2017年11月21日

中華料理、、、。

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 昨日のブログで、ドラッグストアにいったら、中国の人がお客さんでたくさん来るので、店員さんも中国の人がほとんどだった、、という話を書きました。

 中国といえば、私たち日本人に、もっとも馴染みがあるのは、中華料理。 中国料理とも言っていますが、これは、もちろん中国大陸で生まれた料理です。長い歴史の中で、当然日本という国にも中国の文化はいろいろと影響を受けていますので、料理もというか、食文化もそれないりに大陸の影響を受けています。

 一番私たちに馴染みが深いとものといえば、やはりラーメンですが、ラーメンはもはや、日本の料理といっても良いもので、中国の影響で、日本でつくられ、本場にはないタイプのレシピで、改良され、いまや、中国にも逆輸入されていて、日本にあるチェーン店が、あちらでも支店を出していたりします。

 これは、中国発祥の麺料理が日本人の創意工夫で、ブラッシュアップされ、本場でも受け入れられているという話です。 これは、ヨーロッパのクラシックや、アフリカの音楽の影響の元、アメリカでできあがったジャズという音楽が、日本をはじめ、世界の国で頻繁に演奏され、愛されている、、ということにも似ています。

 先ほど、中国からの観光客がたくさん沖縄だけではなく、日本各地にたくさん訪れているという話をかきましたが、彼らが日本に来て、何を食べているのか、、ということを考えると、意外にも日本の中華料理をほとんど食べていないんです。

 それは、せっかく旅行に来たのだから、わざわざ中華料理を食べなくても、良い、、という風に思っているということもありますが、実は、日本の中華料理は、中国大陸で食べられているものと、随分ちがう料理である、ということもある様です。

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 どういう風に違うのか、、というと、私が中国大陸に一度も行っていないので、はっきりと具体的なことを書けないのですが、かつて、中国から来た音楽家たちと仕事をして、親しくなったときに、彼らが言った言葉をはっきりと覚えています。

 それは、日本の中華料理は「中華料理じゃない」というもの、、、。

 つまり、中国で彼らが毎日食べていた、料理と随分味が違うみたいなんです。
 私の知っている範囲で言うと、たとえば、ラーメンというか、中華そばの麺は、日本では黄色っぽくて、コシがあり、縮れていることも多いのですが、あちらでは、全くそうではなく、白くて、まるで冷麦のようなもので、コシもあんまりないものが多いです。私は大陸は行ったことはないのですが、台湾は何度か行ったことはあって、麺もたくさん食べましたが、平打ちのものも含めて、小麦粉にかん水などを入れて、コシや硬さを出したものはとても少ないです。

 とは言っても、広い中国大陸ですから、地方によっても全く違う味付けや材料でつくられているのでしょうから、これが中華料理だ、、とか、これは中華料理ではない、、といような明確な基準がどれだけあるのかは、はっきりとは言えないのかもしれませんが、、。

 かつて仲良くなった中国の演奏家で、湖南省出身の打楽器奏者がいたのですが、彼が言うには、「日本の中華料理は醤油の味ばかりする、、」という言葉がありました。

 湖南省は中国の東南部の内陸の地方なのですが、四川省のお隣、、。 なので、唐辛子を多用するらしく、四川料理に使う唐辛子は湖南省で、栽培されたものが多いそうです。その彼が言った、「醤油の味ばかりする」という言葉は、例えば、豚の角煮とか、野菜炒めとか、という料理では、醤油を一切使わないということでした。

 醤油の味がしない、野菜炒めや、豚の角煮というと、全く想像がつかないのですが、かつて福岡にいたときに食べた、山東省から来た人たちが作った料理でも、炒め物は全く醤油の味がしなくて、塩分は塩だけだったので、その、打楽器演奏家が言ったことはあながち嘘ではないのかもしれません。

 なので、そういう日本風の中華料理(?)は、大陸から来た多くの人たちに、馴染みがない、、あるいは、旨さを感じない料理、、いいかえれば、本場の中華料理とは、違うタイプの料理であるという可能性は高いので、それを食べることはしないのでないのかな、、と思います。

 これは、アメリカに行って、日本料理店にいって、なんだか訳のわからない料理を食べたという話も聞きますが、そういう類の本場の人たちにいわせれば、よくわからないアレンジがされているという事なのかもしれません。

 私の仕事に関係のある話で言えば、アメリカのレコーディングエンジニアが、日本のニューミュージックの録音とミキシングした時に、「どうして、フォークソングみたいなコード進行なのに、ファンクみたいなリズムの伴奏がついているのか理解できない、、」という疑問をもったという話を聞きましたが、そういう感覚に近い話なのかもしれません。

 ニューミュージックの歌詞が日本語で理解できない、、というならわかりますが、リズムやアレンジに関しても理解できない、不思議な音楽だ、、と感じることは、中国の人が、豚の角煮に、なんで、醤油味がするんだ、、?という感覚に近いものがあるのかもしれません。

 こういう、文化的な誤解みたいなことで、新しい料理や、音楽が出来上がる事があって、そのこと自体には面白みがある話ですが、それぞれのルーツを知っている人にとっては、そのように面白がってばかりもいられない話なのかもしれません。

 
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posted by えんこみ at 20:35| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
日本において「中国料理」が中国大陸の味。
「中華料理」は日本人用にアレンジされた中国料理と考えていいと思います。
Posted by ブルースバカ一代 at 2017年11月22日 12:38
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