味正しい姿ではあるのでしょうが、本来の姿、本来の魅力を現代の人達に伝えよう、、というNikolaus Harnoncourt 氏の音楽の表現方法は、取り組もうと思う事と、実際に実行しようとする事の間には、容易に実現することが不可能な、大変大きな壁があるはずで、それを具体的な形で、具現化したということは、かなりの偉業なのだと思います。

 その偉業は、彼を、一介のチェロ奏者から、古楽の指揮者としてのみならず、世界的なクラシック音楽の指揮者=音楽監督としての地位にまで高め、2016年3月5日に86歳で、この世を去るまでの、天命を全うさせたのだと思います。

 George Martin については明日に、、。

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2016年03月01日

Janine Jansen のアルバム

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 まだまだ寒いですが、3月になりました。 早く暖かくなって欲しいものですが、、、。夕方の空の明るさは、随分日が長くなってきたな、、と感じます。

 2月の初めの頃に書いたヴァイオリニスト、Janine Jansen のアルバムのはなし、、気になっていたベートーベンとブリッテンのバイオリン協奏曲の中古盤を、ついに我慢できずに、昨日購入してしまいました。

 最近、軒並み高めの値段設定で、中古のCDやLPを販売している某店で、最安290円からのセールがやっていたので、何枚か購入して、セールコーナーじゃないところにあった、前々から気になっていた演奏家であるJanine Jansenのアルバムを見つけ、その演奏を、音源違いではありながらも、You Tube で聴いて、、「欲しーなー」と思いつつ、我慢していました。

 レーベルはDeccaで、まあ、言ってみればメージャーレーベル。 演奏は指揮が Paavo Jarvi オケが、ドイツカンマーフィルと、ロンドン響ということで、なかなかの豪華版、、。 これが中古とは言え、980円で手に入るのであれば、よしとしましょうと、、、頭の中の大蔵省が許可を出しました。

 Janine Jansen といえば、何年か前に日本のオケとの共演をたまたまラジオで聴いて、安定した技術、美しい音色、そして、何より覇気のある、ダイナミックなプレイで、印象に残っていました。

 その時は確かチャイコフスキーの協奏曲だったと思うのですが、とても良い印象がありました。それからは、ごく最近になってのYou Tube まで、何の情報も無かったのですが、そのネットでみた、Britten の協奏曲の曲の素晴らしさを初めて知り、楽しみにしていました。 中古盤なので、買いに行っても、売り切れてしまっていれば、あきらめるしか無いのですが、運良く残っていました。

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 大体こういう場合期待していて、やっと聴けたという時は、何と言うか、期待に胸がふくらんで、スッゴク感動したい、、と脳が言っていて、結果きいてみて、それほどでも無いな、、、と期待はずれ、、という事になりがちなんです、、私の場合。

 で、、どうだったのかと言うと、、、。 

 チョット期待はずれ、、な感じになってしまいました。 どうしてなのか、、、。

 まず、録音がイマイチ、、。 2009年の発売なのですが、最近のメジャーレーベルって、こんなものなんでしょうか、、?。ヒドい、、ということはないにしても、ソロバイオリンの音も、オーケストラの音も、、なんだかリアリティーが無いというか、一言で言うと、あまり良く無いホールのいい席で聴いている感じ、、、。

 Janine Jansen のヴァイオリンの音は、いままでラジオとか、YouTube で聴いた印象より、カサカサした音。音程も随所で心配なところも、、。 ここで考えたのですが、これって、やはりアルバムの制作費のバジェットが低いのではないでしょうか、、。 機材とか、オケメンバーとかが、一流ではないのでは、、?。 次いで書いてしまうと、Paavo Jarvi のベートーベンにおける指揮も、なんだかチョット癖がある、、。ちなみに、使用カデンッアはクライスラー作のモノ。 

