2017年08月24日

昔のアナログ盤の話


スマートフォンでこのブログをご覧のみなさま、右上の『PC』ボタンをタッチすると過去のブログや他のカテゴリーにアクセスし易くなります。もしくは、スマートフォン用のページの下の方の、Track Backの右どなりのところをクリックすると、他のカテゴリーにアクセスすることができます。このブログは毎日更新しています。


24-1.JPG


 昨日のスクラッチノイズの話ですが、音楽のジャンルによっても、気になる、気にならないというのは、異なるところがありますよね、、。 リズムの強烈な音楽というか、ベースとドラムが常になっている、音楽の場合、スクラッチノイズは、あんまり気になりませんが、クラシックのシンフォニーとかで、とても音が小さくて、木管楽器や、弦楽器の長い音符が出ているところで、プチッとか、バチっとなると、雰囲気は台無しになります。

 あと、曲の間の静寂のところにも、ノイズが入ると、よろしくない、、、。こういうのって、全く気にならない人もたくさんいるとは思うのですが、、。 私の場合仕事柄というのもあります。

 例えば、録音した音源で、曲の残響というか、楽器の音がだんだん小さくなっていく場面で、何かしらの雑音が入っていると、やはりそれは、なんらかの方法で、取り除きたい、、というか、取り除かなければならない、、と職業的に思ってしまいます。

 プチッとか、バチっという雑音でも、音量の大小がありますが、現代の録音現場ではなくても、そういう音が商品としての音楽の中に入っていると、製品としては売ることができないはずだったんですよね、、。

 ところが、購入した後、レコード盤に針を落としたり、なんらかのゴミとか埃とかがあったり、細かい傷がつくと、それがノイズになって出てしまう。 白い布に、何かインクが飛んで、小さなブツブツができてしまうみたいな感じですから、新品にそれがあると、返品の対象になりますが、買ってからはそういうことはよくあることで、しょうがない、、というのが、アナログレコードの時代の慣習だったわけです。

 それに比べたら、いまのCDや、ファイルによる販売は、そういうノイズとは無縁な、限りなく、マスターテープに近いメディアということができますよね、、。

24-3.JPG


 買ってしばらくしてからノイズが出てきたレコードをいちいち交換していたら、レコード屋さんもレコード会社も、、商売になりませんから、その辺はもちろん放置されていました、。

 アナログ盤のスクラッチノイズに関しては、当時は、日本でプレスしたものに関しては、とてもノイズが少なかったのですが、アメリカから輸入した直輸入盤を、安く買った物に関しては、盤質が悪いものもたくさんありました。スクラッチノイズは、傷だけでなく、静電気で、発生することも多いですから、静電気が発生しやすい盤の材質というのもあったのかもしれませんし、日本は湿度が高いので、静電気が帯電しにくいということもあったのかもしれません。

 新品を、ジャケットから出して、ターンテーブルの上に乗せた時に、一面に埃がついていたり、盤面が反っていたり、その埃の為に、プチプチというノイズが最初から出ていたり、、。 いろいろと、粗悪な商品は、安い輸入盤にはたくさんありましたが、少ないお小遣いで、より多くの盤を購入したい、、という欲求がありましたから、その辺は、ある程度我慢していましたね。

 当時、国内盤が2500円していた頃に、1800円とか、ジャケットの端っこが斜めに切り落としてある、カット盤と呼んでいましたが、そういう安売りする為の輸入盤は980円とか、880円だったので、盤質に関しては、多くは望めなかったということだったと思います。

 それから、新品のまだ状態が良い、スクラッチノイズが出ていない盤を、長持ちさせる液体を、盤面に散布する、、という商品もありました。 そういう商品が出ても、なにか、盤面に塗りつけるみたいなことは、気持ち悪かったので、それをしてはいませんでしたが、放送局でそれを使い出したという話を聞き、使ってみましたが、それなりの効果がありましたね、、。

 値段が高いものだったので、すべての盤にはつけませんでしたが、お気に入りの盤や、音楽的にノイズが目立つと気になるものには使っていました。

 まだ、アナログ盤を聞いていた頃、昔それを散布した盤は、何十年も経っていても、ノイズが少ない気がしましたので、効果はちゃんとあったのだと思います。

 本当は他に書きたいことがあって、偶然始まってしまったスクラッチノイズとアナログ盤の話ですが、何気に続いていますので、明日も書いちゃいます、、(笑)。

24-2.JPG


日記(1354)

音楽(81)
エンジニアの独り言(62)
アルバム紹介(6)
この一枚(34)
Gidon Kremer(42)
Glenn Gould(27)
最近食べた麺(103)
ピアノと調律師、そしてピアノの演奏者について (4)
ランダム再生の楽しみ(2)


 アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで、2016年3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
 試聴用ムービーはコチラ@

お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
■アルバム試聴 1 アルバム試聴 2 ■アルバム試聴 3

CMS Records web site  http://cms-records.biz
posted by えんこみ at 19:18| Comment(0) | TrackBack(0) | エンジニアの独り言
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180765861

この記事へのトラックバック