2013年09月08日

たまにはモーッアルト

 
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  9月3日以来のクレーメルネタ、まだ一週間はたっていませんね、、。バロックから、現代音楽まで、実に様々な曲を演奏するクレーメルですが、ある時期まであまり、モーツァルトを演奏していませんでした。
 録音は1984年のドイツグラモフォンが恐らく最初でしょう。バッハや、ベートーベンなどは何度も録音しているクレーメル、ホームランゲージもドイツ語なのだそうですが、彼の著書「琴線の触れ合い オーバートーン(1998)」でも、ある時期まで演奏するのを避けていた、、と書いてありました。
 理由は自分でもわからない、、みたいな事が書いてあった気がしますが(良く覚えていません)、、。でもさすがクレーメル、いざ演奏するとなると、超有名な作曲家、モーツァルトの曲でも、とても珍しい曲を選んでいます。 ピアノ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」これは、35歳でこの世を去った彼にしてみれば、割と晩年の30歳の時の作品です。

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 それと、一緒に入っている、ヴィオラと、ヴァイオリンのデュオもとても良く出来た曲ですが、どちらも、素晴らしい曲です。
この曲の演奏は、独特の雰囲気。禁欲的というか、曲とメンバー(アファナシェフ p カシカシアン va)のせいもあると思うのですが、天真爛漫なモーツァルト節というよりは、深遠な音楽が奏でられています。
 
 このあと長年の沈黙を破るかの様に、2000年にディベルティメント、 2003年にヴァイオリン協奏曲と、モーツァルトの有名曲に取り組んでいます。
 ディベルティメントがヨ−ヨーマ、コンチェルトがヴィーンフィル、アーノンクールと豪華メンバーで、クレーメルならではと言えるでしょう。
 
 特にコンチェルトはモーツァルトでは定評があるヴィーンフィルとヴィーン音楽に詳しい、アーノンクールとともにモーツァルトの時代の演奏法をとりいれて、普通の現代のモーツァルトの演奏とはひと味違う演奏をしていますが、私はこれが大好きで、独特のアーティキュレーションには、拒否反応が出る人もいるみたいですが、素晴らしいと思います。モーツァルトの名曲が、生まれ変わったような表情をきかせてくれます。

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■ドイツグラモフォン
1. ピアノ,ヴァイオリンとヴィオラのための三重奏曲変ホ長調K.498「ケーゲルシュタット・トリオ」
2. ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調K.423
3. 同変ロ長調K.424










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posted by えんこみ at 20:17| Comment(0) | TrackBack(0) | Gidon Kremer
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