 もしかしたら楽譜どおりやると、ああいう風になる、、という事なのかもしれませんが、、。 最近そういうことって多いですよね?。

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 Brittenn の方はイギリスのアビーロードStudio での録音で、ベートーベンよりはいい感じですが、、。 まあ、この曲はまだ詳しく無いので、繰り返し聴いてみないとわかりませんが、このアルバムを聴いた今のところの印象は、そんな感じです。

 予算が十分にあれば、テイクをたくさん録って、編集したり、機材や会場、スタッフに気を使って制作できるのですが、コンサートみたいに通して演奏したのをそのままCDにした様な、、、。 そんな感じです。 無論コンサートでも素晴らしい演奏になる事はあるのでしょうが、こういうアルバムの場合、なんテイクか録って、いいとこをつなげる、、というのが、現代のやり方、、。 編集にも時間をかけるし、音質調整も入念に、、、。 こういうやり方は、今のあんまりCDが売れない時代にはだんだん出来なくなってきているのかもしれませんね、、。

 でもこういう風にぞんざいにアルバムを作ったら、ますますアルバムは売れなくなるでしょ、、?。

 まあでも、「予算無いんでスすけど、じっくり時間をかけて下さい」といわれても、そういう仕事はなかなかできないですよね、、。

 シビアな話です。 これって制作者側のはなしで、演奏者には責任ないはなしなんですよね、、。

 なんだかな、、、。

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2016年02月04日

現代音楽って、、、。

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 昨日はヴァイオリニストの Janine Jansenの話にからめて、Brittenとか Korngoldのはなしをかきましたが、この二人は、最近まで、、といっても数十年まえまで生きていた作曲家ですが、いわゆる、「現代音楽」の人といわれている人ですが、この「現代音楽」という人という言い方をすると、一般の音楽ファンは「あ〜現代音楽ね、、〜」という感じで、なんというか、無機的な、音の拡散というか、難しい音楽、、何を表現しているのか解らない、、という印象というか、そういう音楽を想像すると思うのですが、、実はそうでもない、、、。

 一般に、現代音楽というと、なんというか、演奏が難しそうな、突飛なフレーズが飛び出す、というか、、なんか火曜サスペンス劇場の殺人場面に流れるような、音楽、、ってわかります?、みたいな音を想像しますよね、、。

 この古い言葉かもしれませんが、前衛的な音楽、ちょっとわけわからないというか、怖い雰囲気の音楽だ、、、という印象は、免れないと思うのですが、そういう音楽は実際に存在するわけですが、昨日書いた、Brittenとか Korngoldの音楽ッて必ずしもそうでもないんです。

 確かに現代音楽というと、例えば、新ヴイーン楽派のシェーンベルクとか、イタリアのノーノとか、フランスのメシアンとか、曲芸大会みたいな曲がたくさんあって、「これが芸術だ〜」「芸術は爆発だ〜」みたいな曲が多くて、一般の音楽ファンとか、クラシックを聴く人は、「これって、芸術なのかもしれないけど、よく解らない、、から楽しく無いよね」という感想を持っている人が多いのだと思うのです。

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 ここ大体百年くらいの音楽界は、ポップスみたいな商業的な音楽がたくさんある一方で、メロディーがあるとか、綺麗なハーモニーがあると、前時代的だみたいな風潮が一部にはあって、専門的にはそうじゃなく、複雑なほうが、スゴい、かっこいい、、とかこれが現代の音楽なんですよ、、みたいな流れがあって、そうじゃないと、ダメ、、みたいな世相がありました。

 でも、それって、どれだけ変態になれるか競走みたいになっているところがあって、ややもすると、本来の音楽的な衝動とはなれた、マニアック変態的にどこまでゆけるか的な極端な部分ばかりが強調されて、一種フリークス、恐いもの見たさ(聴きたさ?)みたいな人達の欲求をどれだけ満たせるか、、、みたいな方向性があったということは否定できないところがあります。

