昨日は久しぶりに、「この一枚」という、オススメのCDアルバムを取り上げるブログを、去年の9月以来書こうかな、、と思いながら、「蝶」の話のブログになってしまいましたが、「やっぱり書こう(きまぐれ)」ということで、「この一枚」の34回目。
「この一枚」というこのコーナーは、このブログを始めてすぐの2012年の12月から書いていますが、前回は去年の9月で、ずいぶん前に書いていて、かなり久しぶりです。
今日取り上げるのは、GLenn Gould のアルバムで、このブログには、「GLenn Gould」というカテゴリーもつくってあるのですが、まあ、今日は 「この一枚」の方で、紹介したいと思います。
Gould が演奏しているのは、1895年ドイツ生まれの作曲家「Paul Hindemith」のピアノソナタです。このブログでは度々ヒンデミットの話を書いていて、← 検索してみたら、かなりの数がありましたので、興味のある方はどうぞ。
GouldはかなりHindemith が好きみたいで、ピアノソナタだけでなく、管楽器のソナタを自身のピアノ伴奏で、何曲も録音しています。Hindemith という人は、ちょと変わっていて、オーケストラで使われる、ほとんどの楽器の協奏曲を書いていて、自身はビオラや、ヴァイオリン、クラリネット、ピアノなどいろいろな楽器を演奏家として演奏していたみたいです。
GLenn Gould は、カナダ人で、一生カナダに住んでいましたが、なぜかドイツ系の音楽が好きで、皆さんもご存知の通り、バッハや、ベートーベン、モーッアルトなどをたくさん録音していましたが、 Hindemith や、新ヴイーン学派の作品もたくさん録音していて、彼のドイツ贔屓は、かなりのものです。
Gould はコンサート活動をやめ、録音に専念した活動をしていましたが、いろいろな曲を飛び飛びで録音していることが多く、この Hindemith のピアノソナタも、一番は1966年10月、2番が1973年2月、3番は、1967年1月と、録音年月日はバラバラです。 ついでに書くと、録音場所も、1番と3番はニューヨークで、2番だけカナダのトロントで録っています。
私は大好きなのですが、 Hindemith の人気と知名度は低く、ほぼ同時代の作曲家、Stravinsky などと比べると異常に低いのが、全く理解に苦しむわけですが、Gould のような演奏家が、ちゃんと取り上げてくれているということは、こころ強いということも言えますが、Gould は知名度があっても、なぜかGould のファンは、私に言わせれば、似非(エセ)が多くて、Bach それも有名なアルバムばかり聴いていて、他に数多ある素晴らしい作品群に見向きもしないところがあるので、とても歯がゆく思っています。
この機会に、Gould の演奏した、素晴らしい作曲家 Hindemith の作品を是非聴いてほしいと思います。
Hindemith は、ピアノ協奏曲の類も何曲かのこしていますので、Gould の演奏で聴いてみたいところですが、残念ながら録音はないようです。 いや〜久しぶりに音楽の話が書けましたが、ちょっとお宅すぎる話で、したね、、。
明日は「最近食べた麺」でも書こうかな、、、って言っても、どうなるかわかりませんが、、。
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問い合わせ (株)ライスウイング Tel:096-351-3288
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