2016年07月31日

スミマセン、m(_ _)m、まだグールドの話ですが、、。

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 というわけで、ボ〜っとした頭を、Glenn Gould の演奏による、Bach の Goldberg Variationsを聴きながら、覚醒させつつ、久しぶりにグールドについて書いていますが、自分で、文章に書いた以上に、1980年のスタジオ録音のゴールドベルクを聴いていたら、頭が冴えて来ました。

 バッハの音楽を聴くと、頭が冴える、、ということは、いろいろな人が言っている事ですが、今回はてきめんの効果がありました。 そんな頭の状態で、1980年のスタジオ録音のゴールドベルクの録音を最初から最後まで聴いてみつつ、グールドについて書き始めたら、筆が止まらない、、というか、指が止まらない状態になってきました。

 ついでに、、、と言ってはなんですが、1959 年のライヴ録音(ザルツブルグ音楽祭の)を久しぶりに聴いてみました。そして正にそのついでに、携帯プレーヤーに、その音源を入れ込みました。その音源を聴きながらこの文章を聴いていますが、モノラル音源の昔のライヴなので、どうかな、、?と、改めて聴く前に想像していた危惧は、冒頭のアリアから吹っ飛びました。

 テープのサーというノイズと共に出てくる、グールドの音楽、、いや、バッハと言う人のつくった曲に、心底共感し、惚れ込んだ物だけが、卓越した技術をつかって音として、この世に発するバッハの頭の中の音楽の再構築行為は、音質という足かせを吹き飛ばす、彼独特の勢いと、存在感が物凄いです。

 これは、チャーリー.パーカーの音源を聴いた時ととても似ている、「音質や、時代を越えた何か、、」を感じる演奏です。 これは、グールド以降、いろいろな演奏家がゴールドベルクを演奏、録音していますが、それらのどれもが越えられない、世界ではないのか、、?と私には感じさせます。

 もちろんそれらのすべてを聴いたわけではありませんが、かなりの枚数をチェックしても、冒頭の集中力というか、音楽力みたいなものが、ほとんどの演奏で、全くグールドの演奏に比べて、散漫に感じると、いわざろうえないことは間違いありません。

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 やはり、好きこそモノの上手なれ、、ということなのでしょうが、グールド以外のピアニストたちが、決してイヤイヤ、ゴーグドベルクを演奏しているわけではないと言う事は、間違えないとは思うのですが、やはり、グールドのバッハに対する、共感というか、愛というモノは、かなり他の演奏者達とはケタが違うと言う気がします。 その証拠に、現代のピアニスト達の多くは、グールドよりも優れたテクニックをもっていると思いますし、研究や、訓練は、決して彼に劣ることは無いと思うのですが、音楽の説得力は、グールドという、音楽家を前にすると、明らかに落差を感じざろう得ません。

 結局は「愛」なのか、、、?、、という何ともアナログな、身もふたもない論理としては、ナンダカナ〜という話になってしまいますが、何度聴いても、そうとしか思えないというところが、グールドの演奏にはあると思うのです。 

 そういう、彼のバッハに対する興味や、共感が、大きく彼の演奏に力を与えているというところは、どう考えても、否定できないわけですが、それ以外にも、グールドという人の音楽というか、録音に対する心構え、というか、執念というものは、他の演奏者とは明らかに違う気質を感じます。
 
 それは、録音に対する考え方です。 つまり、グールドは、録音の為の演奏ということに強い意志ももって臨んでいるのに対して、他のほとんどのピアニストは、コンサートの延長線上に、録音を考えている気がします。

 コンサートで弾く様に、ミスがなく、落ち着いて、プレイするという、ある意味当たり前のそれ自体なんにも問題が無い心構えで、多くのピアニストが録音に取り組んでいるのに対して、グールドは、あきあらかに、マイクの向こう、、、すなわち、スピーカーの前で聴いている聴衆に向かって演奏している、、という意気込みというか、なにか、一種の達観した様な姿勢を、私は感じます。

 ほとんどのピアニストは、バッハの大曲を前に、ドキドキしながら、解釈や、技術的なことを、しっかり脇をかためて、ある意味自然体からは、ほど遠いスタンスで、一世一代のパフォーマンスを行っている様に感じるのですが、グールドの場合、基本姿勢のなかに、「自分のやりたい様にやる、、」という良い意味での開き直りみたいな、姿勢も感じます。 そういった、天然系の演奏スタイルが、彼のつくりだす音楽に、確実に力を与えている、、、私には、そう感じます。

 文章長い、、、デスね、、( ⌒-⌒; )。

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明日です!! 2016年 8月1日に、九州熊本で、CMSレコード主宰 細川正彦の演奏があります。アルバム「In a Spring Time」のサキソフォン奏者、伊澤隆嗣も参加します。

 メンバー 伊澤隆嗣 as ss 古庄昇龍 b 鐘ヶ江貴裕 ds  細川正彦 p
 熊本 スイング 〒860-0806 熊本県熊本市中央区花畑町10-10 中山ビル096-356-2052

 九州ローカルの、アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。

  CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、
中島教秀「Duologue」

シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→
 試聴用ムービーはコチラ@

お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。


 CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。  
 もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
                               
■アルバム試聴 1 アルバム試聴 2 ■アルバム試聴 3

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posted by えんこみ at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | Glenn Gould
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