2018年06月13日

アンサンブル

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 昨日のブログを書きながら聴いていた、ベートーベンのバイオリンコンチェルト、、普段聞かない演奏者のものでした。割と平凡な演奏で、まあ、こういったら申し訳ないのですが、BGMにはうっていつけ、、という感じでしたが、3楽章ある協奏曲の最終楽章に入った途端に、スイッチが入った様に勢いがよくなって、なかなか良い演奏になりました。

 3楽章のために、わざと前半しょぼい演奏をしていた、、ということはないと思うのですが、あんまりにもテンションが低いそれまで、だったので、、ちょっとびっくりしました。 まあ、そういうやり方もある、、のかもしれません。

 考えてみたら、クラシックの演奏家って、世界のいろいろな人がやっている曲をやらなくてはならないので、技術的なことはもちろん、演奏の仕方も聴衆にかなり比較されてしまう、、ということは間違いないので、それは結構辛いことだな、、と思います。楽譜に書いてある通り演奏しても、演奏者によって自然と演奏は変わりますが、それはテンポだけでなく、メロディーの歌い回し方とか、音色とか、、。 

 クラシックの曲の場合、楽器の機能上難しいところもあり、演奏者によっては、フレーズ自体を弾くのが大変、、というところも結構あったりします。

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 そういう時は、少しテンポを落として演奏すれば、弾けるようになるわけですが、最近のプロの演奏家は上手い人が多いので、そういう変更の仕方は少なくなってきています。

 子供の頃、クラシックの演奏会に行って、レコードよりずいぶんテンポが遅いなとか、金管楽器が、ちょっと間違った音を出したり、、というところを気付いたりしましたが、おそらく最近は、そういうことはあんまりなくなってきている様なきがします。今の日本の大都市のオーケストラは、欧米の一流オーケストラに迫る実力がありますので、あとは指揮者がどうやるのか、、というところなのかな、、と思います。

 ただ、オーケストラとソリストの大きく違うところは、オーケストラの各奏者は、どれだけ協調して、アンサンブルを形成できるか、、というところが大切で、その中に技術の確実さみたいなものも、含まれていますが、ソリストの場合、間違えないで演奏すれば良い、、という事だけでは、仕事の半分もできていない、、というところなのだと思います。

 つまりその辺りが、前半に書いたことなのだと思うのですが、間違えずに、なおかつ、どういう風に演奏するか、、言い換えれば、自分らしく、どのように演奏できるのか、、というところが大切なんだと思います。

 おそらくは、何も考えないで、しっかり演奏すれば、自分らしい演奏になる気もしますが、はたしてそれほど簡単なことなのでしょうか、、。普通の小編成のアンサンブルなら、それでもよいのかもしれませんが、オーケストラとの演奏の場合、いくら指揮者がいるとは言え、他の楽器との関わりは、それ程簡単なはなしではないはずです。

 昨日はテープの回転ムラの話で、音響技術的な話でしたが、今日は、演奏技術のはなし、、。これについてはあんまり詳しくないので、なかなか書くのが難しいです、、(笑)。

 6月も13日で、もう半ば近く、このまま、ほとんど雨も降らないまま、沖縄の梅雨はおわるのか、、?。平年は20日より前くらいには、梅雨明けらしいのですが、、、。

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CMS レコード主宰 ジャズピアニスト細川正彦の演奏が熊本県と佐賀県であります。

7月25日水曜日 7時半〜 場所 レストランバーキーブ

菅原高志グループ 菅原高志(ds)荒木卓也(b)細川正彦(p)
http://cib-co.jp/

〒860-0806

熊本市花畑町11-14 KOHENビル2F
TEL.096-355-1001

7月26日木曜日 8時〜 場所 Jazz inn おくら

菅原高志グループ 菅原高志(ds)荒木卓也(b)細川正彦(p)


Jazz Inn おくら http://www17.plala.or.jp/okura/index.html
〒860-0848 熊本市中央区南坪井1-12 Tel:096-325-9209


7月27日金曜日 8時〜 場所 シネマテークhttp://cinema-theque.com/

菅原高志グループ

城島 弘幸 (g) 細川正彦(p)福田将之 (b) 菅原高志(ds)

ジャズ喫茶シネマテーク
〒840-0811 佐賀県佐賀市大財1丁目5−60 TEL:0952-28-6708


CMS レコード主宰 ジャズピアニスト細川正彦の演奏が大阪でありました。

5/23(水) 20時 〜 天王寺 「カクレンガ」

〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目3−43 アパートモナ 1F Tel 06-7182-0041

細川正彦(p) 畠山 令(b) 弦牧 潔(ds)
終了しました。


5/25(金)20時 〜 八戸ノ里「bar 蓄音機」

〒577-0803, 5丁目-6-5 下小阪 東大阪市 大阪府 577-0803 Tel 06-4307-0080

宮 哲之(ts) 松元 敬志(b) 弦牧 潔(d) 細川正彦(p
) 終了しました。




日記(1596)

音楽(94)
エンジニアの独り言(72)
アルバム紹介(6)
この一枚(35)
Gidon Kremer(42)
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最近食べた麺(120)
ピアノと調律師、そしてピアノの演奏者について (4)
ランダム再生の楽しみ(2)


 アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで、2016年3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
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お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
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2018年06月07日

ある音源。

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 皆さんこんばんわ、、いかがお過ごしですか、、?。 沖縄は相変わらずのいいお天気(笑)です。

 おとといから昨日にかけての深夜に、仕事関係の探し物をしつつ、ネット上をいろいろと、、古い言葉で言えば、「ネットサーフィン(死語?)」していたら、ある音源に出会いました。

 その音源は、今から40年前に某有名アーティストが日本にきて演奏した時の実況録音で、FMで放送されたものを、誰かがカセットでエアチェック(死語(笑))していたものが、去年の3月にYoutube にアップされたものでした。

 こういうものって云うのは、まあ、違法音源、、というか、著作権上は、好ましくないものですが、聞く側は,
懐かしさと珍しさで、つい聞いてしまうものですよね、、。その音源は全部で、1時間20分を超えるもので、じつは私も当時、放送をカセットで録音して、かなり何回も聞いたものでした。

 もちろん、いまはそのカセットは手元にありませんし、それを聞くのは、軽く30年以上ぶりだったわけですが、こういう音源を聞いた場合、私の場合は過去の記憶が蘇る、、というよりも、内容を鮮明に覚えている事が多くて、もっと古い音源で、過去に聞いたものを、もう一度聞いたときに、新たな発見があることはなく、「ああ、こういう演奏だった、、こんな音楽だったな、、覚えてる覚えてる、、」という感じになるのですが、それは多分若い時の記憶力が良い時に、脳に記憶されているせいなのだと思っていました。

 ところで、その音源なのですが、カセットで録っている割には、かなりの高音質で、実は、2012年にも同じFM放送のエアチェックをYoutube にあげている人がいるのですが、それはかなりの回転ムラがある、いかにも安物のラジカセで録った音源、、という感じのもので、長時間聴き続けることはちょっときつい、、代物でした。でも、その後アップされた音源は回転ムラもなく、放送の受信状態もかなり良く、まあ、言ってみれば、海賊版(死語?)としては上等なものと言ってよいものでした。

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 そんなある程度状態の良い、40年前の海賊版音源をきいて感じたことは、あんまり演奏の細かいところを覚えていなかったということと、アンコールで演奏している曲のピアノの調律がかなり狂っている、、ということでした。その曲を演奏していたことは、40年前のことでも覚えていましたが、久しぶりに聞いて、あそこまで、ピアノの音が弦によってくるっていた、、という認識は当時ありませんでした。

 昔のことですから、いろいろ勘違いもあるのかもしれませんが、その曲を演奏していたことは鮮明に覚えていましたし、演奏内容もかなりはっきり覚えていましたが、調律の件はまったく予想外でした。
 他にも、前半の部分とかいろいろ覚えていないところがたくさんあって、まあ、その分楽しめたと言えば楽しめたのですが、ちょっと意外な感想をその音源を聴いてもったわけです。

 ところで、海賊版といえば、昔ほど流通しなくなっていて、そういうものを購入することはほとんど出来なくなっていますが、その分ネット上にたくさんそういう音源が上がっているので、著作者の側からみれば、以前よりある意味ひどい状況である、、とも言えなくはないのかもしれません。

 私も音源を制作する側の人間でもあるわけですが、そういう不法音源を、鑑賞してしまうことは時々はあることで、それを楽しみつつ、「本当はいけないんだけどね、、」という、言ってみれば、路上駐車的な感覚に陥る訳で、なんだか、バツが悪いということは間違いありません、、´д` ; 。

 昨日は、ちょっと心温まる、、?話でしたが、今日は、なんというか、世知辛い話ですかね、これ?。

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2018年05月17日

グローバライズの一方で。

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 続いている音楽の話ですが、もうちょっと書きすぎの感もありますが、1000年以上前から、外国の音楽が大好きだった日本人であったというわけですが、雅楽があたらしい音楽だった時代と違って、現代では、どこの国でも、グローバル化の嵐が吹き荒れています。

 グローバルということば、聞こえが良い言葉ですが、言い換えれば、文化の均一化、、というか、ある意味植民地化といっても良いような状況です。 インターネットをつかった、情報の流入で、経済的に強い国、いわゆる先進国を中心としたマーケティングの理屈が、世界の文化を、均一化し、ネットという便利な道具は、生活を豊かにしてくれる部分もある一方で、一方的に送られてくる情報が、世界規模で、文化を蝕んでしまっている気が私にはしています。

 インターネットは、個人同士の国境を越えたコミュニケーションを簡単に可能にしましたが、ワールドワイドなネットワークを使った、大企業の広告戦略も、また可能になったということができます。

 皆さんご存知の通り、自分の意思で、到達したはずのネット上のサイトには、しつこく過去の購入や、検索履歴を元にした広告が画面の片隅に表示されています。

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  自国の伝統音楽に明るくない日本人の音楽家やリスナーが、雨あられのように送り込まれるマーケットの情報に翻弄されながら、自分自身の意志を持って音楽を選択したり、自分自身のアイデンティティーを意識しながら、音楽を演奏できる環境は、かなりの強い意志をもってしても、ほとんど不可能な状況なのかもしれません。

 民族のアイデンティティーが希薄でありつつ、なおかつ、器用に海外のものを模倣することができる、日本人の気質は生まれつきのもので、好むと好まざるに関わらず、日本人に共通してある性向です。クラシック音楽の世界では、その優秀さが発揮され、演奏家のコンクールでは、上位入賞者がたくさんいますが、国際的に活躍できる人材は残念ながらほとんどおらず、ひ弱な優等生、、という感じは否めません。

 集団生活に強い適応性をもつ日本人は、オーケストラの団員としては、とても優秀で、多くの日本人が世界の一流楽団に所属していますが、そう言う適応性や、順応力だけが、日本人の音楽的なアイデンティティーだとしたら、それは無いよりはマシなのかもしれませんが、あまりにも悲しすぎるきがします。

 自分自身を表現する、時にはエゴ丸出しの、激しい表現欲を持つことが果たしてできるのかどうか、、?。日本人の適応性と順応力とに対して、強烈な表現力、ものを創造する力は、はたして、共存し得るものなのでしょうか?。