 おかげで、現代、近代の音楽の作家のなかで、そうでもない作風の人達は片隅に追いやられてしまっている、、というところがある気がします。

 少し前に、はなれたところに住んでいるかたとメールをしたとき、ある現代音楽の初演に立ち会ったとき、「もっと、スゴい不協和音とか、打楽器の連打とかあると思ったら、そうでもなくて、普通の音楽で、まるで、NHKの大河ドラマみたいな曲で、肩すかしをくらった、、」というような感想をうかがったのですが、それって、やっぱり、変態競走に知らないうちに慣らされてしまっている不幸な聴衆の残念な反応という気がしました。

 もはや、ヨーロッパの現代の、今の時代の音楽はほとんどそういう世界からは脱しているのですが、あまりにも強烈な昔の作品の激しい表現のトラウマみたいなものがいまだに、東洋の小国の音楽愛好家達には消え去っていないのだな、と思うのですが、これって考えさせられる事で、本当はBritten や Korngold の様に、そう出ない方法で、面白い曲をつくっている作曲家がいる、ということをもっと知ってほしいな〜と思う今日この頃です、(´-ω-`) 。

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2016年02月03日

ヴァイオリニスト、Janine Jansen のはなし

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 昨日は中古CD屋さんの年度末セールで、アルバムを3セット4枚も買ってしまった、、という話を書きましたが、その時、特価販売のコーナー以外の、いつも見ている売り場も一通り見たのですが、ちょっと気になる一枚が、、、。

 それはヴァイオリニストの Janine Jansen(ジャニーヌ・ヤンセン)の演奏する、Britten と Beethoven のヴァイオリン協奏曲のアルバムでした。

  Janine Jansenと言えば、以前、もう何年も前にラジオで、日本のオケと共演しているのを聴いて、「なかなかしっかりした演奏だな〜」と感心したのですが、それ以降、アルバムを購入する事も無く、随分時間が経ってしまいました。

 Beethoven のコンチェルトはもちろん良く知っていましたが、Britten のヴァイオリン協奏曲は、どんな曲かは知りませんでした。
 Brittenは好きな作曲家で、興味があるのですが、いままでに、まだそれほど詳しく研究はできていません。 以前、Kremer の演奏するアルバムについてこのブログでも取り上げましたが、その時はヴィオラとヴァイオリンのダブルコンチェルトが入っているアルバムで、ヴァイオリンだけの協奏曲ではありませんでした。

 そういうわけで、ちょっと気になったアルバムでしたが、昨日は4枚のアルバムを購入していましたし、値段が980円と、これも随分安いのですが、購入した特価品の290円のアルバムに比べると高く感じました。

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 その後帰宅して、寝る前に、頭の片隅に残っていた Janine Jansen の「Britten のヴァイオリン協奏曲」の事が気になって、珍しくYou Tube の検索に演奏者と作曲家名を入力してみました、、。

 すると出てきました、アルバムではロンドン響、指揮がPaavo Järvi でしたが、映像はオケがパリ管、指揮は同じ、、ロンドンでのライヴでした。時間が32分あるということで、睡眠時間が減ってしまいますが、まあ、32分なら、、ということで、鑑賞決定。

 はじめて、「Britten のヴァイオリン協奏曲」を聴きました。

 映像も音質もなかなか素晴らしいソフトでしたが、曲も演奏もとても素晴らしかったです。 どちらかと言うと、私には、のんびりのいうか、ちょっととろい印象があったパリ管でしたが、ここではテキパキと素晴らしい演奏を繰り広げていました。

 でも、何よりも素晴らしいのは、Janine Jansenの演奏。 まだ初めて聴いた曲なので、理解は浅いのですが、とにかく良い音色、素晴らしい音程、、歯切れの良いアーティキュレーション。
 最近の若い演奏家はおしなべて、技術は素晴らしいのですが、緊張感みたいなものが薄い、、人が多い気がするのですが、この人は違います。 音楽が生きている様な感じ、、というか、音楽は生きていなくてはいけないのですが、技術が完璧だとどうしても冷めた演奏になってしまう事が多いのですが、この人の演奏はとても勢いがあって躍動感がすごくあります。

 どうも、さっき調べてみたら、BeethovenとBritten のコンチェルトが大好きで、この二つの曲を録音してアルバムにするのが夢だった、、ということなので、このBrittenの曲が大好きみたいですこの人は、、。“To make a recording of the Beethoven and Britten Violin Concertos has been a dream of mine for years,” Janine Jansen enthuses.

