2014年01月05日

なになに派って、、、。

5-3.jpg


 音楽のジャンルの話が続いていますが、音楽に限らず、ジャンルというか、分類上の呼び名みたいなものもありますよね、、、?

 例えば、絵画の世界でいう「〜派」というヤツ。 印象派という言葉は良く聞く言葉ですが、モネやゴーギャンなどフランス近代の画家達を、そういうひとくくりで呼んでいます。 音楽の世界でも、ラヴェルや、ドビュッシー、サティーを指して、同じ様に印象派と言っているわけですが、あれは後世の人達がそう呼んでいるだけで、多分音楽家や、絵を描いている人達が、「私は印象派です」とか、それに属しています、、、みたいな発言はしていないと思うんです。

 印象派に関しては、音楽も美術もほぼ同じ時代、同じ国で活動していたアーティストを指していうことが多く、全く根拠がないものではありませんが、あくまで、歴史上の位置、同じ時代の作風をさしているわけで、いずれにしても、本来芸術家が目指していた、表現を体現していることばではありえないわけです。

 ところが、新聞や雑誌など、ジャーナリズムの世界で、作品もしくは、作家の作風や、作品そのものを説明する言葉としては、これほど使い易い言葉はないのではないかと思います。でも、これは、人を見かけで判断する、という言い方で、カテゴライズの矛盾を説明したように、何何派と書くだけで、説明できてしまう様なものを、どんなアーティストもつくりあげているわけではないわけで、受け取る側は、かなり心して、言葉に惑わされない様にしなければなりません。

5-2.jpg


 しかし多くの人が、何何派ということを、一種の知識、教養の一部の情報として、頭の中に、アーティストが表現した作品そのものより、言葉として、明快に頭に刻み込んでいる場合が多いと思うんです。もちろん、作品を理解する上で、時代背景や、その時代の世相、などは、知っていて無駄な情報ではないでしょうし、いろいろ参考になる知識ではあるはずですが、決して表現しているそのものとは、無関係といっても良い程の意味合いしかないはずです。

 アートにいろいろな表現があるように、音楽や美術に関しても鑑賞のしかた、受け取り方ににはいろいろな方法があって良いはずですが、知識や教養と、感覚、感性は本来正反対のものであるはずです。 説明上手の評論家やジャーナリストは仕事柄、言葉をつくして、作品を解説したり、紹介する文章を書き、それが、公に広く流布するわけですが、そのことは、作品に関しては、ほんの説明程度の意味しかない事、表現者の領域には決して入っては行けない事である、ということを、我々は常に頭に置いて、情報を受け取らなければならないのだと私は、思います。

 今日は文章が固いですね、、(-_-;) 。 あすはもっと楽しく。


5-1.jpg


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。




CMS Records web site  http://cms-records.biz
posted by えんこみ at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/84586855

この記事へのトラックバック