 適応力と順応力があることは、決して悪いことではなく、いろいろな技能を習得知ることに関して、とても有利だと思えるのですがそれだけでは、私には、新しい何かを創り上げるには、何かが足りないという気がしています。

 ジャズの世界では、今や、世界で、いろいろな人種がジャズというか、そういった類の音楽を演奏していますが、多くの日本人は、未だにアメリカの音楽を手本にしており、そこから表現が抜けだけない、、というか一歩前へ進めない気が私にはします。 楽器の技術に関して言えば、日本人のクラシック演奏家ほどの完成度もなく、そうかと言って、創造性、独自性も弱い、、。 結果、説得力や、完成度は残念ながら低いと言わざろうえない音楽がほとんどではないのだろうか、、、。

 簡単にできることでは無いとは思うのですが、日本人の本質を見つめ直す、、音楽性の意味を問いただす作業が必要ではないのではないだろうか?、、という意見を私は持っています。

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2018年05月15日

たまには音楽について 8

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 から梅雨から梅雨と、連日書いておりますが、今日もひき続き、もうはっきり言って爽やかな1日でした、、っていうか、最高気温がついに30℃を超えましたが、昼間の湿度は50%台まで下がりましたので、これはもう「から梅雨感」満載っていう感じで、まあ、快適だからいいんですけど、、(笑)。

 快適といっても30℃を超えたら、誰でも「暑い、、」とは感じるでしょうが、湿度がそれほど高くないので、不快な感じはありません。

 それと、すっり日が長くなって、7時を過ぎても、明るいので、「まだブログの更新時間じゃないな、、」とたかをくくっていたら、「あれ、もうこんな時間、、?」という風になって、焦ってしまうことが多くなってきました。

 朝は、なかなか明るくならないんですけどね、、、(笑)。

 昨日も書いた音楽の話、、結構賛同してくださった方もいらっしゃったので、うれしかったのですが、ある意味由々しい問題でもあります。

 日本は島国なので、他国の文化が流入しにくい環境でしたから、江戸時代には鎖国もありましたし、明治維新後に、どば〜っと外国文化が入ってきて、そして、ここ20年くらいは、インターネットで、民間レベルのいろいろな情報が、たくさん入ってきていますが、日本人自体、かなり昔から、外国文化が大好き、、、というところがあります。

 南蛮渡来の、、という言葉がありますが、これは、江戸時代かそれ以前からある外国文化にくっついてくる枕詞のようなものですが、音楽の世界では、そういう言い方がおそらくなかった頃から、海外の音楽の影響が実はつよくありました。

 その代表的な例が、雅楽。

 もう1000年以上前に舞踊などと一緒に大陸から伝わったとされる音楽を元にしている雅楽ですが、その代表的な唐楽と高麗楽(こまがく)は、名前の通り、今の中国の唐の音楽と、高麗(いまの朝鮮)の音楽を元にしており、それぞれに使う笛も唐楽笛と、高麗楽笛というものがあり、少しピッチがちがいます。

 これらは、神社や、宮廷で、演奏されていた音楽ですから、とても正式な、、というか、一般大衆とは縁の薄いところで、奏でられていた音楽ですが、そういう国の正式な席で演奏される音楽が、そもそも外国の曲だったり、それを演奏する楽器も、渡来のものであったということは、やはり日本という国の音楽の歴史上のありかたそのものが、外国からの強い影響とともに古くからあった、、ということは否定できません。

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 これはもう、良し悪しの問題以前に、私たちの先祖がつくっていた日本の音楽の歴史がそういう風であったということで、メディアも何もない時代にそういう風なことだったということは、はるか昔のこととはいえ、今につながる日本人の音楽の好みやそれを鑑賞する気質と共通する部分があるということは言えると思います。

 結婚式などでよく演奏される「越天楽」という曲があり、聴けば、多くの人が知っている雅楽の曲がありますが、この越天楽は唐楽で、もともとは中国の曲であると言われていますし、もともと自国の文化を大切にしない、、というわけではないのでしょうが、島国でありながら、国内の純粋培養された文化を持ちにくい気質が、メディア隆盛でたくさんの優れた音楽文化がたくさん入って来れば、どうなるのか、、ということは、簡単に想像ができる話ではあります。

 雅楽は軽く1000年以上前に定着した音楽文化で、その頃は、今私たちが強く影響を受けている西洋の音楽は現在の形で存在していないだけではなく、ほとんど存在すらしていなかったということで、ある意味、アジアの音楽というか、文化全てが、世界の文化をリードしていたという時代があったということは間違いありません。バッハをはじめとする、バロック時代の音楽でさえ、わずか、16〜17世紀の話ですから、雅楽に比べれば、ほんの少し前といっても全く差し支えない現代に近い時代の音楽です。

 西洋音楽全体をみてみれば、その後のモーッアルトや、ベートーベンはバロックよりももっと、もっと後ですし、私たち日本人の音楽の歴史は、決して、西洋の音楽文化にコンプレックスを持つ必要があるようなものではないはずなのです。

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2018年05月14日

たまには音楽について 7

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 今日は気温は朝から28℃くらいまで気温が上がりましたが、湿度は70%くらい。とっても日差しが強くて、全く雨はなし、、。昨日もそうですが、かなりの晴天っていうか、立派な快晴で、今週中は、天気予報に雨マークはありません。

 これって、もう完全にカラ梅雨ですね、、、。 気象庁さん、完全に早まった、、フライング梅雨入り宣言でしたね、、、。

 まあ、快適だから、、いいんですけどね、、(笑)。

 夜になるとそれなりに湿度が上がりますが、昼間は70%あるかないかで、カラッとはしていませんが、梅雨なので、ジメジメ、、、という感じは全くありません。あんまり快適すぎて、本当の梅雨が来るのが怖いな、、って感じですが、今のところは「しめしめ」って感じです。


 「たまには音楽について」ということで書き出して、1日だけお休みして、麺の話で、今日で、 7日目になってしまいましたが、昨日書いたのは、日本人があんまり、日本の伝統音楽を知らない、、というか、とっても疎遠であるという話でした。

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 とくに都市部ではそうで、農村部というか、地方都市なら、まだ、農業の収穫に関係した芸能とか、民謡というのがまだまだ残っていたり、地域の青年団がそういう芸能を保存していたりしますので、全く無い、、ということはないのですが、そもそも、「保存」しよう、、、というスタンスで、そうしなければなくなってしまう、、という危機的な状況であるとも言えます。

 なかには、何十年もそういう伝統芸能が廃れてしまっていて、それを復活させたり、それらを、観光資源の一つとする取り組みなどもあったりするぐらいですから、もはや風前の灯的な状況であることは間違いありません。

 日本の場合、、大正時代に文部省が、何を勘違いしたのか、「これからは日本の音楽ではなく、洋楽を推奨して行きたい、、」みたいな、おふれを出した経緯もあり、いまでこそ学校で三味線を教えたりしていますが、そういう事をやるようになった、のは、某団体系政党が政府与党と共同で政権を持つようになった最近になってからの話です。

 海外に勉強に行った音楽家が、現地の人に、「日本の音楽ってどんなものなの?、何か聞かせてよ?」と言われて、ちゃんと演奏できる曲がなくて、困った、、という話は、何気によく聴く話なのですが、それって、やっぱりちょっと変、、、というか、とても残念なことです。

 でも確かに、民謡の曲で、メロディーはある程度知っていても、歌詞まで覚えていて、ちゃんと歌える曲なんて、お恥ずかしいことですが、一曲もありませんし、ピアノやバイオリンなど西洋楽器でも良いので、弾いて見てくれと言われて、日本の曲をちゃんと弾ける日本人の音楽家はそれほど多くはないでしょう。

 音楽を聴く人は、別に日本の曲を知らなくても、今日本で聴くことができる洋楽を聴くのに何も困りはしないはずですが、音楽の専門家で、日本の曲をあまり知らない、、というのは、どうなんだろう、、?。 いや、日本人として、音楽家ではなくても、あんまり自国の音楽を知らないのは、やはり恥ずかしいことではないのかと思います。 

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CMS レコード主宰 ジャズピアニスト細川正彦の演奏が大阪であります。

5/23(水) 20時 〜 天王寺 「カクレンガ」

〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目3−43 アパートモナ 1F Tel 06-7182-0041

細川正彦(p) 畠山 令(b) 弦牧 潔(ds)


5/25(金)20時 〜 八戸ノ里「bar 蓄音機」

〒577-0803, 5丁目-6-5 下小阪 東大阪市 大阪府 577-0803 Tel 06-4307-0080

宮 哲之(ts) 松元 敬志(b) 弦牧 潔(d) 細川正彦(p)


日記(1576)


音楽(97)
エンジニアの独り言(72)
アルバム紹介(6)
この一枚(35)
Gidon Kremer(42)
Glenn Gould(29)
最近食べた麺(119)
ピアノと調律師、そしてピアノの演奏者について (4)
ランダム再生の楽しみ(2)


 アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで、2016年3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
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お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
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たまには音楽について 6(昨日のブログ)

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 昨日のブログに、あんまり梅雨らしくない気候だ、、ということを書きましたが、今日もその続きで、ほぼ快晴。気温は28℃まで上がりましたが、昼間の湿度は60%まで下がりましたし、とにかく、陽射しが強く真夏の気温ではないのですが、「梅雨」という感じは全くありませんでした。

 今日はいろいろあって、気がつけば夜も11時過ぎで、いつものブログ更新時間をとっくに過ぎてしまいましたが、まあ、たまにはいいですよね、、、一応日曜ですし、、、(⌒-⌒; ) 。

 「たまには音楽について」 という題目で、5日もブログを書いてしまいましたが、5日間も書いたら、「たまには」という文言が嘘になるのですが、、まあ、いいですよね?、、って、今日は「いいですよね」っていう表現がまだ書き始めからそれほどの文字数を書いていないのに、2回も、、。

 昨日のブログの終わりの方に、多くの日本人は自国の伝統的な音楽より、海外発祥の音楽、クラシックとか、ロックとか、ジャズとか、そういうものを、普段の生活の中で「音楽」として聴いていて、それはちょっと変わった環境である、ということを書きました。

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 アジアのどこの国に行っても、おそらくヨーロッパや、アメリカの音楽はファンがたくさんいますが、これは、経済圏、というか、国力のせいということは、概ね言えると思います。私たちは普段それほどどういうことを意識して暮らしてはいませんが、アメリカという国と同盟関係にありますので、日本では多くの世界の文化が、音楽に限らず、アメリカ経由で、、つまりアメリカのフィルターを通してから伝わってくる、、というところがあります。

 近年はそれほど以前ほどではなくなってきてはいますが、それでも今でもその傾向はなくなったわけではありません。
 日本人として、自国の文化(音楽)より、外国の文化に関して詳しい、、というところが強いというのは、ナショナリズムに関して言えば、残念なことですがそれと同じくらい、アメリカ以外の文化に関してのたとえば、ヨーロッパの音楽などに関しても、あちらから直接入ってくるというより、アメリカのマスコミとか、企業を経由して入ってくる情報は、意外に多いので、そういうことを称して、アメリカのフィルターがかかっている、、という言い方が適切なのかな、、と思います。