 バイオリン協奏曲というと、ベートーベン、ブラームス、チャイコフスキーときて(メンデルスゾーンは嫌いです)、それより新しい曲となると、シベリウスとかになるのかもしれませんが、このブリテンもなかなかの名曲だな、、と思いました。

 オーケストラとヴァイオリンの掛け合いの面白いところがたくさんあって、いかにも協奏曲らしい曲で、ヴァイオリンの名人芸を発揮するところもしっかりあり、少し時代はさかのぼりますが、BartokやKorngold のバイオリンコンチェルトと並ぶ、近代音楽のヴァイオリンコンチェルトの名作なんじゃないかな、、と思いましたね。

 あの中古屋さんのCD売り切れないうちに、手に入れようかな、、どうしようかな、、、(ーー;) 。

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2016年01月30日

エネスコ のはなし。

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 今日は久しぶりに晴れて、気温もそんなに寒く無く、この前の寒波のあとだけに、余計に暖かく感じましたね、、、。ブログの写真は三枚とも、今日撮影したものです。

 というわけで、昨日のつづき、、前から探していたルーマニアの作曲家兼ヴァイオリニスト、、George Enescu の演奏する、バッハの無伴奏曲のアルバムを、中古レコードやさんで、格安で手に入れた、、ということで、その事を書こう、と思っていたわけですが、ナント、、、まだそれを聴けていない、、という、、。

 なんだかな、、、。

 もちろん、それを何度か聴いていますし、よく考えてみたら、以前だれかにコピーしてもらった様な、、、。 でも今はどこにあるかわかりません、、そういうアルバムの多いこと、、、(~_~) 。

 なので、改めて手に入れたのですが、、、。

 気をとりなおして、George Enescu のはなしを、、。

  Enescuというのは彼の母国ルーマニアの表記なのですが、日本ではエネスコとよばれていますが、これは発音がそれに近い、、というのではなく、フランスでの書き方 Georges Enesco に起因しているらしいですね、、。 なので、正確な発音は日本語のエネスコというよりは、エネスク、、に近いらしいです。

 この人は1881 年生まれ、1955年没で、当時としては長生きの73歳まで生きた人なんですね。最初に書きましたが、作曲家としてだけでなく、ヴァイオリン演奏家としても有名で、当時はフリッツ・クライスラー Fritz Kreisler や、ジャック・ティボーJacques Thibaud とならんで、三大ヴァイオリニストとして有名だったらしいです。

 別に演奏家をバカにするつもりはありませんが、演奏だけする音楽家と、自ら曲も創造する音楽家では、音楽の見方、捉え方が随分違いますし、ちゃんとした曲を作曲できる、、というスキルは、芸術家としてワンランク上な気がします。 でも、その割に作曲家としてのエネスコの名声は、日本では、クライスラーの名前程有名ではない、、と思うのですが、どうしてなのかな、、と考えてみました。

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 クライスラーやティボーがいくら素晴らしい演奏家だったとしても、時代的に録音はほとんどのこっていませんので、その名前だけが一人歩きしているところもあるとおもいまますが、立派な曲、たとえば、バイオリンソナタや、交響曲などなど、後世に残るものを書き残しているにもかかわらず、それらも含めて、エネスコは今一つ知名度が低い、、というところは、曲の内容が、民族音楽的だったりするところや、演奏難しい曲が多い、、、というのが理由なのではないのか、、というところがあります。

 曲の内容の善し悪しより、聴き易い、演奏し易い、、というのは、曲が後世に残る、大事なポイントだったりします。

 あと考えられるのは、クライスラー がオーストリア、ティボーがフランス出身なのに対して、エネスコはルーマニアという東ヨーロッパの国である、ということも大いに考えられますね、、。 エネスコは才能を認められて、子供の頃の7歳で、ウイーン立音楽院に入学していますし、後にパリの音楽院にも学んでいて、活動はヨーロッパだけに及ばず、アメリカでも演奏していたのですが、なかなか国籍の壁は越えられないものなのでしょうか、、?。

