2013年09月22日

鍵盤楽器の為のパルティータ

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 今日は、5月4日以来のグレン・グールドネタ、、、。ヴァイオリニスト、ギドン・クレーメルの話題はもう 20回を越えていますが、ブログのカテゴリーをつくった割には、グールドの話は、まだ7回だけでした。

 グールド、と言えば、バッハ、、、というあまりにもお決まりの、論じ方しかされていないことが多く、このブログでは、あえて、彼のバッハのはなしは、あまりして来ませんでした。あんなにいろいろなバッハ以外の曲も録音して、なかなか良い演奏を残しているのに、ほとんど無視されているということに関しては、非常に残念でしかたありません。

 それもそうなんですが、グールド関係の書籍、や音楽関係者のグールドに関する文章をみると、ん〜、、、ナンでだろう?というか、ホントに理解して聴いているのか、、?と思うことがしばしばあります。極端な話をいえば、グールドという人は、名前と一部のバッハの演奏、奇行や個性的な発言ばかりが、クローズアップされて、本来の音楽家としての実像があまりにも曖昧にとらえられているいる様に感じてしかたありません。

 それらは、ほとんど、レコード会社や、メディアなどが、アルバムのセールスに有利だと思った情報ばかりを、世の中に出しているからだと思うのですが、、ほとんどの人が、それを真に受けているのだと思います。

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 多くのグールドを語っている人達は、どれだけの量のグールドの演奏の記録を聴いているのでしょうか? わたしの知り合いのなかにも、自称グールド好きと言っている人で、グールドってバッハ以外の曲も録音しているんですか、、?なんて言った人もいましたが、私は、いままで、「グールドが好きです」という人で、本当にグールドの事が好きで、いろいろと聴いているんだな、この人は、という人にまだあった事が、残念ながらまだありません、、。
 だから、この場をかりて、書きたいです、「本当のグールドファンのお友達募集中、、、!」グールドの話題で盛り上がれる人と、意見を交換してみたいです。似非(えせ)クールドファンお断りのグールドファンの集いとか、どこかでやっていないでしょうか、、?

 無論、グールドのいろいろな楽しみ方があっても良いと思うんですよ、、、(^_^;) 、でも「グールドが大好き」とかいって、話をしようとしたら、「じつはまだゴールドベルクしか聴いた事ないんですよ、、」という人がおおすぎます。それも。じゃあ古い方の録音と新しい録音とどちらが好きですか、、?と尋ねると、「えっ!何回も録音しているんですか?」とか言う人が多すぎます(実際には全曲録音は私の知る範囲ですが、ライヴも入れると3回)。そう言う人は、私はグールドのアルバムを聴いたことがある、、位にしておいて下さい、、(^_^;) 。

 図々しいですよ、グールドがかわいそうです。

 でもべつにゴールドベルクだけ聴いている人をばかにしているわけではないのですよ、、けして、、。 グールドはすばらしい、グールドを知っていれば、教養人みたいなイメージをメディアがつくり出しているのは知っていますが、それにそのまま乗せられているとは、、、。何だかな〜、、、デスよ!、、本当に。
 そういう人達が選挙の度に支持政党がころころかわって、投票しているんでしょうね、、。  今日はちょっと過激、、、?。
 
 あっ、パルティータの話は、明日のブログで、、、、、゜д゜) 。

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posted by えんこみ at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | Glenn Gould
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