2013年09月18日

ジャズ喫茶の音 2 昨日のブログ

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 ジャズ喫茶のオーディオは、あまり良い音をしていない事が多かった、、ということを昨日書きました、、。どれ位の方達に共感してもらえるかわかりませんが、これが当時の私のジャズ喫茶の音に対する、偽らざる印象です。
 
 私がその手のお店に出入りするようになった、20代前半、我が家には、それほど高級ではないが、私専用のオーディオシステムが一応ありました。ツーウエイのスピ−カーシステム、ダイレクトドライブのレコードプレーヤー、学生が使うには高級なカートリッジ、プリメインながら、優秀なフォノイコライザーを搭載し、高出力のパワー部をもったアンプ。ロジックコントロールのカセットデッキなど、いま思うとある程度恵まれた環境と言って良かったと思います。
 
 その音は、一言で言って、バランスの良い音、だったと思います。生意気にも高校生の時、秋葉原に行き、30種類くらいのスピーカーシステムから、試聴して選んだスピーカーは、予算より遥かに安い物で、、、販売店の店員に、若干どやされた、記憶があります。
 しかしそのスピーカーはその後、家庭用につくられたモノにも関わらず、都内のスタジオにモニターとして常備される様になりました。大きさが小さいので、低音はあまりでないのですが、位相特性がよく、へんな色付けが少ないスピーカーでした。

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 なぜか、素人にしては、比較的ニュートラルな音の感覚をもっていた、当時青年の私は、ジャズ喫茶に行って、その音を聴いて、少なからずビックリしました。それは、とにかくバランスが悪いんです。べースがやたら前に出て、大きい、ドラムのシンバルレガートはチンチキ、チンチキ派手にやかましく、、。
 軽く見積もっても、私の自宅のシステムの7~8倍はするであろう価格のシステムから出る音が、これ、、、??。

 昨日の文章で歪みっぽい音だったと、書きましたが、歪みが多いと、それほどヴォリュームの位置が高くなくても、うるさく聞こえてしまうんです。そのうえ、定位も曖昧で、ぼやけた音。幾つかのお店に行って、ほとんどのお店がそのような傾向で、疲れるので、だんだんジャズ喫茶には行かなくなりました。コーヒーなど飲み物も当時のジャズ喫茶は美味しくなかったですしね、、(^_^;) 。
 
 その後は、今のレコーディングエンジニアという仕事をするまでは、ほとんどジャズ喫茶には行きませんでしたが、いまになって、冷静に考えてみると、あの音の原因というものが、いろいろ見えて来ます。

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posted by えんこみ at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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