 そのこと自体はあんまり好ましくはないという気が、私はしていますが、これはそうかと言って、個人の力ではどうにもできない問題です。 産業構造、、特にエンターテイメント(音楽)産業、、とくに、レコード業界が、アメリカ資本が圧倒的に強い、、ということが、音楽に関しては強く言えるわけで、世界のエンターテインメント産業が、何かしらの形で、アメリカの影響を、強く受けています。

 あっ、今日のブログの写真は、今日撮影したものです、天気良かったですね、、。

 日付も変わってしまいましたので、続きは明日に、、。

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2018年05月12日

たまには音楽について 5

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 沖縄は数日前から梅雨入りしていますが、気温がそれほど高くはなく、湿度も梅雨時としては低いほうなので、それほど、不快だ、、という感じはしていませんので、助かっています。

 「たまには音楽について」ということで、続けて書いていますが、どうしてこういうことを書いているのか、という理由については、「いつもくだらないことばかりかいているので、たまには真面目なことを、」という以外に、音楽について書かれた文章の多くは、アルバムのライナーや、雑誌の評論なども含めて、商業的な視点から、書かれているので、一種のフィルターがかかっています。

 音楽って、楽しい、、とか、この曲は素晴らしい、、というようなものが多く、音楽をめぐる環境の不条理さとか、作品の難解さ、理解するには、かなりの修練というか、努力も必要である、、、というようなことが、ほとんど書いていないということがありますので、音楽に関わるものとして、そのあたりの真実に近いところを、文章を通じて読んでいる方に伝えて、より良い音楽の理解とか、興味をもつことに生かしてもらいたい、という気持ちがあります。

 これは、私の趣味上のこととも関係があるのですが、食べ物を味わうということは、食べ物を口に入れれば、誰でもできること、のようですが、それを味わうには、ある程度の経験とか、感性というものが必要だ、というところがあります。

 この経験とか、感性というものは、遺伝子として継承したものも含めて、人それぞれがもっているもので、これまでの人類の歴史をも、背負っているということも言えるような次元のはなしです。

 これは、音楽についてもそういうことがある程度言えると思うのですが、食べ物、味覚に関しては、体に必要なもの、栄養的に優れているものに美味を感じるように、人間の体はある程度できていると思うのですが、基本的に、音楽の場合は、精神の健康に関わっている、、という側面もありますが、食べ物ほどは体に直接影響を与える要素は多くはありません。

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 食物は、近代まで、人それぞれが生まれ、育った環境のちかくで、採取されたものを、料理しそれを食す、、ということで、人間の個体を維持してきましたが、音楽も食物も、現代においては、近くにあるもの、みじかなものだけを取り入れるというわけではなく、むしろ、周りにないもの、つまり、異国のものなどをありがたがって受け入れる傾向があります。

 それに関しては、日本はとても特殊な環境で、言葉の意味がわからない異国の音楽を、楽しんだり、全く日本になかった食べ物、チーズや、ワインも含めたそういったDNAがそれまで経験してこなかったと思われるものの良さを感じたり、分析したりしながら感性で味わうという、世界的に見たら、とてもかわった行為をしています。

 音楽については、日本人が音楽と呼んでいるものは、もはや、日本古来のものはほとんどなく、海外のもの、を音楽として、普通に受け入れていますし、もちろんそれらの音楽に使う楽器も、ほとんどが日本古来のものではありません。 このことはある意味残念な側面もありますが、だから、洋楽を聴くのはやめたほうが良い、、とか、好ましくない、、と言うつもりはありませんが、日本人は、そういうちょっと変わった音楽鑑賞の仕方をしている、、ということを意識することで、そこに、より良い音楽鑑賞のヒントがあるように私は感じています。

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2018年05月11日

たまには音楽について 4

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 少し沖縄を離れていましたが、その間に沖縄は梅雨入り宣言が出ました。 春真っ盛りの本土から、梅雨に入ったばかりの沖縄に戻ってきたら、超ジメジメで、かなり辛いことのなるのではないのかと思っていましたが、今日の天気は、晴れていて、しかも、湿度も高くありませんし、来週まで雨はなし、、。

 まあいいんですけど、快適だから、(笑)。

 音楽の話を続けて書いていましたが昨日はおやすみして、「麺」の話をかきましたが、出先での投稿で、操作を間違えて、FBの方じゃなくて、ブログのサイトの方の投稿を間違って消してしまい、投稿し直しました。

 いろいろ面倒な作業が続き、疲れもあって、ミスが起こったということなのだと思いますが、まちがって投稿を消してしまったのは、このブログ5年以上書いていますが、初めてかもしれません。今後は注意しま〜す。

 音楽の話の方は、FBの方にブログ読者の音楽家の方から、長めの投稿があり、ブログの文章に対する感想をうかがうことができましたが、私は一般的な聴衆、特に楽器などを演奏していない方達に向けて書いたつもりの文章だったのですが、意外なところからアクションがあって、すこし驚きましたが、これもありがたいことではあります。

 バッハのフーガを例にとって、どれだけの音楽の情報をどれだけの人が、どれだけ理解できるのか、、?ということを書きましたが、管楽器演奏家のブログ読者の方は、あまり内声を意識して聞くことはない、、というか、できない、、という意味のことをおっしゃっていらっしゃいました。

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 演奏家でも、なかなか聞きとることができない複雑なフーガを作曲することは、かなりの技術が必要なのでしょうが、そのかなりの技術を使って出来上がった音楽を正しく理解することが、かなり難しい、、ということはかなり皮肉なことです。
 もちろん複雑で、難解な曲を理解することが、音楽を楽しむ醍醐味の全てではないのかもしれませんが、せっかく苦労して出来上がった音楽が、ほとんどの人に真っ当に理解されない、、としたら、それは残念な事ではあります。

 でも、複雑に絡み合ったフーガの全ての声部をしっかり理解していなくても、音楽としての、フーガの流れとか、雰囲気だけを感じて聞いても、素晴らしさとか、楽しさとしての音楽の魅力みたいなものは、感じることができるのかもしれません。でも、作曲者のメッセージは、フーガの全ての声部に込められており、それらの一音たりとも無駄な音はないはずなのです。

 この例に限らず、クラシックの交響曲など、楽器のパート数が多く、複雑なアンサンブルを形成している楽曲を聴いて、全てのパートの音符を理解して味わって聴く、、ということはとても難しいことなのかもしれませんし、ジャズバンドの私が思うに一番大切な役目をしているベースが演奏している音符が、音響的にも、音楽的にも聞き取りにくく、いわゆる上物、サックスとか、トランペットとか、ピアノのほか、シンバルのレガートなどに比べ、ベースパートが地味に聞こえてしまうということは、ある種のジレンマであると思います。

 人間が音楽を聴く欲求を持つ理由は、音楽を聞いて感じる豊かさとか、それを聞いて得られる癒しの感覚をほしいからだと前に書きましたが、それらの感覚を得るためには、必ずしも複雑な楽曲を100%理解できていなくても、音楽を楽しめることはできると言えるとは思います。

 だからといって、より深い理解を聴衆がもとめなかったら、音楽の送り手としては、ちょっと寂しい、、ですし、厳しい言い方をすれば、とっても残念で、腹立たしく思うことでもあるはずです。


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 このブログ(5月9日の)は一度誤って、削除されてしまったものを、改めて投稿したものです。

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 昨日は、人間は必ずしも音楽を聞かなくても生活できるが、何回も同じ音楽を繰り返し聴いて、理解を深めたり、それに、はまり込む様なききかたをすることがある、という話かきました。

 繰り返し聴くということは、音楽に魅力を感じて、何度もききたくなる、ということだと思うのですが、人間は音楽のどんなところに魅力を感じているのでしょうか?。

 音楽の音響的な要素、つまり、メロディーとか、リズムとか和音とか、そう言ったものが、人間の耳から入り、脳に到達したときに、人それぞれの感覚で楽しんでいるのだと思うのですが、実際のところ、それほど単純に音響的な要素を分析的に感じて音楽を耳にしている人は、ごく一部の人で、ほとんどの人は、リズムが軽快、つまり、適度な速さの楽曲であるとか、その曲を何度も聴いていて、よく知っているとか、演奏している演奏家について詳しいとか、そういう親しみやすさが、聴きたい音楽には必要なんだと思います。

 でも、中には、変わった音楽、聴きなれない特徴がある音楽に注目する様な、マニアックな音楽好きの人もいると思いますが、そういう人はそれほど多くはありません。

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 ただ一概にそういうことを判断することは、少し安直なはなしで、音楽の聴き方は、10人十色で、例えば、バッハの5声のフーガを好きな人がいても、その人がバッハが紡ぎ上げた、複雑なフーガの全ての声部を聞き取れていなくても、全体の響きとか、独特の雰囲気を楽しんでいることも、充分にあり、音楽の情報をどこまで聞き取れているかと言うことと、音楽を楽しんでいるという事は、ある次元では、別の話なのかもしれません。

 このように、音楽というものは、作曲者や、演奏家から離れてしまえば、受け手の自由な形で楽しむことが出来る、とも言えますし、一度音楽家の手から離れた音楽は、必ずしも送り手の理想とは、かけ離れた形で鑑賞されてしまう、、という可能性もあると思います。

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2018年05月09日

最近食べた麺 119 中華そば(5月10日のブログ)。

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 ここのところ、音楽について、ということで続けて書いていましたが、今日はちょっとおやすみして、麺の話で、「最近食べた麺」をお送りします。

 実は今日は忙しく、かなり遅めに更新しようとして、一旦ブログを書き終わったのですが、久しぶりにポカをやってしまい、間違って文章を消してしまいましたので、また、一から書き直しています、( ; ; )。

 生まれが関東なのものですから、ラーメンといえば醤油味の中華そばとか、支那そばと言われているものを、子供の頃や、大人になってからもよく食べていましたが、九州に移住してからは、そういうものがあまりなかったので、少し寂しく思っていましたが、なぜか、私が沖縄に移住してから、九州福岡では、醤油ラーメンブーム的な状況になり、たくさんの関東あるいは、それより東の日本のラーメンの流れを組むラーメンのお店がたくさんできています。 

 今日取り上げるお店も、そういうお店の一つで、まだ開店して一年未満の中華そば屋さんです。このお店ちょっと変わっているのは、名前が「寿限無」という名前で、これは古典落語の演目の名前、、。

 中華そば屋さんの名前としては、別に、あっても良いような気がする名前ではあるのですが、お店に入ると、BGMがなくて、かわりに、おそらくは有線放送だと思うのですが、落語がかかっています。 昔のラーメン屋さんなら、ラジオそれもAMとか、テレビがどんと置いてあって一日中放送が流れていたり、最近のラーメン屋さんでは、ジャズがBGMで流れていたりしますが、いくら「寿限無」という名前だからと言って、音楽ではなく、落語がずっと流れている、、というのは初めての経験で、ちょっとびっくりしました。

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 肝心のラーメンなのですが、写真の通り、いわゆる、「昔ながらの、、」というルックスの、中華そばでした。 具材は、チャーシュウと、メンマ(支那竹)ナルトと、茹でたほうれん草、それに海苔と、薬味は白ネギという、ホント昭和な感じのラーメンです。麺は黄色っぽい中細の縮れ麺で、絵に描いたような昭和な感じです。

