2014年04月05日
久しぶりのグールドさん
昨日はブログに晴天、とか書いてしまいましたが、実際は、晴れたり,曇ったり、雨が降ったりそしてまた晴れたり、、という、まるで英国にいる様な天気でした。
イギリスは、ずーっと一日晴れとか、雨と言う日がとてもすくないです。 雨の量自体はそれほど多くは無いのですが、降ったり晴れたり曇ったリという、変化の激しい天気が普通に一日中続く,という印象です。 なので、少し位の雨では、それ程傘はさしません。
昨日の、深い雲、ざっと降る雨、割と強い日差し、、の、めまぐるしい気候の変化は、ホント英国風気候でした。
ところで、全く違う話しになりますが、今日、You Tube で久しぶりに、個性的なピアニスト、グレン・グールド氏の映像をみました。カナダ人のグールド氏は、1940〜80年くらいの間とても個性的な活動で知られた、クラシックのピアニストですが、キャリアの途中からコンサート活動を拒否し、録音活動、アルバム制作のみに専心するという珍しい活動方法を選んだ人でした。
私が今日見た映像は、まだ人前で演奏している頃に出演した、テレビ番組のものでしたが、ベートーベンのピアノソナタについて、自身の説をコメンテーター相手に延々と超早口でまくしたてていました。
人前で演奏すること、コンサートをひらくことを止めたということで、かなり内気な人なのかと思っていたら、テレビの中の彼は、極めて雄弁、、、。
司会者が相手をするのが大変なくらい、自説を物凄いスピードでまくしたてています。テレビというのは、時間が限られているので、その中で、どれだけ濃い話しをできるのか、、ということもあるのだとおもうのですが、この人が、人気があるにもかかわらず、公開の場所での演奏活動を、ある時期から、死ぬまでやらなくなった、というのが信じられない程、画面の中のグールド氏は雄弁です。
人前でしゃべるのは平気でも、演奏するのは苦手、、、?。 まあ、そういう人がいてもおかしくは無いですが、、。でも、テレビでは、楽しそうに、ピアノも弾きながら、いろいろいろと解説しています。
本当に個性的な音楽家だなと、と、たくさん残っている映像を見るたびに思います。 ただ音楽を演奏するだけでは満足せず、いろいろと、自分の意見を人に伝えたかったのだと思うのですが、こういう人は他に知りません。
音楽もキャラに勝るとも劣らず、個性的ですがね、、、(^_^;) 。
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