 ヴァイオリンの教師としても、かなり優秀で、ユーディ・メニューイン、アルテュール・グリュミオー、クリスチャン・フェラス、イヴリー・ギトリスなど蒼々たる演奏家の指導にあたっていたということも、驚くべき事なのですが、今一つ、クライスラーなどより有名ではないんですよね、、。

 そう言う意味では、以前このブログにも書いた、Kremer のアルバムはとても貴重で、素晴らしい内容の作品で、エネスコの素晴らしい仕事を一般に知らしめる事ができるアルバムだと思います。

 久しぶりに音楽の話題をかいたら、思いっきりお宅な内容になってしまいました、、、( ̄^ ̄) 。

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2016年01月22日

すっきりする為の音楽。

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 仕事で聴く音楽、というか、聴かなければならない音楽の多くはバンド編成というか、小編成そして内容は様々なのですが、大きなくくりでとらえると、少ない転調や、均一もしくは一定の法則をもって変化するリズム構造のもので、それはそれで、そこそこ複雑なのかもしれませんが、どの曲も似た様な音響傾向。

 この似た様な音響傾向の音楽ずーっと聴き続けているわけですが、それらは、ノイズや歪みなどのほとんど無い、ある程度電気音響的には整った状態ではありますが、食べ物で言えば、同じ味の傾向のものをずーっと食べ続けている様な状態。 限られた食感、限られた味付け、たとえばパンとコーヒー、サンドウイッチとミルク、ハンバーガーとカフェオレみたいな感じで、三食同じ感じ。 

 これは、西洋のある種のコミュニティーでは、とくに不思議ではない、単調ではない食生活の部類に入るのかもしれませんが、我々日本人の味覚にはかなりの単調さを感じます。 三食ともパンとコーヒーとかにならないと、単調とは感じない、たくさんのあちらの人達とは随分味覚がちがうのかもしれませんが、いろいろな音楽を知っているのに、ある種の形態の音楽ばかり聴く、、ということは、それと似た様な感覚に陥っている、という気がします。

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 これはおそらく、一般的な感覚で言えば、それほどの単調さ、では無いのかもしれませんし、そういう環境でも、一向に気にならない、、という人もそれなりの数、世の中にはいるのかもしれません。 そういうことが、以前書いた、飲食店のBGMで、あるアルバムの一曲だけを延々リピート再生して流す、、という私にとっては「事件」にちかい事が起こる理由になるのだとは思います。

 昨日、ちょっとしたトラブルで、大きなノイズがスピーカーから出て、あわててボリュームを絞ったわけですが、そのうるさい音、かなりの雑音を耳にした時、「うるさいな、、」という感覚と同時に、不思議な清涼感というか、快感が脳を駆け巡り、不思議なリフレッシュ感を持ちました。


 そんなわけで、、って、回りくどい説明で、どんなわけか解らなくなってしまった人もいるかもしれませんが、最近いつも聴いている(聴かなければならない)音楽とは全く音響的に違う音楽を聴きながらこのブログをかいています。
 
 大きな編成、頻繁で、複雑な転調、色々な楽器の音色が入り交じりながら、変化に富んで進んでゆく音楽性をもつ楽曲を聴くと、なんだか、頭にこびりついた音響の垢みたいなものが、洗い落とされる様なきがします。

 この曲をつくった人や、演奏している人間達、そしてこの音源を制作した人達は、まさか、この様な聴き方をされるという想定はしていなかったとは思うのですが、お陰で、なんだか、頭が軽くなったというか、スッキリした感覚になった、、ということ自体がそれなりに異常な事、、という気がしないでもありませんが、この音楽を聴かなかったら、確実に続いていたモヤモヤみたいなものは、解消された、、という気がしています。

