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昨日のブログで、パソコンからFacebook ページへの投稿ができなくて、問題が解決していない、、という文章をのせましたが、書き終わって、試しにアップしてみると、それが出来てしまいました。
パソコンの問題かと思っていましたが、やはりサイトの問題なのか、、、。 よくわかりましぇ〜ん、、(´o`; 。 今日のはアップできるのかな、、?。
ところで、今日は久しぶりのピアニスト、グールドのはなし、、。ブログを書き始めて、4年弱の間に25回書いていますが、もう亡くなっている人なので、新たに書くことはもう、あんまりない、、と思っていたのですが、ある方のFacebook への投稿で、某放送局の番組がYouTube へアップされているのを知り、試しに見てみよう、、と見始めたところ、最後まで見てしまいました。
あれがいつ放送された番組なのかはよくわからないのですが、何回かの連続モノで、全部で、一時間半くらいのモノでしたが、それなりに興味深かったです。
グールドに関する、書籍は沢山出ていて、内外の色々な人が、彼について書いていますが、わたしはそれをあんまり読んではいません。
そのテレビ番組で、興味深いな、、と思ったところは、彼が、スタジオで演奏した録音を、エンジニアと一緒に、実際にテープを切って、編集しているところでした。
しかも、それは私が彼の録音のなかでも一番好きな、Bach のイギリス組曲の制作現場でした。編集作業は、今なら、デジタルで、簡単に切ったり貼ったりすることができるわけですが、当時はハサミで、ちょん切るという、とてもアナログな作業。切ったテープをスプライシングテープという白い、セロテープみたいなもので、つなげます。
その映像で、実際の切り貼り作業は、グールドは指示を出すだけで、エンジニアがやっていましたが、後には彼自身が直接テープにハサミを入れていた、ということを、読んだ事がありますが、本当にたくさんのテイクの中から、曲を小節単位で切り貼りしているのがわかりました。 楽譜を見ながらの作業ですが、これをプロデューサーやエンジニアではなく、演奏家が直接やる、というのは、当時では珍しかった事なのかもしれません。
あともう一つ印象に残っているのは、そのイギリス組曲の演奏の収録時に、何度も曲のひき始めをやり直しているのですが、そのテンポが毎回違う事でした。編集をするなら、なおさらのことですが、テンポに関しては、ハッキリと決めて、演奏して録音しているのかと思いましたが、意外と、そうではなく、即興的に演奏するスピードを決めて録音しているというところは、想像とちがうところでした。
それから、これは、エンジニア的な、マニアックな見方ですが、録音するテープは、6ミリ(4分の一インチ)幅のテープで、倍の12ミリ(2分の一インチ)幅のテープではなかったということです。
グールドのイギリス組曲の録音は、1970年代ですから、まだまだデジタル録音が始まる前の時代なのですが、かなり音質が良い録音なので、わたしは、12ミリのテープに録音しているのかと思っていましたが、まだそれが開発されていなかったのか、それとも他の理由なのか、、?。
まあ、それにしても、Glenn Gouldが、この世を去って30年以上も経つわけですが、未だに色々な映像が出て来たり、番組が制作されているということが、彼の影響力の強さを感じさせます。
クラシックの演奏家にも関わらず、積極的にテクノロジーを使って自分の作品を表現していた、というところは、本当に先進的なアーティストだったのだな、、と思います。
当時の世界経済の上昇気流にのって、米国メジャーレーベルのCBSが、彼にとって、コンサート活動に替わる収入源となる、有利な契約を、グールドと結んだ、ということも、彼の様なアーティストの存在を是認する条件の一つだったと言えるわけで、現代ではなかなか実現することが難しい次元の話だなと、思います。
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2016年10月21日
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