 こういうスタイルのラーメンが九州でも食べられるようになったということには、未だに少し驚きを覚えますが、一方で、九州の昔ながらの食堂的なとんこつラーメン屋さんが経営者の高齢化で、閉店しているところも増えてきて、逆に九州ラーメンの存亡の危機を、九州の人でもないのに、少し感じます。

 先ほど書いたような具材のラーメンは、関東もしくはそれより東地区で、昔、日本そばを出していたお店で出していたラーメンの提供の仕方の名残で、チャーシュウ以外の具材は、日本そばの汁そばの具の影響を受けていて、海苔や、などは特にラーメンに彩りとして乗せていたものですが、そのまま、日本そばにもつかわれていたものです。薬味のネギも、白ネギで、これも日本そばの薬味をそのまま使っていた頃の、ラーメンのやりかたです。

 そして、スープの方も、カツオと昆布のだし汁に鶏や、その他の動物系の出汁を加えたもので、まさにそば屋さんのラーメンの流れをくむ昭和なルックスと、味を感じる、私にとっては、懐かしいというより、とっても親しみがある種類のラーメンです。

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 最初に書いたときは、もう少しいろんなことを書いていた気がしますが、中身を一旦消してしまってから、覚えていませんし、もう少しで、日付が変わってしまうので、この辺で終わりたいと思います。

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CMS レコード主宰 ジャズピアニスト細川正彦の演奏が大阪であります。


5/23(水) 20時 〜 天王寺 「カクレンガ」

〒543-0076 大阪府大阪市天王寺区下寺町1丁目3−43 アパートモナ 1F Tel 06-7182-0041

細川正彦(p) 畠山 令(b) 弦牧 潔(ds)


5/25(金)20時 〜 八戸ノ里「bar 蓄音機」

〒577-0803, 5丁目-6-5 下小阪 東大阪市 大阪府 577-0803 Tel 06-4307-0080

宮 哲之(ts) 松元 敬志(b) 弦牧 潔(d) 細川正彦(p)


日記(1579)


音楽(90)
エンジニアの独り言(73)
アルバム紹介(6)
この一枚(34)
Gidon Kremer(42)
Glenn Gould(27)
最近食べた麺(118)
ピアノと調律師、そしてピアノの演奏者について (4)
ランダム再生の楽しみ(2)


 アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで、2016年3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
 試聴用ムービーはコチラ@

お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
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2018年05月08日

たまには音楽について 2

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音楽とは、なんなのか?、、と言う事で、昨日から書き始めた、この文章ですが、昨日は、音楽を聴く人は、音楽を聴いて感じられる、ある種の「豊かさ」を欲して、音楽を聴いているのではないのか?、と言う事を書きました。

「豊かさ」、、と、一言で書いてしまいましたが、「豊かさ」と、一言で言っても、その意味は、音楽を受け入れる人それぞれによって違うはずです。

音楽に何を求めるか、?音楽のどんなところが好きで聴いているのか、と言うことは、音楽を聴いている人それぞれが、無意識のうちに求めている何かがあるわけですが、それが一体何なのかということを簡単に、言葉で説明することは、並大抵の事ではないのかもしれません。

話しを他のことに置き換えて考えてみると、人間の欲求の多くのものは、身体に対して、物理的に何かの影響を与えるもの、例えば空腹を満たすために、食物を採る、、とか、身体的な疲れをとる為に睡眠をとるなど、生物として、個体を維持する為に、無意識に持っている欲求で、言ってみれば、生きる為に必要な「欲求」なのですが、音楽を聴きたい、と言う欲求は、必ずしもそう言うものではないはずです。

No Music No Life と言う、外資系レコード販売店のコピーがありましたが、アレは販売促進向けの標語でしかなく、本当に音楽を聴かなければ、人間としての個体を維持することができない、と言う人は地球上どこを探しても、居ない、と言う事を否定できる、合理的な理由は、私の知る限り、存在しません。


それでも、人は音楽を聴く、、。

人生において、人に与えられた時間には、限りがあり、音楽に身を委ねる時間は、かけがえのない有限な「時」を消費する行為でもあります。

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人間の個体を維持するための、栄養摂取行為、食事は、ある一定の量の食べ物を口から取り入れ、消化に要する労力が限界を越えれば、自動的に終了します。

どんなに貪欲な人間でも、そして、屈強な胃袋や消化器官をそなえた人間でも、際限なく食べ物を食べ続けることはできません。

でも人間は、音楽に関しては、貪欲と言うよりも、まるで超電導による永久機関と言うモノの存在を体現するかの様に、聴き続ける事ができます。
その気になれば、何時間でも、いや、もしかしたら、何日でも聴き続ける事だって可能かもしれないと思ってしまうほど、時にはむさぼるように、音楽を聴く事ができますし、いくらそれをしても、人間の脳は、疲れるどころか、ますます音楽を聴く事を望む状態になる事もあります。

これは、音楽というものに、それだけ魅力というものがあると言うことなのだと思いますが、食べ物と違い物理的に、摂取するわけではない、音楽というものが、どのような形で人間の頭に浸透しているのか?
、物理的な存在ではないから、際限なく、聴き続ける事ができるというだけでなく、同じこの地球上に存在する、人間の表現した、声や楽器を使った物語を、人はどう言う思考回路で、受け止め、理解、鑑賞しているのか?。

少し難解な小説や、散文を繰り返し、読むことで、理解が深まるだけでなく、色々な感じ方を会得し、楽しめるように、言ってみれば、よくできた音楽は、人間にとって、噛めば噛む程に、味わいが増す、スルメの様な存在であるとも言えるものだと思います。

私はかねがね音楽について語る時、楽句(メロディー)や、リズムは、言語の様なモノで、音楽を理解し、楽しむ為には、そのサイクルや、流れの変化をとらえる、感覚や、経験をはじめとして、言語を理解する様な音感が必要なのではないだろうか?と、思っています。

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2018年05月07日

たまには音楽について。

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 あんまり毎日くだらないことばかり書いているので、今日は少し真面目なことを書こうかなと思います。どうせ、また下らない話になるかもしれませんが、とりあえず頑張って、、(笑)書いてみます。

 って、何について書こうかなと思っているかというと、「音楽」の話。 音楽の何について書こうというのかというと、「音楽」って一体なんなんだろう、、という話です。 

 そんな抽象的な話どんな風に書くのかな、、と思う方が多いと思うのですが、このブログ、CMSレコードというジャズ系マイナーCDレーベルのHP付属のブログで、毎日更新している割に、音楽の話題が少ない、、と思っていますので、この辺で、音楽の本質に迫る(ウソ!?)話を書いてみようかな、、とか、いっちゃって、、ナンチャッテ、、とか、書いてると、この辺りから読んでもらえなくなるかもしれませんが、一応真面目に書こうと思います、、´д` ; 。

 世の中、表面的には音楽であふれていて、どこにいっても音楽が鳴っている、、。 もちろんその多くが、録音され、再生されている、いわゆる音源というやつですが、毎日どこかで、生の演奏をやっているホールだとか、ライブハウスとかもあって、そういう公開の場所ではなくても、楽器を練習している場所とか、とにかく音楽というものは、現代社会において、とても珍しいものではないわけです。

 もちろん学校とかでも、教科の一つとして教えられていますし、音楽は一つの文化として、豊かなもの、生活の中に彩りを与える、大切なものである、という位置づけになってはいますよね?。

 音楽はほとんどの場合、人間が楽器を演奏して、奏でるわけですから、音楽があるところには、演奏者とか、楽器とか、音響装置とか、そういうものが存在していて、それから、聴衆というものの存在も、音楽には必要不可欠であるはずです。 だれも聴いていないところで楽器を演奏して、録音もしていなければ、それは音楽ではない、、とは言いませんが、現代の価値観でみれば、音楽としての存在意義がとっても薄い音楽となってしまうと言えると思います。
 
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 この論法で言えば、音楽とは、演奏者もしくは作曲者という送り手と、聴衆との間に存在する、ものである、、ということが言えると思います。
 現代社会に存在する音楽のほとんどが、経済との結びつきの中で存在していて、これはなんの分野でもある程度言えることですが、人間が奏でる音楽は奏でる人間の労働とか、演奏している曲の楽譜とか、その音楽を演奏する場所や、楽器など、何かしらの経費がからんで、この世に存在している、、ということは間違いありません。

 音が出るものでも、風だとか、野鳥の声などは、一切経済が絡んでいない、自然なものなのに対して、音楽は音を出す為に何かしらのお金に換算できる労力がかかっていると言えると思うのです。

 細かい話を書けば、たとえ、職業演奏家でない人でも演奏するための楽器を購入する為にはお金が必要ですし、その楽器がたとえもらったものでも、それを製作するためには労力がかかっていて、それをつくった人は、材料を購入し、賃金をもらってそれを製作したはずです。

 ここまで書いて、この文章は、「音楽とお金」、、というタイトルが付きそうな、内容になっているような感じですが、それを書きたい訳ではなくて、お金を払って、楽器をかったり、その楽器で奏でる音楽をお金を払って聴く、、という行為をなぜするのか、、ということを考えれば、人間が「音楽」というものに「豊かさ」とか、「癒し」、、みたいなものを感じるから、それに見合った、対価を払おう、、という意思があると言っても良いと思っているからだ、、と言って良いと思います。

 良い音色を出したい、豊かな響きを出したい、、という欲求から、より高価な楽器を購入する、、。アマチュアの演奏より、巧みな職業演奏家の奏でる音楽を聞きたい、、という欲求があるから、演奏家にお金を払う、、という、言って見れば、豊かさを得るための投資をするという経済活動が行われています。

 ここから先は、この音楽をめぐる「豊かさ」について書きたいと思います。 っていうか、これ読んだ人が、「なんだ、これいつもと違う人がかいているか、他のサイトを間違ってひらいちゃった」、、と思うかもしれませんが、、いつもの「そぼろ」ですから、、(笑)。


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2018年04月28日

おんせんトリオ

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 このブログのカテゴリー分けには、いわゆる日記、、というの以外に、「音楽」とか、「エンジニアの独り言」とか、「アルバム紹介」とか、「この一枚」など、全部で、10種類のカテゴリーがありますが、今日は「音楽」ということで、書きたいと思っています。

 音楽の何について書きたいのかというと、それは、最近お知り合いの紹介で聴いたグループのアルバムについてなんです。その方に一度ちらっと聞かせていただいたことがあって、今回そのグループのアルバムをまとめて4枚も貸していただき、聴きました。

 そのグループは「おんせんトリオ(Oncenth Trio)」というグループで、いわゆる、ピアノとベースとドラムの編成のピアノトリオなのですが、とっても、ユニークな面白い音楽をやっています。

 演奏メンバーは、リーダーが、ベースの岩見継吾、ピアノが、栗田妙子、ドラムが、池澤龍作という人たちで、私は、まだ一度もお会いしたことがない音楽家たちですが、ピアノの栗田さんは、共通の知人がいます。

 音楽的には、一応、ジャズという範疇に入るものだと思うのですが、とても、自由なスタイルで演奏していて、アルバムを通して聴いても全く飽きのこない、綿密なアンサンブルと、刺激的かつ、繊細な演奏で、すっかり魅了されました。

