2013年03月12日

メシアン : 幼子イエスに注ぐ20のまなざし この一枚vol.12 Piano Peter Serkin  Messiaen, Olivier : Vingt regards sur l'enfant Jésus

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 久しぶりに「この一枚」として、お気に入りのアルバムを紹介したいと思います。
ご紹介するのは、現代のフランスの作曲家(1992年没)オリヴィエ・メシアンのピアノ曲「幼子イエスに注ぐ20のまなざし」で、演奏者はピーター・ゼルキンです。
 
 熱心なキリスト教徒であった作曲者が、イエス・キリストの誕生を題材に書いた曲ですが、20曲、演奏時間約2時間という、桁外れの大作です。
 わたしは、ゼルキンのニューヨークでの、この曲の全曲の演奏会の録音を、たまたまFM放送で聞き、好きになりました。そのときがこの曲をはじめて聞いた時でしたが、それまでにもメシアンの他の曲は知っていたので、難解な曲の割には、すんなり入ってきました。
 すぐにアルバムを買おうと思ったのですが、そのときはなかなか手に入らず、結局手にはいったのは、随分後の事でした。

 わたしはこの曲の録音を3人のピアニストでもっていますが、これが一番好きです。今回この文章を書くにあったって、調べてみたら、この難曲を全曲録音しているピアニストは、ナンと25人もいるそうで、かなりびっくりしました。日本人も3人録音しています。
 難しい曲だけに、やりがいもあるのかも知れませんが、ピアニストという人種には、マゾヒストが多いのでは?と思いました(^_^;)。
 
 録音するのも大変ですが、この長い曲をコンサートで全曲演奏するのも、相当大変ではないかと思います。聞いて頂ければわかりますが、難しい曲ばかり書くメシアン氏の曲のなかでも、かなり難しい部類に入る曲ですし、何ページか楽譜を見た事があるのですが、譜読みだけでも相当大変な曲であることは間違いありません。

 ピーター・ゼルキンの演奏はとにかく驚くばかりの集中力と、目を見張る様な超人的なテクニックで、本当に素晴らしいです。
メシアンの音楽やピアノ曲を全く知らない方は、少し無謀かもしれませんが、これにいきなりトライして、聞いてみるのも面白いかもしれません。
CMS Records web site  http://cms-records.biz
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posted by えんこみ at 04:54| Comment(0) | TrackBack(0) | この一枚
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