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 名古屋を中心に全国で活動しているサキソフォン奏者 小濱安浩(ts)氏 と、CMSレコード主宰 ピアニスト 細川正彦のデュオライヴが熊本であります。

1月27日(水) スイング(酔ing)
             熊本市中央区花畑町10-10 中山ビル2F 096-356-2052
1月28日(木) Jazz Inn おくら
             熊本市南坪井1-12 096-325-9209


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2016年01月06日

私の中の Paul Bley。


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 昨日のブログに書いたピアニストPaul Bley の訃報に関係して、いくつかのアルバムをとりあげて、彼についての私的な思い出を書きたいと思います。

 彼の演奏をレコードで最初に聴いたのはもう40年くらい前に友人の家で Open to Love というソロ・ピアノアルバムを聴いたときだったと、記憶しています。

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 上がそのジャケット写真、ネットから引っ張って来たので質が悪いですが、、。 もしかしたらECMというレーベルの作品を聴いたのも、よく考えてみるとこの頃だったのかもしれません。 このアルバムは1972年にリリースされていますから、おそらくその頃、、つまり新譜として発売されたものを、年上の友人が購入し、それを聴いたということなのかもしれません。 しらべてみると、キース・ジャレットの有名なケルンコンサートが75年のリリースなので、それより前なんですね、これは、、。

 初めてそれを聴いた印象は、何とも文章にしにくいのですが、単刀直入に書くと「なんか、へたくそだな、、この人」、、。 でも、不思議な魅力を感じて、その後何回も聴いてとても好きになるのですが、、とつとつとした語り口と、いまでは考えられない、全くリヴァーブのかかっていないピアノの音、一部内部奏法(弦を直接はじく)も用いていたりして、なんともつかみどころがない、ながらも、ナニか癒される空気感に虜になったものです。

  Paul Bley氏は、1932年生まれですから、Bill Evans より三歳だけ若い。ごく初期はソニーロリンズと来日したり、チャーリー・パーカーやレスター・ヤングとベン・ウェブスターなどとの録音があったり、どちらかというとメインストリーム的な活動をしていて、ミンガス、ブレイキーのメンバーで、ピアノトリオの作品もあるのですが、その後当時の最先端のジャズ、フリージャズ的な活動にシフトしていったようです。

 上に書いた「Open to Love 」につづいて私が聴いたのは、 Paul Bley, Ornette Coleman, Don Cherry, Charlie Haden Billy Higginsというメンバーで録音されていたライヴ音源「Coleman Classics」でした。 今回の文章を書く為に調べてはじめてわかったことなのですが、このアルバムは、1958年に録音されていた物を、 Paul Bley氏が、1977年に自分のレーベル、IAI(Improvising Artists Inc.)からリリースしたものでした。 

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 とても地味なジャケットで、当時私はてっきり海賊盤だとおもっていたのですが、そうではなかったのですね、、。彼はこのIAI(Improvising Artists Inc.)から、いろいろな作品を発表していて、その枚数はかなりの数になります。

 しかしこの「Coleman Classics」のメンバーたるやスゴい!。 なんというか、くせ者揃い(笑)。それにしても、このメンバーはもうみんなこの世の人ではないのですね、、。別の言い方をすれば、Paul Bley だけが生き残っていたというわけですが、その彼も、、。

 それにしてもこのPaul Bleyという人、一般のジャズファンにはあまりにも人気がない、、というか、知られていない、、。 地方のジャズ喫茶なんかに行くと、Ornette Coleman, Don Cherryはあっても、Paul Bleyは一枚もアルバムがない、、というところもあります。

 まあ、スインギー、、、とか、グルーブとか、いわゆるジャズらしいところのほとんどない人ですからね、、。でも、とても音色のきれいな、美しい演奏をする人で、私は大好きデス。

 一度位生演奏を聴きたかった。カナダに住む知り合いから、最近はソロで時々モントリオール辺りで演奏している、ときいていたのですが、、。

 明日も書いちゃおうかな、、 (´o`;。

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