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 それぞれのアルバムとも素晴らしく、コンセプト、アイデア共に、とてもユニークで、ゲストミュージシャンが入ったアルバムも一枚だけあるのですが、それも実に興味深い作品でした。 驚くべきことに、というか、私自身恥ずかしいなと、思ったのですが、ピアノの栗田さん以外の二人は、名前も知らなかった演奏者なのですが、とても素晴らしい演奏をしています。

 業界に一応いる者として、この素晴らしいミュージシャンたちを今まで知らなかったことが、残念でもあり、それと同時にその人たちに出会うことができたことは、非常に嬉しいことです。

 いい歳をして、まだまだ勉強不足なのだな、、と痛感しましたが、日本の西の端っこにきて、偶然、初めて知ることができた、このグループ「おんせんトリオ」の大ファンになってしまいました。

 ネット上で、調べてみると、アルバムを4枚出しているこのグループですが、それほど頻繁には演奏活動しているわけではないようですが、是非はやく、生の演奏を体験してみたい、、という風に思っています。

 世の中、ジャズ系音楽業界も広く、まだまだ、知らない素晴らしいミュージシャンがいるのでしょうね、、。

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大阪と鹿児島で CMSレコード主宰 ピアニスト 細川正彦の演奏があります。
2月18日(日) 大阪 DEAR LORD
細川正彦(p) 山本学(b) 弦牧潔(ds) 「終了」

大阪府大阪市鶴見区放出東 3-20-21 コンビビル4F TEL 090-8141-7309

3月20日(火) 徳之島 A-House
細川正彦(p) 納浩一(b)
CMSレコードのアルバム「Little Song Book」からのレパートリーを中心に演奏いたします。「終了」

鹿児島県大島郡徳之島町亀津 7315 TEL 0997-83-2981


日記(1573)


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2018年02月14日

ソロピアノ

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 今日は、昼間は20℃位まで上がって、とても暖かかったですが、早朝は、10℃まで気温が下がっていましたから、その差10℃、、。 これは、こちらでは、とても珍しいことです。

 湿度は低めだったので、放射冷却で、夜は、結構また冷えてきました、、。

 昨日は晴れていましたが、今日も、まあまあ晴れ間が出て、太陽が出ましたので、夕方ちょっと用事で出た時に、夕焼けの写真を撮って、今日のブログに使いました。

 昨日も一昨日も、音楽の話、、というか、ジャズピアニストBill Evansのソロピアノとか、そういう話を書きましたが、クラシックでは当たり前の、ピアノの独奏。 クラシックでピアノ音楽といえば、独奏が当たり前と言って良いくらいなのですが、ジャズの世界では、今でこそ、有名なKeith Jarett とかがいて、ソロはそれほど珍しくはないのですが、その昔は、わずかな例外をのぞいて、ソロピアノのアルバムはとても珍しかったそうです。

 いま、Keith Jarett の名前を出しましたが、そのKeith Jarettでさえ、アメリカのレコード会社で、ソロピアノのアルバムを出そうとしたら、どこでも出してもらえず、当時はまだマイナーだった、ドイツのECMレコードが、やっと出してくれた、、という話があります。

 さすがに最初のソロアルバムは、普通の一枚のLPでしたが、その後、三枚組とか、二枚組のライブのソロアルバムを出して、それがヒットしたので、とても話題になりましたし、ジャズの世界というか、レコード業界では、1970年代の話ですが、「ソロピアノブーム」的な状況になりました。

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 これは、業界の制作者側から言わせれば、実は、ソロピアノって、とってもリリースしやすい、、。

 つまり、コンサートでも、スタジオでもいいんですが、とりあえず、ピアノがあって、演奏者がいて、マイクを2本立てれば、とりあえず簡単に録音できてしまう、、というところがあって、エンジニアとか、プロデューサーにいわせれば、ミキシングとか、めんどくさい作業がとても少ないですし、ということは、それにかかる経費も少なくて済む、、というわけなんです。

 実際その後たくさんのソロピアノのアルバムをKeith Jarett は出していますが、ほとんどがライブレコーディング、、。 それもコンサートのライブなんですね、、。 これって、特別にスタジオをとったりする必要がなく、ライブのツアーに、とてもシンプルな機材を持って同行して、毎回録音して、そのなかから、良いテイクを選んでアルバムにすれば良い、、、というわけで、制作コストとしては、とても楽チンな、やり方です。

 Keith Jarettの場合、完全な即興演奏ですから、毎回内容はまちまち、、、極端な話しを言えば、出来不出来もいろいろあるわけですが、良い演奏だけを集めて、アルバムにするわけで、いってみれば音源の「いいとこ取り」でアルバムがつくれるわけですから、制作者側からすれば、とっても美味しい企画です。

 スタンダード曲も演奏しませんので、著作権料を支払うこともない、、。 これ、アルバムがたくさん売れると、たった一曲でも、数百万もの著作権料が発生することがあるので、そういう心配もないというのは、本当美味しいです。

 Keith Jarettは、たまに、アンコールで、知名度のある曲を演奏することがあるみたいですが、そういう曲は、ソロピアノのライヴアルバムには、ほとんど、いや、私の知る範囲では、全く入っていません。

 いってみれば、ああいうソロピアノは、レコード会社にとって、いわば、「金のなる木」と、いってもよい感じなのですが、誰でもソロで演奏すれば、お客がたくさん入って、それを録音すれば、アルバムが売れる、、というわけではないので、まあ、制作者側の企画と、演奏者の才能の賜物、、といえることは言えます。

 しかし、美味しいアルバム制作であることには違いありません。

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大阪と鹿児島で CMSレコード主宰 ピアニスト 細川正彦の演奏があります。
2月18日(日) 大阪 DEAR LORD
細川正彦(p) 山本学(b) 弦牧潔(ds)

大阪府大阪市鶴見区放出東 3-20-21 コンビビル4F TEL 090-8141-7309

3月20日(火) 徳之島 A-House
細川正彦(p) 納浩一(b)
CMSレコードのアルバム「Little Song Book」からのレパートリーを中心に演奏いたします。

鹿児島県大島郡徳之島町亀津 7315 TEL 0997-83-2981


日記(1503)

音楽(91)
エンジニアの独り言(70)
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Gidon Kremer(42)
Glenn Gould(27)
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第二弾、
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船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
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2018年01月19日

続くBGMのはなしから、、。

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 今日は、一日中雨、、みたいです。 日がくれたら、急に気温が下がってきました、、。

 昨日は、結局、BGMの話は、「BGM って、いらないんじゃない、、」みたいな話になってしまいましたが、音楽が媒体に記録され、それがどこでも再生できるようになってからは、いろいろな音楽が、作曲した人や、演奏した人の思いとは関係ない形で、流される(聴かれる)ようになって、それはもう、現代の音楽の宿命、、みたいになっているのかもしれません。

 もちろん、有線放送などで、流されている音楽は、正規の手続きを経て、合法的に再生されているわけですが、それらの多くは、録音時に演奏者になんらかの了解を得て、契約が成立しており、不法なものではないはずです。 そして、演奏者は金銭と引き換えに、自分たちの音楽の権利を放棄しているわけなので、人道的、法律的には、なんの問題もないのかもしれません。

 著作権という、実は曖昧な形で、契約処理、使用される音楽の量は膨大な数のものなのだと思いますが、それらの使い方、聴かれ方に関して、契約した音楽家たちが、あらゆるケースを想定して、完全に納得して契約していることになってはいますが、例えば、ピアニストが自分の演奏したショパンの曲が、真冬の商店街BGMとして、使われる、、ということを、完全に予想していたか、、と言われると、それはどうでしょうか、、?。

 現代において、音楽とは、完全に消費されるものであり、いつどこで誰が作曲し、演奏したか、録音したかというようなことは、二の次で、便利な壁紙として、地球上のあらゆるところで、消費され続ける宿命だとしたら、それは、芸術という「崇高」で、「美しい」ものであるはずの価値観とはけして一致していないよいうな気がします。

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 それらの音楽を受け取る、もしくは無意識のうちに体験させられている聴衆(?)には、罪はないのかもしれませんが、音楽に携わる者として、それらのことに、全く無神経になることだけはしたくない、、そのように私は考えます。

 まだ録音技術がなかった、大昔の音楽シーンは、演奏者がいるところで、そして、様々な事情をくぐり抜けて、そこにいることができた人間だけの前でのみ、奏でられる音を、有難く聴いていたものだと思うのです。つまり、正に「一期一会」という言葉がふさわしいとおもうのですが、街中にいろいろな形で、音楽が溢れている今からは想像がつかないほど、ありがたい、貴重な体験、、それが「音楽」だったのだと思います。

 その環境のかで、演奏したり、鑑賞したりする人々の経験は、間違いなく、今とは比べ物にならない、貴重な体験だったに違いありません。

 「昔はよかったね」ただそういう意味のことを書いているのではない、、ということは、これをよんでくださっている方にはわかっていただけると思います(わかりますよね?)。

 そういった、音楽と聴衆の環境の積み重ねが、豊かな音楽を生み出し、いまの音楽につながっているのは間違いありません。

 こんなことを、録音技術に深く関わる私が書くのは、少し変なことなのかもしれませんが、どんな環境で、聞かれようとも、音楽家のメッセージが、できるだけ変質することなく、聴衆に訴えかけるような仕事を、常に念頭において、作業をしなければならないと、日頃から思っています。

 ところで、今晩の夕飯は、お好み焼きとご飯と味噌汁を作りましたが、お好み焼きの粉とダシの混ぜ方って、難しいですね〜、、、(笑)。

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音楽(89)
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Glenn Gould(27)
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ピアノと調律師、そしてピアノの演奏者について (4)
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 アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで、2016年3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
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2018年01月18日

BGMのはなし、から、、。

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 昨日は、東京に行って、お店や、商店街で何気なく流れているBGMに、クラシックのピアノの曲が多かった、、という話から、BGMって本当にいるの、、?みたいな話になりました。

 なぜBGMが流れているのか、、ということを考えると、まあ、それを流すことで、商店街や、お店の雰囲気が良くなる、、もしくは、お店の販売促進になる、、と、考えているから、わざわざ有線放送の業者とお金を払って契約している、、ということなのだと思います。

 別の言い方をすれば、お金を払った分、その結果、その分の効果がある、、。 その分稼げる、、ということなのかもしれません。 本当かな?。 あれから、いろいろ考えたのですが、商店街のクラシックとか、居酒屋や、ラーメン屋さんのジャズって、きているお客さんが、クラシックやジャズを好きだからかけているのではなくて、それらの音楽を流すと、「いい感じ」がするから、、なんだと思うんです。

 「いい感じっ」て、いったいなんなんでしょうか?。快適になる、、ということなのだと思うのですが、商店街に、ショパンのピアノ曲がながれていると、快適な感じがする、、人ってどのくらいいるのでしょうか?。不快になる人はあんまりいないのかもしれませんが、、、。

 どこかの奥さんが、「今日のおかずは何にしようかしら、、」とか、考えながら、買い物かごを持って歩いていたら、ショパンが流れてきて、「あっ、そうだ、今日は、寒いし、ポーランド風のロールキャベツにしよう、、」とか、そういうことって、あるとは思えません、、(笑)。

