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昨日の分のブログを、翌日の夕方近くに書いていますが、今日は久しぶりの雨が降っています。それほどの雨量ではなさそうですが、空は曇っていて、日差しはナシ。 おかげで、湿度は高いですが、気温は30℃を切っていて、過ごし易いです。
今週はずーっと頭がボーッとしていましたが、結局週末までそんな感じ、、。いろいろと、先の予定とか、近いところにある用事とか、アレやコレやと、ボーッとした頭で考えていたら、余計に頭が混乱して、訳がわからなくなってきました。
そんな頭の状態を緩和しようと、めずらしく、Glenn Gould の演奏による、Bach の Goldberg Variations を聴きながら文章を書いていますが、なかなかいい感じで、頭が覚醒してきました。 私がいつも聴いているのは、かれのGoldberg Variations の3つの録音の中の、最後のもの。
1955 1959 1980 という3つの録音のうち、なぜ、最後の1980年のものをよく聴いているのか?。「それはですね、やはり、グールド最晩年の円熟というか、解釈の成熟感かというか、、」なんていう、月並みな、クラシックお宅的な蘊蓄(うんちく)とかとは、全く関係ありません (⌒0⌒ゞ 。
ちなみに、レコーディングエンジニアとして、オーディオ的な見地から書くと、1955 1959 のレコーディングは、時代が古いので、モノラル録音ですが、1980 年の録音は当然ステレオ録音で、しかも、初期のデジタル録音。アナログのモノラル音源の早い方の2作と最後の一作とは、オーディオ的には随分違う環境です。
音楽的な側面から、それらの音源について書けば、以前にも少しだけ書きましたが、1955年の録音は、実質的なグールドのデビュー録音的な作品であると同時に、当時は珍しかったピアノに依るバッハ作品の録音の先駆け的な作品です。
それ以前もバッハをピアノで録音するピアニストはいた事はいましたが、ほとんどが小品で、長いものでも、イタリア協奏曲など、それ程長く無いものがほとんど。 グールードはその後、パルティータ1〜6番や、平均律など、長い曲集をアルバムにする事にかなりの労力をかけますが、そういった、ピニストに依る、バッハへの取り組みは、グールドから始まった、、と言っても良いのではないのか、、と私は推察しています。
ポリフォニックなバロック時代独特それもかなり複雑フーガも含むバッハの作品は、強弱が自在に出せるが故に、ピアノと言う楽器で弾くと、物凄く各声部を独立して聞こえる様に演奏する事はかなり難しく、例えオルガンや、チェンバロで、それらの曲を演奏する事ができても、ピアノで、それを表現する事は並大抵の事ではない、、ということは、恐らく当時からほとんどのピアニストが知っていたと思うので、バッハの大曲をピアノで取り組むということを避けていたと思うのです。
そう言った事情から、バッハや、バロック時代につくられた曲はピアノで弾くものではない、、という一種の常識が、出来上がってしまったのだと思います。
次のブログに続く、、。
2016年 8月1日に、九州熊本で、CMSレコード主宰 細川正彦の演奏があります。アルバム「In a Spring Time」のサキソフォン奏者、伊澤隆嗣も参加します。
メンバー 伊澤隆嗣 as ss 古庄昇龍 b 鐘ヶ江貴裕 ds 細川正彦 p
熊本 スイング 〒860-0806 熊本県熊本市中央区花畑町10-10 中山ビル096-356-2052
九州ローカルの、アーティストの活動を紹介する テレビ番組「美の鼓動」( 九州産業大学提供 テレビ西日本制作 ) にCMSレコード主宰 ピアニスト細川正彦が出演しました。放送は九州のみで3月20日(日曜)午前11時45〜で終了していますが、オンエア後は、このYouTube の→「美の鼓動」 か、放送局(フジテレビ系 TNC テレビ西日本)のホームページ(http://www.tnc.co.jp/kodou/ )で見る事ができます。
CMSレコード最新作、伊澤隆嗣 as,ss Quartet 「In a Spring Time」の試聴用 PVができました!。好評発売中!!二span> →べースデュオシリーズ好評発売中、
第一弾、納浩一「Little Song Book」
第二弾、中島教秀「Duologue」
シリーズ第三弾(完結編)
船戸博史、細川正彦デュオ「Harvest Moon」絶賛発売中〜 ( ^ ^ )/ 。→ 試聴用ムービーはコチラ@
お知らせ アマゾンの表示に間違いがあり、「Harvest Moon」が購入できないかの様になっていましたが、こちらのURLから購入して頂けます。キャットフィッシュレコードさんhttp://www.catfish-records.jp/product/17672をはじめ、その他のweb ショップでは、いままでどおり、ご購入いただけます。
CMSレコードのアルバムが全て、web site のネットショップへのリンクからご購入頂ける様になりました。お好みのアルバムを是非ポチッと、、。You Tube による試聴リンクも NEWS のページにあります。
もしくは下のリンクからも試聴できます↓。
■アルバム試聴 1 ■アルバム試聴 2 ■アルバム試聴 3
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2016年07月30日
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