2013年12月04日

2012年12月3日 What's New Bill Evans (昨日のブログ)

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 これは昨日のブログですが、もう今日のブログを更新しなければならない時間になってしましました。めげずにとりあえず昨日の分を更新して、今日の分もできるだけ早く書き上げたいと思います。

 11月12日以来の「この一枚」は、ジャズピアニスト、Bill Evans のアルバム、「What's New 」を取り上げたいと思います。

 とても有名なジャズピアニストBill Evans ですが、このコーナーはなぜか、初めて、、、初登場です。言わずと知れた名ピアニストビル・エヴァンスですが、リーダーアルバムのほとんどが、いわゆるピアノ・トリオ。ピアノ、べース、ドラムの編成のモノがほとんどです。
 他には、ソロピアノ、つまり無伴奏のソロのアルバムに、名盤といわれているものが、いくつかありますが、管楽器の入ったアルバムは数が少なく、一般にはあまり知られていないモノが多い様です。
 ゲストというか、サイドメンとして、特に50〜60年代にはいろいろなアルバムに参加して、結構売れっ子だったビル・エバンスですが、自分の名義のアルバムに管楽器、しかもフルートを参加させているものは、恐らくこれが最初で最後だと思います。

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 メンバーは、フルートはジェレミー・スタイグ、べースはエディーゴメス、ドラムはマーティー・モレルという布陣。フルート以外は1960年代後半から、70年代に、長い事レギュラーを勤めていたミューシャンです。
 演奏曲は、編成の珍しさに負けない程、当時の彼のレパートリーとはちがう曲が多く、これもファンにはある意味注目されるでしょうが、購入するには今ひとつ勇気がいるのかも知れません、、(^_^;) 。

 ここに収録されている音楽は、いつものエヴァンス氏に比べ、とてもアグレッシヴ、、、。有名な68年録音のモントルージャズフェステバルのライヴと近い日付ということも関係あるのか、勢いがあると言うか、激しく燃える演奏を展開しています。

 一曲目のモンク作、ストレート・ノー・チェイサーから、べース、ピアノ、フルートのユニゾンによるテーマで、緊迫感溢れるインタープレーが繰り広げられています。近年クラブ系リミックスの人気曲、スパルタカスを取り上げている一方、これもエヴァンスの演奏としては珍しい、ラヴァーマンなど、ブルースとならんでブルージー系の選曲も豊富で、聴く者を飽きさせない盛りだくさんの内容と途切れる事無い緊張感が、最初から最後までアルバムの雰囲気を支配しています。

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 エヴァンスの様な繊細なスタイルのピアノの場合、管楽器との相性が悪いと、魅力が半減してしまいますが、ここではとても良い化学反応が起きています。
 ジェレミー・スタイグの演奏スタイルは、極めて個性的で、ビバップでもなく、スイングでもなく、音色やアーティキュレーションが個性的な割には、音数はそれほど多く無く、それでいて十分に盛り上がる、実に不思議なスタイルです。

 このアルバムは一部のファンには涙ものの人気がありますが、一般には今一つ知名度がない作品です。しかし内容は本当に素晴らしく、まだお聴きになっていない方には是非一度聴いて頂きたい作品です。

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1. "Straight, No Chaser" (Thelonious Monk) – 5:40
2. "Lover Man" (Jimmy Davis, James Sherman, Roger Ramirez) – 6:19
3. "What's New?" (Bob Haggart, Johnny Burke) – 4:50
4. "Autumn Leaves" (Jacques Prévert, Joseph Kosma, Johnny Mercer) – 6:12
5. "Time Out for Chris" (Bill Evans) – 7:17
6. "Spartacus Love Theme" (Alex North) – 4:58
7. "So What" (Christopher Hall, Miles Davis) – 9:06

• Bill Evans - piano
• Eddie Gomez – bass
• Marty Morell – drums
• Jeremy Steig – flute

  Recorded January 30, February 3 & 5, March 11, 1969, New York City Recording Engineer Ray Hall


 

 好評のべースデュオシリーズ第二弾「Duologue」中島教秀、細川正彦Duo CD発売記念ツアーVol.1。
 関西から、ベーシスト中島教秀さんを迎えて九州内5カ所で行います。九州ではなかなか聞けない、名手の演奏を、お近くの方は是非おいで下さい。9/10火曜にもう一カ所演奏会場がふえました。お近くに方は是非!!

  / 7 Sat 佐賀 シネマテーク
/ 8 Sun 小倉 Big Band
/ 9 Mon 福岡 New Combo
/ 10 Tue 朝倉 ギャラリーカメヤ 〒838-0068 福岡県朝倉市甘木1058 Tel 0946-21-0022 7:30 〜
Album「Duologue」 試聴 You Tube


■ お知らせ 2
九州のFM熊本の「 everyday jazz」 という番組で、発売ツアーにあわせて、中島教秀 細川正彦 Duo 「Duologue』が放送されます。期日は、来週 12月2日(月)〜3日(火)それと、こちらは全国放送ですが、CSのミュージックバードでも近日中に「Duologue」がオンエアされます。<FM熊本 周波数> 熊本 77.4MHz 阿蘇 81.3MHz 南阿蘇 76.8MHz 小国 80.4MHz 人吉 82.0MHz 五木 81.3MHz 御所浦 78.4MHz 牛深 76.9MHz

CMS Records web site  http://cms-records.biz
posted by えんこみ at 22:39| Comment(0) | TrackBack(0) | この一枚
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