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 居酒屋で、「次は何を飲もうかな、、」と考えているお客さんが、ジャズのBGMを聞いて、音楽に合っておいしいかもしれないから、ウイスキーのハイボールにしよう、、とかっていうことは、ないですよね、、、?(笑)。 カニコロッケと、ポテトサラダ、しらすおろしには、テナーサックスのカルテットの演奏が、この上なく合って、お酒も進むから、居酒屋のBGMは、モダンジャズにかぎるね、、、とか言っている、お客さんとか、居酒屋店主って、探せばいるのでしょうか?。

 いくら考えても、BGMの存在意義、必然性みたいなものは、見つかりません、、。

 おそらくは、壁紙みたいなものなんじゃないのか、、、と思うのですがどうでしょうか?。本当の家の壁の壁紙でもいいんですが、パソコンの画面の背景の壁紙。そのパソコンでする、作業とかとは関係なくても、「なんかいい感じ」だから、それなりの写真を貼り付ける。

 自分で選択してはいるのですが、普段使うときは、しげしげと見ることはないもの、、。

 写真も、絵も、音楽も、それぞれ、誰かが撮ったり、書いたり、演奏しているわけですが、その人たちは、最終的にどのようにして、それが使われるかは知る由もなく、撮ったり、書いたり、演奏している、、。

 でも、なんか、私には、そういう音楽とか、写真とか、絵とか、そういう形で世の中に存在する作品って、情けないというか、本当はそういう意味で使われるために、つくられているわけではないのにな、、と思うのですが、どうでしょうか?。

 鑑賞されるのではなく、何かの後ろで、流されて、決して気に留められることなく、存在している音楽って、本当はあってはならないですし、必要もないものなのだと思うことが、社会の慣習に反した意見に、ある意味なってしまうこの状況って、あんまり個人的には納得できないのですが、、。

 別に、私だって、普通にBGMをかけて、このブログを書いたりすることはあるのですがね、、。

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2018年01月17日

BGMのはなし。

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 今日の雨はちょうど良いお湿りという感じで、雨足は弱く、少しだけ出かけましたが、上着を着て歩いていたら、少し暑かったです。

 先週の木曜に、東京から帰ってきましたが、その土産話というほどのことではないのですが、少しあちらに行った感想めいたことを書いてみたいと思います。
 昨日のブログの最後にも書きましたが、お店とか、商店街でかかっているBGMについて、気づいたことがありました。

 もしかしたら、たまたまなのかもしれませんが、BGMでかかっている音楽が、ピアノ音楽、それもクラシック音楽が多かったきがしました。 横浜の商店街では、ショパンの曲でした。
 もちろん、有線放送なのだと思いますが、ご存知でない方も多いかもしれませんが、有線放送の業者と契約している場合、とてもたくさんの種類(ジャンル)の音楽を選んで、聞くことができます。

 もちろん、クラシックからジャズ、歌謡曲や、民謡、演歌もありますし、各国の民族音楽なんかも、いろいろな国のものが用意されていたりしますし、ジャズや、クラシックの場合、編成や演奏や作曲されている時代まで選べたりします。
 先ほどの横浜の商店街ではショパンだったと書きましたが、東京で、時間調整で入った、ファミレスで流れていたのは、イタリアのバロック時代の作曲家、スカルラッティーの曲をピアノで演奏したものでした。

 ピアノ音楽は、なんというか、無難、、ということなのかもしれませんが、他の場所でも、多くのところで、ピアノ曲が流れていた気がします。 ほとんどの人が、BGMで、何が流れているということに関して、気にしない、もしくは、ほとんど聞いていないので、気にはならないのだと思うのですが、音楽に携わる者としては、少し気になりました。

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 気になった、、というのは、別に印象が悪かった、、ということではなくて、どうして、クラシック、それも、ピアノ曲が多いのかなぁ、、ということです。 まあ、それは、さっき書いたように、「無難」である、、ということなのかもしれませんが、それがどうして無難なのか、、、ということが、よくわからないんです。

 自分で「無難」と書いていて、それがわからないというのは、変な話なのかもしれませんが、どう理由で、ああいう音楽がえらばれているのか、、、?ということの説明がつかない。 同じクラシックなら、ピアノじゃなくても、ヴァイオリンとか、フルートとかでも良い気がします。 まあ、その場合も、ピアノで伴奏が付いているのかもしれませんが、、。

 そもそも、日本の公共の場所で、ポーランドの作曲家、ショパンの音楽が流れていることが、適切なことなのか、300年以上まえのイタリアの曲が、ながれているのが適切なのか、、?。

 じゃあ、日本だから、日本の曲を流せば、どうなるか、、というと、お正月でもないのに、お正月みたいな感じがする、、、というのが、ほとんどの日本人が感じること、、。日本の曲、いわゆる純邦楽といわれる音楽をながすと、お正月か、和風喫茶にいるような感じがする、、というのが、あまりにも自国の音楽に馴染みがない多くの日本人が感じることなんですが、そもそも、本来BGMって、絶対必要なものなのかな、、?とも思います。

 ちなみに、クラシックの本場、ヨーロッパのレストランとか、駅とかに行くと、音楽自体が、全然流れていないところがほとんどです。 いまここで、BGMなんていらない、、ということを言いたいわけではないのですが、果たして、日本で流れているBGMは、なぜ流れていて、その流れている音楽がなんで、クラシックなのか、、?ということへの、合理的な説明がつかないことに、違和感を覚えています、私は。

 ちなみに、今日歩いてみて、沖縄の商店街では、特に、BGMは流れていませんでしたが、各お店が勝手に、民謡やら、いろいろと流してはいました、、、。 まあ、観光地ですからね、、、。

 ラーメン屋さんとか、居酒屋とか、レストランに行くと、やたらとジャズが流れていることもありますが、ジャズも、クラシックも、別に、日本の多くの人が愛好している音楽である、、わけではありませんよね、、?。まあ、悪い感じはしない、、ということなのかもしれませんが、、。

 「そんなの、どうでもいいじゃん、」と多くの方が思うのでしょうが、、。

 不思議だな、、、。私にとっては謎です、、これって、。
 
 一応表現者の側に立ってみると、その音楽を演奏するとか、音源を作る時には、いろんなことを考えるんですよ、歴史とか、意味合いとか、、。 まあ聞く側、使う側は、どういう風に聞いてもらっても構わないんですけど、、、、´д` ; 。

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日記(1481)

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2017年10月10日

アンサンブルの大小に関係なく。

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 昨日一昨日と、クラシック音楽、それも、大編成のオーケストラの録音の話を書きましたが、よく考えてみると、オーケストラは人数多いので、演奏するだけで経費が普通のアンサンブルより、かかります。

 だからと言って、その分、CD一枚あたりの値段を高く設定して販売できるかというと、そういうわけには行きませんから、昨今の経済状況の中では、その制作は、ますます難しくなっているに違いありません。

 ピアノのソロや、ヴァイオリンのソナタ、ヴァイオリンと、ピアノ伴奏にくらべ、指揮者や、オーケストラの人件費が高いので、バイオリン協奏曲のCDは、一枚6000円にします、、なんていうことになったら、そのアルバムは、なかなか売れなくなってしまうでしょう。

 オーケストラの人員を減らすわけにはいきませんから、やはり、経費を節減するとしたら、録音や、ミキシングにかかるお金を減らすしかないのかもしれません。

 クラシックの世界で、どんな編成の音楽に人気があるのかと、考えてみると、これは、やはりオーケストラということになるのでしょうが、それがどうしてなのか、、ということは簡単には説明できませんね、、。

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 小編成の室内楽や、器楽曲より、大編成で、絢爛豪華、、ということが、人気に繋がっているという解釈もできますが、、。 ピアノを演奏している人や、勉強している人は多くて、オーケストラの音楽に比べて、極めてシンプルな編成でありながら、ショパンとか、ベートーベンとか、そういう作曲家の作品のコンサートや、CDは、多分人気があるということは、容易に想像がつきます。

 ジャズの世界では、いわゆる、小編成が人気の中心で、やはり、ビッグバンドでなければ、、という話は、あまり聞きませんが、クラシックの世界の場合は、やはりオーケストラに人気がありますよね、、。

 それも、多くの場合交響曲と言われるジャンル。 長い演奏時間と、大きな編成、時には合唱まで入って、100人を超えるアンサンブルもありますが、曲が長くて、編成が大きければ、音楽の質が高くなる、、ということは、もちろんないわけですが、なぜか、軽薄短小の逆、、、という世界が好かれている、、というのは、レコード会社や、音楽事務所の宣伝のせいで作り上げられた価値観というような気がします。

 コンサートをやるにも、録音をするにも、経費がかかるプロジェクトを、芸術的に素晴らしいものとして、宣伝して、成功に導く、、という業界の手法なのかな、、とも思いますが、はっきりそれを断言することも、にわかにはできません。

 うちで、オーディオを使って音楽を聴く立場にたって、想像してみると、コンサートチケットが高い、海外の一流オーケストラの演奏を、2500円くらいで買った、CDアルバムで、楽しめれば、それはお得感がありますよね。

 今回初めて、こういう考え方をしますが、NHK交響楽団のCDが、1500円で、ヴィーンフィルのCDが4000円する、、ということは一般には、ないわけで、これは、考えてみたら、ちょっと不思議な話ですね。

 そういう意味では、レコード業界というところのお金の計算というか、価格のつけ方って、ちょっとふしぎなところがありますね、、。リリースして時間が経ったアルバムを、廉価版として安く販売するのはわかりますが、演奏者や、編成によってかかる経費が違うはずなのに完成したCDアルバムはほぼ同じ値段ということは、そこにはいろいろなトリックがありそうです。

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   回鍋肉と、油淋鶏の定食

CMSレコード主宰、ピアニスト細川正彦の演奏が、岐阜県
であります。

10.14.sat
第20回妙法寺チャリティーJazzコンサート
「九州北部豪雨災害復興支援チャリティー」
妙法寺  お問合せ:0573-43-2275
恵那市岩村町911-2
小濱安浩(ts)・池田篤(as)・細川正彦(p)・島田剛(b)・倉田大輔(dr)
+The Sax Jazz Orchestra feat.大窪玄栄




日記(1390)

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2017年10月05日

Jascha Heifetz (ヤシャ・ハイフェッツ) の話 とか、いろいろ。

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 東海、関西地区を経て、きのう沖縄に戻りましたが、少し思ったより涼しくて、ホッとしています。

 ところで、大阪でお知り合いの方にお会いしたのですが、その方は、このブログを読んでくださっていて、意見をくださいました。このブログ、ほとんどの場合、今日もそうですが、必ず暑いとか、湿度がどうの、、とか、、そういう記述があるのですが、その方がおっしゃるには、毎日のように、そういう感じで気候の話が出てくるのが、イラっとするのだそうです、(笑)。

 まあ、わからないではないのですが、一応日記ということで書いていますので、そういう風に、今日の天気、、みたいなことを書きたい、、。 っていうか、他に書くこともあまりないので、それで、紙面を埋めている、、?、、というわけではないにしろ、それほど、というか、ほとんど問題意識はなく、そういうことを書いています。

 個人的には、「別に構わないじゃん!」というところなのですが、もしかしたら、これを読んでくださっている、他の方の中にも、「そんな、あんまり興味ない、湿度とか、温度とかのこと、書かれてもね、、」という方がいらっしゃるかもしれません。 

