2014年03月20日

All in All out Masahiko Satho vol.25

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 エンジニア小宮山が、おおすすめのアルバムについて書く、「この一枚」。先日、3月16日に今年始めての「この一枚」を書きましたが、きょうも、今週2枚目のおすすめのディスクを取り上げたいと思います。

 日本人のアーティストが、海外の演奏家と演奏して録音する、ということは、おなじ地球上に生息する人間どうし、なにも珍しいことではありませんが、実際にやってみると、いろいろ難しいことがありますよね、、、。

 「音楽は、国境のない言葉」、なんてよく言いますが、本当にそうなんでしょうか、、?。 確かに、楽譜の読み方や、演奏の仕方など、たとえ言葉が通じないとしても、ある程度のコミュニケーションは、音楽上では成立するということはあるでしょうが、本当に理解し合う為には、いろいろと越えなければならないハードルがあるものです。

 いくら相手を、尊敬したり、尊重する気持ちがあっても、真の意味でのコミュニケーションが成立し、良い作品が出来上がるには、いろいろな条件が揃わなければなりません。純粋に音楽的なこと以外にも、エンジニアリング上のことにしても、私たち日本人と、外国人のミュージシャンがコミュニケーションすることは、言葉の壁を乗り越えられたとしても、いろいろ難しい問題があります。

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 今日とりあげるアルバムは日本人のジャズ・ピアニスト、佐藤允彦(さとう まさひこ)氏が、アメリカのミュージシャンと録音する為に曲をつくり、米国に行きスタジオでセッションして、造り上げた作品です。

 ジャンル的には、ジャズ・フュージョンの範疇に入る音楽ですが、普通のBGMというか、表向き、商業的なサウンドのつくりはしていますが、音楽の内容自体は、ハードコア、、。 ロックから、フリージャズの要素まで、入っています。

 このアルバムが録音されたのは、1979年、当時の米国の第一線で、活躍するミュージシャン達は、佐藤氏の複雑かつ、スリリングな楽曲を物凄い集中力で、演奏しています。 ドラムのハービー・メイソンとサクソフォンとデイブーリーブマンの組み合わせはとても珍しいですが、おそらくはオリジナルの作曲の段階から、このメンバーを想定していたのでしょう、本当に完成度が高く、一人一人も素晴らしいプレイを展開しています。

 それにしても、このメンバーと対等に、演奏し、作品を造り上げる事ができるということは、かなりの実力をもっていなければ、できることではありません。 録音の音質もすばらしく、いま聴いても、アナログ録音ながら、クリアーで、太い音は究極のアナログサウンドと言ってよいでしょう。

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1 Sapajou Walk

2 Grama Grass

3 Salamander

4 Moth Ball

5 Thus The Song Passed Out Of Their Mind

6 Fallout
Record Company – CBS/Sony
Credits
Congas, Percussion – Rubens Bassini
Drums – Harvey Mason
Electric Bass – Francisco Centeno
Electric Guitar – Ryo Kawasaki
Flute [Alto], Soprano Saxophone, Tenor Saxophone – Dave Liebman*
Piano, Electric Piano [Rhodes], Synthesizer [Korg], Percussion, Arranged By – Masahiko Sato

 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
 
■アルバム試聴 1 ■アルバム試聴 2 ■アルバム試聴 3


CMS Records web site  http://cms-records.biz
posted by えんこみ at 00:52| Comment(0) | TrackBack(0) | この一枚
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