 でもかきたいな、、( ´ ▽ ` )ノ 。    なんてね、、。

 さて、ところで、昨日書いた、Jascha Heifetz (ヤシャ・ハイフェッツ) の話。

 もともと私の場合、バイオリンとバイオリン音楽が大好きで、いろいろ聴いているのですが、ハイフェッツは、もちろん巨匠というか、大家で、有名な方なのですが、それほど、たくさんは聴いていませんでした。

 ところが、沖縄のジャズクラブ、Parkers Mood のオーナーで、ギタリストの城間功介氏が、大のハイフェッツファンということもあり、以前より意識してハイフェッツの演奏を聴くようになりました。彼から聞いた、ハイフェッツの話で、私が全く知らなかったことで、とても面白い話がありますので、ここで、ご紹介したいと思います。

 それは、彼が、環境に優しい電気自動車に興味を持っていたそうで、そのために私財を投じて、研究所まで、つくっていたそうです。

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 エコブームの現代ならまだしも、当時、1950年代にそういった研究を、音楽家の彼がしていた、、ということが、本当に珍しいことだと思います。世界中で演奏し、たくさんお金を、稼いでいたとはいえ、いったいどのぐらいの資本で研究していたのかな、、思いますが、当然彼が没した後にはその研究機関はなくなってしまったのでしょうね。

 ハイフェッツは、バルト三国のリトアニアの出身。私の大好きな、ギドン・クレーメルはラトビアの出身ですから、やはり、あの辺りの音楽的なレベルは、相当高いのでしょうね。以前は広大なソ連邦の一部として存在していた国々ですが、もちろん以前は独立した国家で、ソ連邦崩壊後は、再びそれぞれ独立した国として存在していますが、ソ連邦の一部だったおかげで、ハイフェッツも、クレーメルも、世代こそ違いますが、大国ロシアの優秀な教育を受けることができたということができます。

 ハイフェッツは、レニングラード(サンクトペテルブルグ)、クレーメルは、モスクワと、勉強した場所も時代も違いますが、ロシアのバイオリン教育のメソッドを継承している音楽家と言えると思います。

 ハイフェッツは、レオポルト・アウアーに師事し、クレーメルはオイストラフに師事。よくかんがえてみれば、アウアーは、ハンガリー系ユダヤ人、ハイフェッツもユダヤ系ですし、オイストラフも、クレーメルも同じくユダヤ系ですから、やはり、バイオリン音楽のせかいでは、ユダヤ系の人材が、演奏史をつくってきたと言って、差し支えないという気がします。

  アウアーは、若い時にヨアヒムからも教えを受けていますから、ハイフェッツはヨアヒムの孫弟子ともいえますが、ヨアヒムも、アウアーも、いったいどんな演奏をしていたのか、とても興味がありますが、時代が古いので、録音がないのが、残念です。

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CMSレコード主宰、ピアニスト細川正彦の演奏が、岐阜県
であります。

10.14.sat
第20回妙法寺チャリティーJazzコンサート
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恵那市岩村町911-2
小濱安浩(ts)・池田篤(as)・細川正彦(p)・島田剛(b)・倉田大輔(dr)
+The Sax Jazz Orchestra feat.大窪玄栄




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2017年10月04日

Jascha Heifetz (ヤシャ・ハイフェッツ)の話

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 みなさんこんばんは〜 本州の秋を満喫して、思いっきりリフレッシュしてきた、CMSレコードエンジニア、小宮山英一郎です!。

 さ〜リフレッシュしたので、思いっきりマニアックな話を書くぞ、、っと思いますが、、(⌒-⌒; )。

 突然ですが、今日はバイオリニスト、Jascha Heifetzz (ヤシャ・ハイフェッツ)について書きたいと思います。いつも、バイオリニストといえば、Gidon Kremer の話ばかり書いていますが、ちょっとあるきっかけがありまして、あらためて、ハイフェッツの演奏をCDで聴く機会がありました。

 ハイフェッツ(1901年2月2日〜1987年12月10日)といえば、言わずと知れた今世紀最大の、名バイオリニストなわけですが、改めて聞いてみると、いや、ほんと巧い、、。

 もちろん演奏のことなんですが、クラシック業界というと、近年、というか、ここ30年くらい、いろいろな名手というか、コンクールを勝ち抜いた演奏家がたくさんいて、技巧家だらけという気がしていたのですが、ひさしぶりにハイフェッツの演奏を鑑賞して思ったのは、彼より巧い人って、現代でも、そうは、居ないな、、、ということ。

 久しぶりに聞いたのは1950年代、かれがアメリカに亡命してからの録音なのですが、脂の乗った、50代の演奏ということもあるのかもしれませんが、とにかく、テクニックは完璧ですし、なんというか、気品溢れる、堂々としたパフォーマンスは、まさに巨匠、、という感じなんですね。 彼が亡くなったのは1987年ですから、できることなら、一度くらい、生を聞いてみたかった、、というより、聴かなけりゃいけなかったな、、と、思いました。

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 あと今回聴いたCDで気づいたことは、カデンッアも興味深かったということです。

 それは、ベートーベンのコンチェルトを聞いたのですが、多くの人がヨアヒム、あるいは、クライスラーのコンチェルトを演奏しているに対して、かれは、師匠のレオポルト・アウアーのモノを自分で編曲して演奏しています。それで、そのカデンッアなのですが、意外にも、Gremer が演奏している、シュニトケの書いたオリジナルのカデンッアに似ているところがたくさんあるということなんです。

 それは、例えば、同じニ長調のブラームスのコンチェルトのフレーズを引用している箇所があるのですが、それは、そのままシュニトケのカデンッアにも存在していて、これは、パロディー好きのシュニトケが、わざと挿入したものだと、長い間思っていたのですが、そうではなくて、ロシアのバイオリン演奏家として、そして、教育者として、歴史に残っている、レオポルト・アウアーの発想であるということが想像できるわけですが、これって、結構びっくりしました。 もしかしたら、ハイフェッツの考え、、ということもありえないことではないのですが、、。

 逆の言い方をすれば、シュニトケ、あるいは、クレーメルが、アウアーや、ハイフェッツに敬意を表している、、という意味もあると思うのですが、どうでしょうか?。

 ここまで書いて、ふと思ったのは、クレーメルの師匠のオイストラフは、どんなカデンッアを弾いているのかな、、ということ。 というわけで、 YouTube で探してみると、、彼は、クライスラーの版を使っていました。 我が道を行く、、という感じで、人の真似を極端に嫌うクレーメルが、あえて、アウアーや、ハイフェッツの影響下にあるカデンッアを演奏しているのは、どうしてなのか、、ちょっと興味がありますが、それは本人に聞いてみなければ、わかりませんね、、。

 はなしがクレーメルの話になってしまいましたが、やはり、フェッツが、皆と同じような、カデンッアを弾いていない、、とうのは、やはり巨匠の証ではないのかと思います。

 それにしても、アルバムのライナーを見ると、日本の音楽評論家は、あまりにもカデンッアに無知で、そのことに触れていないことが多いので、情けないな、、と思います。

 というわけで、ハイフェッツの話、今日はこの辺で終わりま〜す。

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    ハイフェッツとは、関係ない、名古屋の台湾混ぜ麺

CMSレコード主宰、ピアニスト細川正彦の演奏が、岐阜県
であります。

10.14.sat
第20回妙法寺チャリティーJazzコンサート
「九州北部豪雨災害復興支援チャリティー」
妙法寺  お問合せ:0573-43-2275
恵那市岩村町911-2
小濱安浩(ts)・池田篤(as)・細川正彦(p)・島田剛(b)・倉田大輔(dr)
+The Sax Jazz Orchestra feat.大窪玄栄



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  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
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お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
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2017年06月23日

あまり聞かないCD。

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 梅雨明けたとたんの日差しの強さ、、、。 予想通りとはいえ、暑いです。

 今日は晴れたり曇ったりで、気温は30℃ちょいでしたが、湿度は梅雨時と同じくらいあるので、ジメジメでした。

 気分転換に、、ということで、いつも聞かない音源を、なにか、、ということで、いろいろCDプレーヤーに入れてきいてみましたが、なかなか今の気分に合うものがない、、。

 3枚くらい試してから、だんだんちょっとイライラしてきたりして、、、。

 いろいろと持っているCDですが、中にはあんまり聞いていなくて、内容がどんなものかよくわからないものもたくさんあります。あんまり聞いていないもの、、「一体どんな中身だったっけ、、?」というものを、もってきていて、その中から軽い気持ちで選んでみたわけですが、さすが、「あんまり聞いていない」=「それほど気に入っていない、、、」ので、あんまり面白くないですね、(笑)。

 聞かないアルバムは、処分してしまえば良いのかもしれませんが、、。

 私の場合、あんまりアルバムを売るのは好きではないんです。 買った値段よりはるかに安くしか引き取ってもらえない、、ということもありますが、「もしかしたら、何かの役に立つかも、、」といういう風に思っていたりすることもあるのですが、、。

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 それなら、いっそのこと、誰かにあげるか、処分したほうが、、、とも思わないわけではないのですが、なんだか、思い切れない。

 自分も、いろいろな作品の制作に関わっている、、ということもあるのか、なんだか、反故にできない、、。まあ、一種の貧乏性でもあるのかもしれませんが、、。

 今日聴いたアルバムの中には、いわゆる、「実験的、、」と言われている作品もあって、それをわかって購入しているのですが、そのときどういう気持ちでそれを購入したのか、もう全く覚えていないのですが、多分そのときは、それなりに考えて手にいれているのかとは思うのですが、、。

 今日聞いた何枚かのアルバムは、もう4〜5年前に購入したもので、多分購入してすぐの時に何度か聞いたか、、いや、何度聞いたかも、もうよく覚えていないのですが、自分の意思で買ったことは間違いありません。

 多分、そういう感じで、買ったけどほとんど聞いていないアルバムは、多分2〜300枚はあるような気がしますが、、考えてみたら、無駄な話でもあるわけで、、、´д` ; 。

 こういうCDを、片っ端からデジタルアーカイブ(コンピューターに読み込んで)して、現物は処分する、、、という人の話を最近聞きましたが、、そういう読み込み作業も、結構面倒臭いですよね、、。
 私の場合、PCに読み込むといっても、圧縮しないで入れるので、例えば、一枚が600MBだとして、ハードディスクが2テラバイトだとすると、、3千枚以上入る、、、?、のかな、、。 実はこういう計算苦手です。

 だったら、2〜300枚なら、ずいぶん容量が余ってしまいますよね、、。足りなくないなら、いいか、、?。 調べたら、1万円くらいで、売ってるんですよね、、。でも、いろいろ心配なので、バックアップも欲しいし〜、、、。

 とまあ、いろいろ考えると、結局なんだか、面倒だな、、という風になるので、何にもできないんです。

 ナンダカナ、、(p_-) 。

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2017年03月18日

暗い音楽ってどんな、、?。

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 昨日のブログで、暗い音楽ばかり聴いているとか、ネクラですとか、バカみたいなこと書いていましたが、それは本当のことなんですが、そういうこと書いたときに限って、結構多くの人が読んでたりするんですよね、、。 ナンダカナ、、、まあ、べつにいいんですけど、、。

 ああいう内容をみて、フェイスブックの「いいね」とか押してる人って、きっと微妙に「S」なんだと思います、、(笑)。

 ところで、暗い感じの音楽って、どんな音楽なのか、、?。 単純に考えると、短調の音楽が、ちょっと暗い感じ、、ということになるのかもしれませんが、、。

 それよりも暗いというか、怖い感じ、、怖い=暗いということではないのかもしれませんが、怖い感じというのは、音楽的には、調性がはっきりしないとか、メロディーがはっきりしないとか、まあ、簡単に言ってしまえば、現代音楽と言われている様な音楽って、怖いというか、決して、明るい感じはしない音楽ですよね、、。

 映画とか、ドラマだと、殺人の場面とか、なにか事件が起こるときに使われるBGMに、結構そういう音楽がありますよね、、。

 オーケストラで、調性のないもので、打楽器とかが、活躍する音楽って、とても混沌とした感じがして、暗い感じ、不吉な感じを演出するときに使われる音楽なんだと思うのですが、だからと言って、シェーンベルクとかああいう無調系の作曲家たちが、「怖い感じのする音楽を書くぞ、、」と思ってかいたわけでは決してないわけですが、、、。

 ああいう音楽を聴いた場合、調性がわからなかったり、明快なメロディーがないので、聴いている人が、ちょっと不安な感じになるということは、理解できますよね。あと、弦楽器のポルタメントとか、ビョ〜ンとした、わざと音程を変化させた音も、音程が不安定=不安な感じがして、怖い、、暗い音楽に聞こえる。

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 でも、それらの音楽はほとんどの場合、人を不安にさせるために作曲したのではなく、今までの音楽にない表現を追求した結果できたものなのですが、それを、映画や演劇など、悲しいとか、怖いシチュエーションで使うと、映像や劇中の内容を助長する力がある。 まあ、一種の効果音みたいなものなのだと思うのですが、、。

 いろいろな音楽があり、それらを聴いた時の世間の人が持つ印象とか、感覚って、映像や、それまでに形作られてきた感性に依っていると思うわけですが、そういうことは、本来の音楽の内容とは、あんまり関係ないことが多いと思います。

 たとえば、「チャララ〜鼻から豆乳〜♪」というのがありますが、あれって、バッハのオルガン曲のメロディーなのですが、ドラマなどで、繰り返し、悲劇的な場面で使われてきたので、もう、ほとんどの人、特に日本では、あのメロディー、、というか、ほとんど音の断片でしかないのですが、、あれを聞くと、もう悲劇的な感じしかしない、、。
 
 そういう条件反射みたいなものが、繰り返されて、音楽の印象、、つまり明るいとか、暗いとかそういう感覚が出来上がってしまっていると思うのですが、それって本来は音楽の内容とは全然関係ないのにな〜と、音楽に関わるものとしてちょっと、いつもそういうところは腑に落ちないところではあります。

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「ジェイー小濱クインテット ゲスト坂本菜々」の沖縄公演があります。メンバーは、ジェイ トーマス tp sax 小濱安浩ts 坂本菜々tb CMSレコード主宰、細川正彦 p 島田剛 b 倉田大輔 ds です。
3月31日金曜が宜野湾の、ジャズデュバレ、4/1土曜が久茂地 パーカーズムードです。沖縄のみなさんよろしくお願いいたします。


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2017年03月13日

朝の清々しさのなかで、聴いた曲(昨日のブログ)。

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 久しぶりに、更新が日付が変わってからになりました、、。

 今日(昨日は)は久しぶりに晴れて、とても暖かかったです。

それとは関係ないかもしれませんが、早く目が覚めたので、午前中にお洗濯もしました。やはり、天気がよかったので、湿度は高めでしたが、早めには乾きました。

 清々しい朝だったので、朝ごはんを食べながら、清々しい音楽をききました。
 
 清々しい音楽というのは、何かというと、今日の場合は、バッハの鍵盤楽器の為のパルティータをピアノで弾いた音源でした。

 どうも、昨日からピアノ音楽づいていますね。

 その音源は、フランス人の女流ピアニストが弾いたもので、テンポも早めで、軽やかですし、演奏しているピアノも、ベーゼンドルファーで、チョット重めになりがちな、バッハの音源を軽快な雰囲気で、表現しています。

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 フランスのパリ生まれのその女性ピアニストは、いかにも都会的なセンスと、ピアノタッチで、華麗な音楽を演奏しており、本来はピアノではなく、チェンバロの為につくられたバッハの音楽を、グレングールドとは違った意味で、現代的に表現しています。

 グールドは朝から聴くと言う感覚にはなりにくいのですが、彼女の演奏には、朝日のような爽やかさを感じますので、聴きたくなります。

 そうかと言っても、ただ、聴きやすいだけで、軽い音楽というわけではなく、バッハの音楽に、真剣に取り組む姿勢は、十分に感じますし、その姿勢は、アルバムの最後に入っている、半音階的幻想曲とフーガの演奏内容の充実度が、そのことを体現していると、私は思います。

 なんか、普段聞かないピアノ音楽を、ここ数日随分聴いていますが、、明日も聴くのかな、、?。

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2017年03月10日

Arnold Schönberg の話

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 今日は昼過ぎから雨が降って、気温が下がり、昨日より寒くなりました。 雨がやんだら、また気温が少しだけあがりました。

 雨の中、傘をさしながら、徒歩で割と遠くまで散歩というか、、歩きました。 前にも書きましたが、私はそれほど雨が嫌いではないので、雨の日でも、よっぽどそれが強くない限り普通に出かけたりすることがあります。

 そうかと言って「雨が好き」という」風でもないのですが、「なんだ、雨か、、」という感じでもないです。 雨の日歩いても、靴の中にさえ雨が入ってこなければ、全然嫌ではありません。多分、雨の日はマイナスイオンがたくさん出ているので、そのせいで、なんとなく快適に感じるのだと思います。

 今日は出かける前に、Arnold Schönberg のピアノコンチェルトを聴いていましたが、この曲は以前のブログで、グレン・グールドの演奏のアルバムを紹介しましたが、今日聴いていたアルバムでは、ピーター・ゼルキンがピアノを弾いています。 
 オーケストラは、ロンドン交響楽団で、指揮者はフランス人のピエール・ブーレーズで、1985年の録音です。

 ブーレーズは、去年亡くなってしまいましたが、ピーター・ゼルキンは、調べてみると、もう69歳になっていました。クレーメルとほぼ同じ世代だったのですね、、。

 今日は、最近では珍しく、この曲をCDでききました。CD盤を機械に入れるのは実に久しぶりです。

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 このアルバムは、もう一つ、同じ Schönberg のヴァイオリンコンチェルトも入っています。考えてみたら、Schönberg のピアノコンチェルトは、グールド、ゼルキン、内田さん、そしてブレンデルと、4人の演奏家のアルバムを持っていますが、それほど、この曲を愛好しているという認識は、なぜか、ありませんでした。

 Schönberg という人について考えてみると、大編成のオーケストラ作品はそれほどなく、全体の作品数も、比較的少なめな作曲家だとおもうのですが、それなりの長さの、ヴァイオリンとピアノのコンチェルトを書いているということは、少し意外な気がしました。

 たぶんそれだけ、協奏曲というものが好きだったというか、協奏曲への創作意欲が強かったのだと思います。

 内容は、彼の曲の中では、動きが多いというか、とても入り組んでいて、ピアノとオーケストラの絡みは、なかなか有機的な面白みのある、展開をみせてくれます。静的な表現が、彼の作品には多い気がするのですが、とても、動的なシーンが多い曲です。まあ、でも協奏曲とはそういうものなのかもしれませんが、、。 もしかしたら、当時としては、ラディカルな作曲家だったSchönberg が、意外にも、協奏曲の定義にこだわって、書いた作品なのかもしれません。

 しかし、この作品の、評価というものが高いのか、決して演奏しやすいレパートリーではないわりに、いろいろな人が、そして、大きめのレーベルからアルバムを出しています。

 上に書いた、内田光子さんや、ブレンデルは、ドイツ音楽の正統的表現者としての評価がある人ですが、その伝統的なドイツ音楽の延長線上に存在する、Schönberg のピアノコンチェルトを、前衛的な作品でありながらも、取り組んでいるというところに、興味をもちます。
 
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2017年01月15日

言葉と音楽

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 全国的にかなり冷え込んで、雪が降ったりしているようですが、沖縄もそれなりに冷えています。といっても15℃くらいなのですが、かなり寒く感じます。


 昨日は歌の入っている音楽の場合、その歌詞だけでなく、歌そのものを理解できなければ、本当の味わいはわからない、、というような意味のことを書きました。

 そういえば、昔の洋楽のジャケットの解説書には、ちゃんと翻訳家が訳した歌詞カードみたいなものがついていました。あれはあれで、なかには、名訳みたいなものもあって、その曲を聞く人で、当時の一般的な日本人(英語ががわからない人)向けに、より良い内容の伝え方をしていたと思います。

 あれを読んで、音源を聞きながら、感激した人も少なからずいたのではないでしょうか、、。曲の内容や、作った人、アーティストのキャラクターまで、加味して、イメージを膨らませてくれる訳も存在していたとおもいます。

 これは、歌詞の意味以上の文学的な考察というか、配慮をもちつつ、LPを買った人に音楽のイメージを伝え、楽しんでもらおうという、日本版製作者の心意気を感じましたよね。

 歌詞の内容以上のなにか、、そんな繊細な世界が、訳詞のなかには含まれるという、これは日本人ならではの解釈みたいなものが入っているのだと思いますが、歌詞の内容がわからない人間には本当にありがたいものでした。

 歌詞のリフレイン、韻や、慣用句、スラングとなると、この訳詞だけでは100%はわかりませんが、十分に助けにはなっていたはずです。

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 それでは歌詞のない、唄のない、インストの曲の場合、どんな風にすれば、よりわかりやすいのか、、?。よく、「音楽は世界の言葉」とか言って、音楽で、言葉が通じなくても分かり合える、、みたいなことをいうことがありますが、それって、本当でしょうか?。

 たしかに、会ったばかりの、言葉が通じない同士でも、楽譜とか、共通のレパートリーをもっていれば、共演することはできます。合奏をすれば、たとえ言語での会話はできなくても、言葉の通じない者同士、音楽を演奏することはできます。まあ、結果、演奏がうまくいって、盛り上がれば、終わった後、にっこり笑って、握手ができて、充実した時間だったと、その場にいる人が全員そう思うことはできるのかもしれません。

 ここで、わたしが考えることは、例えばフランス音楽だったら、フランス語を話す人、言い換えれば、フランス語でものを考える人が、思いついた音楽であるということ、、。音楽と言語は別のものですが、同じく耳で聞くもの、脳で理解するものとして、非常に関わりが深いと思うのです。

 あるクラシックのピアニスト、それも、何ヶ国語も理解することができる人が、インタビューで、レパートリーについて尋ねられた時、「ロシア音楽はわかりません」なので、演奏しません、、みたいなことを言っていましたが、あれは、「私はロシア語はわかりません」、という意味なのではないのかと、思います。

 ですから厳しいことを言えば、普段日本語だけ、ヨーロッパの言語からは色々な意味でかけ離れた言語で生活している、私たちにとって、日本の音楽以外の音楽(クラシックもジャズも)を演奏したり、鑑賞して理解するということは、本当はとっても難しいことなはずなんです。

 そうなのですが、、続きは明日で〜、、。

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